文章だけでは伝わりにくい内容でも、写真を加えることで直感的に理解できます。
とくに、ワードに写真を貼り付ける方法を知っていると、レポートや資料が一気に見やすくなって周囲の評価もアップします!
例えば、報告書に写真を入れたりプレゼン資料に図解を添えると、見栄えや説得力アップです

見せ方ひとつで評価がグッと上がります!
とはいうものの、「ワードで写真を複数並べようとしたら、思い通りに動かずレイアウトがズレてしまった……」とお悩みの方も多いようです。
これは、Wordの初期設定では画像が「文字」と同じ扱い(行内設定)になるからです。
しかし、実は「表」を活用したり、「オブジェクトの配置機能」を少し工夫するだけで、誰でも一瞬でズレない配置が作れます。
- Wordに写真を複数枚、綺麗に並べる2つの神ワザ(表・配置機能)
- 挿入した画像がマウスで自由に動かない原因と対策
- 印刷時やファイル保存時にレイアウトが崩れるのを防ぐ設定
しかし、初めての人にとってはなかなか難しいものです。私自身、最初は1枚ずつ配置したもののの、レイアウトが崩れて、「Wordって使いにくい…」と頭を抱えたことがあります。
マニュアル通りにいかなくて悩む無駄な時間を一気に減らし、見栄えの良い資料をサクッと完成させましょう!
【時短】ワードで複数の画像を一気に貼り付け(一括挿入)する方法


ワードで資料を作成するとき、たくさんの写真を1枚ずつ順番に挿入していませんか?
枚数が多いと、何度も同じ操作を繰り返すことになり、非常に時間がかかってしまいます。
実は、ワードで複数の画像を一気に貼り付けする(一括挿入する)簡単な方法があります。この時短ワザを覚えれば、大量の写真もわずか数秒でまとめて文書内に取り込むことが可能です。
複数の写真をまとめて挿入する手順
まず、写真を貼り付けたい箇所にカーソルを合わせてください。
そして、挿入タブ>図グループ>画像ボタンをクリックしてください。


プルダウンメニュー内のこのデバイスを選びましょう。


そして、貼り付けたい写真を保存しているフォルダを開きます(写真の保存フォルダの場所は人によって異なります)。
このとき、Ctrlキーを押しながら左クリックすると複数画像を同時に選択できます(選択状態になると青く反転した状態になります)。
貼り付ける画像を選択状態にしたら、挿入ボタンを押しましょう。


これで、選択したすべての写真がワードの画面に一気に貼り付けられます。
以上の手順により、最初にカーソルを置いた場所に写真を貼り付けることができました。
【注意】一括挿入した直後は写真が縦に並ぶ
この方法を使うと、写真は元のサイズのまま、上から順番に縦一列に並んだ状態で挿入されます。
また、挿入された直後の写真はすべて自動的に行内という配置に設定されているため、文字と同じ扱いになります。


そのため、この状態のままではマウスで自由に横へ動かしたり、並べ替えたりすることができません。
複数の写真を綺麗に横並びにしたり、思い通りのレイアウトに整えるためには、写真の配置設定(文字列の折り返し)を変更する必要があります。
なぜ動かない?ワードに貼り付けた写真の配置を自由に動かすコツ


ワードに写真を貼り付けしたとき、「狙った場所に写真が移動してくれない」「マウスでドラッグしても全く動かない」というトラブルに高確率で遭遇します。
一括挿入した直後も同様で、貼り付けた写真が自由に動かせないのはなぜ?と疑問に思う方は非常に多いです。
動かない原因を一言でいうと、ワードの初期設定にあります。原因を正しく理解し、簡単な設定を1つ変えるだけで、写真はいつでも自由自在に動かせるようになります。
貼り付けた写真が自由に動かせない理由
ワードに挿入された写真は、最初の状態では行内という配置に設定されています(下図)。


行内とは、写真を「1つの大きな文字」として扱うワード独自の仕組みです。文字と同じ扱いになっているため、1文字分のスペースに固定されてしまい、マウスで好きな場所に引きずって移動させることができなくなっています。
この固定された状態を解除して写真と文字を独立させるため、文字列の折り返しという設定を変更します。
次の章で詳しく説明します。
文字列の折り返し:写真の配置をマウスで自由に動かす設定
文字列の折り返しによって写真の配置をマウスで自由に動かすには、以下の手順を行ってください。
まず、挿入した画像を選択状態にします。選択されると、写真の周囲に○印が表示されます。
図の形式というタブが新たに表示されるので、このタブをクリックして、文字列の折り返しの中から四角形か前面を選択しましょう。


