Wordファイルの変更履歴を表示しない保存方法にはちょっとしたコツがあります。
本記事の順番で行えば必ず、Wordファイルの変更履歴を非表示にできます。

設定したはずなのに、なぜか変更履歴が表示されるんだけど…
もちろん、変更履歴は記録され続けているので、必要に応じて表示させることも可能です。
変更履歴の表示/非表示でお困りの方は下記の内容をぜひご覧ください。
1~2分もあれば完了です!
なお、その他のWordに関する基本・便利ワザは、Wordの使い方講座|基本操作を覚えて脱・初心者!をご覧ください。
それではさっそく見ていきましょう!
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Wordファイルの変更履歴を表示しない保存方法|デフォルト非表示にする
まず最初に、説明のために↓の画面をWordの『編集画面』と呼ぶことにします。

Wordファイルの変更履歴を表示しない保存方法の概要は次のとおりです。
- 編集画面で変更履歴を非表示にする
- プライバシーオプションで変更履歴の表示をオフにする
上記の順番で設定していけば、変更履歴を表示しないようにファイルを保存できます。

なぜか履歴が表示されるんだけど…
こんなお悩みの方はおそらく、上の手順1を飛ばしているのではないかと思います。
冒頭をお伝えした、Wordファイルの変更履歴を表示しない保存方法のコツはつまり、手順1なんです。
それでは実際の手順を説明します。
手順1:編集画面で変更履歴を非表示にする
まず、Wordの編集画面で校閲
タブ>変更履歴
グループのすべての変更履歴/コメント
ボタンをクリックします。

変更履歴/コメントなし
を選択してください。

そうすると、編集画面からコメントが消えます。

これで手順1は完了です。
続いて手順2に移りましょう。
手順2:プライバシーオプションで変更履歴の表示をオフにする
まず、Wordの編集画面にあるツールバーのファイル
をクリックしてください。

左サイドメニューのその他
>オプション
を選択します。

そして、トラストセンター
>トラストセンターの設定
をクリックします。

ファイルを開くまたは保存するときに、非表示になっている変更履歴/コメントを表示する
のチェックを外してOKボタンを押しましょう。

これで次回起動時も変更履歴の表示がオフになります。
変更履歴を再表示させる方法
変更履歴を非表示にしたものの、状況によっては再表示させたいこともあります。
そんな時は以下のように操作してください。
編集画面の校閲
タブからすべての変更履歴/コメント
をクリックすると、記録された変更履歴が表示されます。

しかし、注意ポイントが一つあります。

以下の点に注意してください!
上記のようにすべての変更履歴/コメント
をクリックして再表示させると、変更履歴のデフォルト非表示が無効になります。
それを回避するためには再度、変更履歴/コメントなし
をクリックして変更履歴を非表示にしてからファイルを保存してください。

これで次回Word起動時も変更履歴は非表示のままになります。
なおこの場合、最初に行った手順2の設定はそのまま有効になっているので、あらためて手順2を行う必要はありません。
ちょっとややこしいですが、注意してくださいね。
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まとめ)Wordファイルの変更履歴を表示しない保存方法
以上、Wordファイルの変更履歴を表示しない保存方法をお伝えしました。
上記の手順1がデフォルト非表示にするコツですので、忘れないように設定してください。
また、変更履歴を再表示したら必ず非表示に戻すようにしてくださいね。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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