Wordで表の線を消す方法｜消しゴムで完全削除 or 線を透明にする

Wordで表の線を消すには2パターンがあります。

それは「消しゴムで完全削除」か「線を透明化」の2つです。

状況に応じてどちらが最適なのか、本記事で確認してください！

Wordで表の線を消す方法｜消しゴムで完全削除 or 線を透明にする

冒頭でお伝えしたように、表の罫線を消す方法には次の2パターンがあります。

どんな基準で選択すればいいのか、結論は下図のとおりです。

罫線の完全消去	セルを結合したいとき or セルが結合しても構わない
透明な罫線	セルを独立して残しておきたい

といってもおそらく、ピンとこない方も多いと思います。

以下では2つの使い方を説明しながら説明していきます。

どちらを選択すればよいのか一緒に見ていきましょう。

Wordで表の線を消す方法その１：消しゴムで完全削除

表の罫線を完全消去するには消しゴム機能を利用します。

ただし、消しゴムで罫線を消去するとセルが結合されるという特徴があります。

ちょっとわかりにくいと思うので、実際に消しゴムで罫線を消しながら見ていきましょう！

まず表内の任意の場所にカーソルを当てます（表内のセルであればどこでもOK）。

そして、レイアウトタブ＞罫線の作成グループ＞消しゴムを選択してください。

カーソルが消しゴムマークに変わります。

この消しゴムを罫線上に置いてクリックしてください。

すると下の画像のように罫線が消えます。

このとき、下図の赤い部分は結合されたセルとして認識されます。

そのため、セル結合したい場合は消しゴムで罫線を消しましょう。

Wordで表の線を消す方法その２：透明な罫線

透明な罫線の場合、見た目上は非表示なだけで実際はそこに存在しています。

なかなかイメージしにくいと思うので、実際に操作していきましょう。

例として、下の表の赤い部分を非表示にしていきます。

まず表の任意の場所にカーソルを当てます（表内であればどこでもOK）。

そして、テーブルデザインタブ＞飾り枠グループで罫線なしを選択してください。

すると、カーソルが筆マークに変わります。この筆マークを罫線上に置いてクリックします。

そうすると罫線が点線となります。Word上ではこれで非表示扱いになります（印刷しても表示されません）。

罫線を非表示にしたら各セルを見てみましょう。

下図のように各セルに改行コードが表示されているのでセル結合されていないことが分かります。

実際に文字を入力してみましょう。セルの挙動は、罫線を非表示にする前とまったく同じですね。

『罫線を消したいけど、セルの独立性は維持したい』という場合は、透明な罫線（罫線なし）を選択しましょう。

まとめ）Wordで表の線を消す方法

以上、Wordで表の線を消す2つの方法を説明しました。

表と罫線は密接に関係しているので、ぜひマスターしておきたいですね。

『罫線の完全消去』か『透明な罫線（罫線なし）』なのか、状況に応じて選択してください。