ちなみに、この四角形と前面の違いは以下のとおりです。
- 四角形・・・文字の回り込み
-
「四角形」は、画像の周囲に文字が回り込むように配置されます。そのため、文字と画像が共存するレイアウトを簡単に作成できます。
たとえば、チラシや本のようなレイアウトが可能です。


- 前面・・・文字の上に画像を重ね
-
「前面」は、文字の上に画像を重ねて配置できます。画像と文字が独立して動くので自由に配置できますが、画像により文字は隠れます(下図参照)。


特別な理由がなければ、四角形でよいでしょう。
そうすると、↓の動画のように、マウスドラッグで写真を自由に移動できます。
この設定を「四角形」か「前面」に変えた瞬間から、写真をマウスでドラッグするだけで、いつでも好きな場所へスムーズに動かせるようになります。
『折り返し設定』を変更するのが面倒…という方は、初期設定自体を『四角形』に変更しておくのがおすすめです。具体的な手順は、以下の記事で詳しく解説しています。
これで写真の配置を自由に動かす準備が整いました。
次の章では、本記事の目玉である、ワードで写真を複数並べるコツをお伝えしていきます。
それでは実際に見ていきましょう。
ワードで複数の写真を綺麗に並べる2つの神ワザ


ワードで写真を横に並べるとき、マウス操作だけで1枚ずつ配置しようとすると、微妙に上下がズレたり隙間が不揃いになったりして、なかなか綺麗に並びません。
ワードで複数の写真を綺麗に並べるには、手作業で調整するのではなく、ワードの標準機能をうまく活用するのが一番の近道です。
写真を並べたい枚数や資料の目的に合わせて使い分けられる、2つの具体的な方法を解説します。
方法①:枚数が多いときにおすすめ!「表(テーブル)」を使った自動整列
複数枚の写真をWordに貼り付ける方法①は、「表への挿入」です。
文書の中に「表(テーブル)」を作成して、そのマス目の中に写真を入れ込んでいくので、たとえば、4枚や6枚などの写真を縦横にきっちり整列させてワードで写真を複数並べる時など、最も簡単で綺麗に仕上がります。
この方法を使えば、ワードがセルの幅に合わせて自動的に写真を配置してくれるため、レイアウトが崩れる心配がありません。
印刷するときには表の枠線を透明にできるので、見た目も非常にスマートです。
まずは画像を挿入する表を作っていきます。
挿入タブ>表グループ>表ボタンを押してください。


今回は縦2枚・横3枚に写真を配置したいので、2行×3列の表を作成しました。


これでWord上に次のような表が作成されます。
マス目のなかに写真を挿入することにより、自動的に配置される仕組みです。


しかし、自動で写真を配置するためにはもう一工夫する必要があります。
というのは、このままで写真を挿入すると、写真のサイズに合わせて表のサイズが変化してしまうからです。つまりこんな感じになっちゃうんです。


よく見ると、かろうじて2行×3列の表になっていますが、う~ん…。
こうなっている理由は、写真のサイズに表を合わせているからです。
表のサイズに写真を合わせるよう設定していけばキレイな配置になります。
まず、表全体を選択状態にしてください(下図参照)。


そうすると、レイアウトというタブが新たに表示されます。これを選択して表グループ内のプロパティをクリックしましょう。


表のプロパティ画面内のオプションボタンをクリックします。


表のオプション画面が表示されるので、自動的にセルのサイズを変更するのチェックを外してOKボタンを押してください。


これで必要な設定は完了しました!
あとはマス目内にカーソルを合わせて画像を挿入するだけです。
実際に写真を挿入していくとこんな感じになりました。


これでも悪くはないのですが、表の枠線が気になるのでこれを消していきましょう。→ 📝Word 罫線を消す方法|罫線の削除メニューや消しゴム
まず、表全体を選択します。


ホームタブ>段落グループ>罫線ボタンを押してください。


プルダウンの中から枠なしを選択します。


これで完了です。
画面上には位置がわかりやすいように薄い点線が表示されますが、実際の印刷時やPDF出力時には枠線は完全に消え、写真だけが美しく並んだ状態になります。


さて、一連の作業は以上で完了ですが、ご覧のとおり、写真によっては高さが不ぞろいになってしまうこともあります。
写真の縦横比を崩したくない場合は、その写真の高さ or 幅のいづれか一方のサイズだけを他の写真と同じにしましょう。
つまり、高さか幅のどちらかが他の写真と異なりますが、そこは妥協が必要です。
なお、高さ or 幅の調整は、図の形式>サイズグループから数値指定で正確に変更できます。


