ビジネス文書に「社外秘」や「SAMPLE」などの透かし文字を入れるのは珍しいことではありません。
こういうやつです

しかしこの透かし文字、どうやって作ればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか?

なんか難しそう…
もしかして、文字列を入力したテキストボックスを回転させたりしていませんか?
実はもっと楽チン・キレイに作成する方法があります。もちろん、文字内容も好きなようにカスタムできます!
そこで本記事では、Word文書の透かし文字の作り方や削除方法をお伝えします。
なお、その他のWordに関する基本・便利ワザは、Wordの使い方講座|基本操作を覚えて脱・初心者!をご覧ください。
それではさっそく見ていきましょう!
『今さらこんなこと聞いてくるなんて…』
そう思われるのが怖くて質問できなかった経験、1回はありますよね。
OfficeソフトやPCスキルに不安があるならスクール利用が効果的です。

最大70%のキャッシュバック制度あり!

- 大手通信企業の元SE
- 業界歴15年のWeb解析士
- 携わったSNSは約100件
- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Word文書の透かし文字の作り方と削除方法

Word文書の任意のページに透かし文字を入れると、その前のページにも透かしが入ります。
また、白紙ページに透かしを入れた後に文字や画像を挿入できますし、文字や画像を挿入したページに透かしを入れることも可能です。
今回は、文字や画像を入力済みのページに透かし文字を入れていきます。
まず、デザイン
タブ>ページの背景
グループ>透かし
をクリックしてください。

そうすると、下図のようなウィンドウが表示されるので、ユーザー設定の透かし
を選びます(もちろん、テンプレを選んでもOKです)。

ユーザー設定の透かし
を選んだら、テキストをチェックしてください。
上から三段目のテキストはプルダウンになっていますが、ここにカーソルを当てればお好きな文字を入力できます。今回は『SAMPLE』と入力します。
その他の項目はお好みでどうぞ。

そうすると、
のような透かし文字の完成です!
無事、透かし文字を入れられましたか?
これはWordの隠れた便利機能といえます。
いざというときに役立つスキルなので、作り方を知っていると重宝がられますよ!
透かし文字の削除方法
透かし文字を削除したい場合は、先ほどのカスタム設定画面を開きます。
そして、なし
を選択すればOKです。

これでWord文書のすべてのページからから透かし文字が消えます。
ぜひお試しください!
透かし文字の移動・サイズ変更
透かし文字は移動やサイズ変更も可能です。
しかし、テキストボックスや図形などの移動やサイズ変更の方法とは少し異なります。
実は、ヘッダーとフッターの編集モードから操作するというちょっと特殊な仕様なんです。
それでは実際のやり方を見ていきましょう!
まず、文書のどのページでも構わないので、ヘッダー部分をダブルクリックします。

そして、透かし文字の周辺にマウスカーソルを移動させます。そのとき、十字矢印になるポイントがあるので、そこで一回クリックしてください。

そうすると、下図のように透かし文字の周囲に丸いポイントが表示されます。

上の状態で再びマウスカーソルを動かして、十字矢印になるポイントを探してください。
十字矢印になったら、左クリックを押しっぱなしで透かし文字を移動できます。
丸にマウスカーソルを当てると、サイズの変更が可能です。
上記のようにすると、透かし文字の位置とサイズの変更ができます。

番外編:透かし画像のやり方
『透かし』は文字だけでなく画像も可能です
やり方は上記の要領と同じなのでそれほど難しくはありません。
この画面でユーザー設定の透かし
を選択しましょう。

図
にチェックを入れて、図の選択
をクリックします。

あとは、図の挿入元を選べばOKです。

ちなみに、図を透かすとこんな風になります。
面白い雰囲気が出ています!

透かしというよりは、背景画像の意味合いが強いかもしれませんね。
『データ分析を頼まれたけど、どうやればいいの…』
市場調査や売上データを分析したり説得力のある企画書を作成できれば、より高度な業務に携われます。

キャリアの分岐点は今!
そこでおすすめなのが、プロから実践的スキルを学べるPCスクールです。
仕事終わりやスキマ時間に学べるオンライン講座も充実しています。
「憧れの仕事に挑戦したい・将来の選択肢を広げたい」と考えるなら、今が学び始める絶好のタイミングです。

スクールの資料を取り寄せて、じっくり比較検討するのもアリです!
全国200校以上、1,000超のコースから検索
まとめ)Word文書での透かし文字の作り方と削除方法

以上、Word文書の透かし文字について、作り方と削除方法をお伝えしました。
透かし文字はテキストボックスでも実現できるのですが、ちょっと手間がかかります。
作業効率をアップさせるためには、上記の透かし機能を利用してササっと仕上げてしまいましょう!
それではまた、次の記事でお会いしましょう!

質問は気軽にコメントへ!
【関連記事 (クリックで展開)】
90本以上の基本・便利ワザ!
文字列
その他の便利ワザ
- Wordのバージョン確認
- 編集画面の2分割
- Word チェックボックスの作り方
- 右揃えタブによるリーダー線の引き方
- スペース(空白)記号の表示・非表示
- ビジネス文書の挨拶文や案内文
- ファイルのパスワード設定方法
- パスワードの解除方法
- あまり知られていないWordの翻訳機能
- ダークモードの設定
- 切り取り線の入れ方|ハサミ印を付けるとより本格的に!
- Wordの拡張子について|その種類や変換方法
- 禁則処理の意味・設定・解除
- 文書に記載した日付の自動更新
- ルーラーの使い方
- ファイルの差分比較
- ナビゲーションウィンドウの使い方
- 名前を付けて保存する方法
- 縦三点リーダー(⋮)やハンバーガーメニュー(≡)の出し方
- Wordの読み上げ機能|文章を自動で読み上げる&録音する
- Word文書をメールで送る方法
- Wordファイルを白黒印刷
- Wordの上書きモード解除
- Wordのブックマークの使い方
- Wordファイルを両面印刷する設定
コメントはお気軽にどうぞ!