Wordファイルの新しいページを下に追加｜『改ページ』と『セクション区切り』

Wordファイルの新しいページを作りたいとき、改行を連続してませんか？

それだと『私はWordが苦手です！』と告白しているようなもの！

Enterキーの連打で新しいページを追加すると、新たな文言を付け加えたときに、それ以降の文章や図表が下にズレてしまいます。

もっとスマートな方法で新しいページを下に追加しましょう！

Word文書の新しいページを下に追加する方法

Word文書で新しいページを下に追加するときのポイントは、『改ページ』または『セクション区切り』です。

改ページに苦手意識を持つ人は多いのですが、いざやってみると大して難しくありません。

これを機会にマスターしちゃいましょう！

改ページは新しいページに強制的に移動したいときに使用します。

一方、セクション区切りは改ページと同様に新しいページに移動するのですが、それに加えてページ毎に余白や印刷の向きを変えることも可能です。

セクション区切りでは、2ページ目をA4サイズの縦向き、3ページ目をB5サイズの横向きといった細かい設定をページごとに指定できます。

つまり、改ページとセクション区切りはどちらも新しいページに移動するという機能がありますが、『ページ毎の設定ができるかどうか』が異なります。

どちらか迷ったら、セクション区切りを選べば間違いありません。

それでは実際に、改ページとセクション区切りを使った表紙の挿入方法を見ていきましょう！

改ページでの表紙の挿入方法

新しいページに移りたい場所にカーソルを置きましょう。

そして、レイアウトタブ＞ページ設定グループ＞区切りをクリックします。

改ページを選択してください。

以上の操作でカーソルは新しいページに移動します。

そして改ページの挿入箇所には次のようなマークがついています。これで完了です！

改ページマークは印刷されませんのでご安心ください。

セクション区切りでの表紙の挿入方法

新しいページに移りたい場所にカーソルを置きましょう。

そして、レイアウトタブ＞ページ設定グループ＞区切りをクリックします。

次のページから開始を選択してください。

以上の操作でカーソルは2ページ目に移動します。

そしてセクション区切りの挿入箇所には次のようなマークがついています。これで完了です！

セクション区切りマークは印刷されませんのでご安心ください。

まとめ）Word文書の新しいページを下に追加する方法

以上、Word文書の新しいページを下に追加する方法をお伝えしました。

『改ページ』または『セクション区切り』を利用すれば、Word文書の新しいページを下に追加する作業がとてもスムーズにできます。

また、文章や図表を追加しても、それ以降の新しいページ内のズレも起こりません。

ぜひご活用ください！