もしくはトリミングする方法もあります。この方法では写真の一部を削除することになりますが、サイズは他の写真とキレイにそろいます。
図の形式>サイズグループからトリミングを行ってください。下図のように画像の周りにある黒い印をマウスドラッグするとトリミングできます。


↓の動画のようなやり方でトリミングしてみてください。
これで複数枚の写真をWordに貼り付けることができました。
「うまくいかない・・・」という方はこちらの記事をご覧ください。
実際に使ってみた感想
私自身も最初は写真を自由に動かそうとしてもズレてしまい、並べ直しに時間がかかりました。
Wordを使い始めの頃は特に、表を利用するなんて思いもよらないですよね。
しかし「表を使う」方法を覚えてからは、一瞬で整列できるようになり、資料作成の効率が格段に上がりました。
特に発表用のスライドや報告書に写真を多く使う人には、強くおすすめできる方法です。
方法②:2〜3枚の配置に便利!「オブジェクトの配置機能」で揃える
横に2枚、あるいは3枚だけWordで写真を横に並べたいという場合は、表を作るよりも「オブジェクトの配置機能」を使って、写真同士の基準線をカチッと自動で揃える方法が手軽でおすすめです。
この配置機能を使うことで、手作業で目を凝らしながら微調整する手間が一切なくなり、一瞬でプロのような美しいレイアウトが完成します。
まず、上記の方法で画像を挿入して、それぞれの画像を前面に設定しておきます。


そして、2枚を同時選択してください(Shiftキーを押しながらクリック)。うまくできない時はこちらの記事をどうぞ→ 📝Wordで図形や画像を選択できないときの対応方法


図の形式タブ>配置グループ>オブジェクトの配置ボタンを押しましょう。


プルダウンメニューの中から状況に応じた配置メニューを選択してください。今回は上揃えを選んでみました。


すると、↓のように2枚の画像の上の位置がピッタリそろった配置になります。


状況に応じて、表を使うのかオブジェクトの配置を使うのか選択してください。
このオブジェクトの配置は3枚くらいまでなら比較的簡単ですが、それ以上の枚数を並べる場合には手間がかかりますのでご注意ください。
「上揃え」以外の配置方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→ 📝Wordで図形の位置合わせ|複数の図形を自動でキレイに揃える
また、無事に写真を複数並べることができたら、次は「写真の横に綺麗に説明文を配置するレイアウト」に挑戦してみましょう。
テキストボックスを組み合わせることで、まるで雑誌のような読みやすいビジネス書類が作れるようになりますよ。
→ 📝写真の横に文字を配置する方法|文字列の折り返しとテキストボックス
ワードで複数の画像を同じサイズ(大きさ)に一括で揃える方法


ワードの中に複数の写真を並べたとき、それぞれの画像の大きさがバラバラだと、どんなに綺麗に整列させても雑な印象の資料になってしまいます。
「ワードで複数の画像を同じサイズにするにはどうしたらいいの?」と悩む方も多いでしょう。
写真の角をマウスでドラッグして1枚ずつ手動で大きさを調整しようとすると、微妙にサイズがズレてしまい、余計に時間がかかってしまいます。
そんなときは、ワードで画像を複数選択して、サイズ指定の数値を直接入力する一括変更ワザを使いましょう。手作業よりも圧倒的に早く、1ミリの狂いもなくすべての写真の大きさを完璧に統一できます。
複数の写真の大きさを一発で統一する手順
まず、サイズを揃えたい写真をすべて同時に選択します。キーボードの Shift キー(または Ctrl キー)を押しながら、ワード上の写真を順番に左クリックしていきます。
これで複数の画像が同時に選択された状態になります。


画像が複数選択されると、画面上部に「図の形式」タブが表示されるので、ここをクリックします。


画面の右端にある「サイズ」グループに注目してください。ここには「高さ」と「幅」を入力するボックスがあります。


揃えたい「高さ」または「幅」のどちらか一方のボックスに、希望する数値(例: 40 mm など)を半角で入力し、キーボードの Enter キーを押してください。


これだけで、複数選択していたすべての写真の大きさが、指定した数値に一括で切り替わります。
手作業で1枚ずつ大きさを合わせる不毛な作業から完全に解放される、実務で必須のテクニックです。
縦横比を崩さずにサイズを揃えるための注意点
写真を一括で同じ大きさにするときは、基本的には「高さ」か「幅」のどちらか一方だけを指定するのが綺麗に仕上げるコツです。
ワードの初期設定では、画像の縦横比を固定する設定(縦横比を維持する)が有効になっています。
そのため、たとえば「高さ」の数値だけを指定すれば、写真が横に引き伸ばされて歪んだりすることなく、元の縦横比を保ったまま「幅」も自動的に計算されて縮小・拡大されます。
もし、元々の写真の縦横比(スクエア、4:3、16:9など)がバラバラな場合は、サイズを揃えても幅や高さが少しだけ違って見えてしまうことがあります。
その場合は、前述した「トリミング機能」を組み合わせて、あらかじめ同じ比率に切り抜いておくと、縦も横も完全に一致した美しい並びになります。
Wordで複数の画像を1つにまとめる(グループ化)手順


ワードで複数の写真をせっかく綺麗に並べたのに、その前後の文章を少し編集したり改行を入れたりした拍子に、写真の配置がバラバラに崩れてしまった経験はありませんか?
ワードの書類内でレイアウトを崩さないためには、並べ終えた複数の画像をバラバラのままにしておくのではなく、すべての画像を繋ぎ合わせて1つの大きなオブジェクトとして固定してしまうのが正解です。
これには、Wordで複数の画像を1つにまとめるには「グループ化」という機能を使います。画像を1つの塊にしておけば、文章が上下に動いても写真の位置関係がずれることはもうありません。
複数の画像を1つのかたまりにグループ化する手順
まずはグループ化して1つにまとめたい写真をすべて選択します。キーボードの Shift またはCtrlキーを押しながら、並べた写真を順番にクリックしていきます。


すべての写真が選択された状態で、画面上部の図の形式タブをクリックします。
配置グループの中にある「オブジェクトのグループ化」ボタンを押してください。


プルダウンメニューからグループ化を選択します。


これで、バラバラだった複数の画像が1つの大きな枠で囲まれ、完全に1つにまとまります。
1つにまとまった後は、マウスで動かすときも全体のレイアウトを保ったまま一瞬で移動できるようになります。
【超重要】グループ化がグレーアウトして選択できないときの対処法
「写真を選択してグループ化のボタンを押そうとしたけれど、メニューが灰色(グレーアウト)になっていてクリックできない!」というトラブルがよく起こります。
この現象が起きる理由は、選択している写真の中に、初期設定のままの「行内(文字と同じ扱い)」になっている写真が混ざっているからです。
→ 📝Wordで図形や画像を選択できない・グループ化できないときの対応方法
ワードの仕様上、行内設定になっている画像が含まれていると、画像を重ねることやグループ化をすることができません。
もしグレーアウトしてしまった場合は、グループ化したいすべての写真の「文字列の折り返し」を、あらかじめ必ず「前面」や「四角形」に変更してください。
すべての写真が文字から独立したオブジェクトに変わることで、グループ化のメニューが正常に明るく表示され、カチッと1つにまとめることができるようになります。
Wordに写真を貼る際によくあるトラブルQ&A


ワードで写真のレイアウトや複数枚の整列を行っていると、解説通りに進まなかったり、予期せぬエラーが起きたりすることがあります。
ここでは、実務で特によくあるトラブルとその解決策を、質問形式(FAQ)で分かりやすくまとめました。
当ブログでは、写真の配置だけでなく、ビジネス実務で今すぐ使えるWordの基本操作から効率化ワザまでを網羅した完全ガイドを用意しています。
スキルを総合的に高めて「脱・初心者」を目指したい方は、ぜひチェックしてください!
📝 総合トップ記事:Wordの使い方講座|基本操作を覚えて脱・初心者! ≫
まとめ)ワードで写真を複数並べるときは「表」と「配置」を使いこなそう


ワードで写真を複数並べる作業は、初期設定のままだとレイアウトが崩れてしまいがちですが、適切な機能さえ使えば誰でも簡単にキレイな資料を作成できます。
最後に、この記事で解説したズレない貼り付け方のコツを振り返りましょう。
- 多くの写真を整列させたいときは「表(テーブル)」を作成して枠線を消す
- 2〜3枚の写真をサクッと揃えたいときは「オブジェクトの配置機能」を活用する
- 画像の大きさがバラバラなときは、複数選択してサイズ数値を直接入力する
- レイアウトが完成したら、仕上げに「オブジェクトのグループ化」で位置を完全に固定する
これらのテクニックを順番に実践していけば、ワードでの資料作成に要する時間を大幅に削減でき、見栄えの良い書類がサクッと完成します。
ぜひ今日からの実務に取り入れてみてください。
💡 スキルを一生モノにするために
今回のような操作も単発で覚えるだけではすぐに忘れてしまいます。AIで解決はできても毎回調べるのは正直面倒ですよね。
- 毎回調べるのに時間がかかる
- 同じミスを何度も繰り返す
- 仕事をもっと効率よく進めたい
一度きちんと整理しておくと、日々の作業効率が大きく変わりますよ🚀


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