Wordを使う上で意外に知らないのが余白設定の方法です。
レイアウト
タブ>ページ設定
グループ>余白
をクリックすれば設定できるのですが、多くの方はデフォルトで印刷しているため、余白設定を意識したことはないかもしれません。

細かい余白設定は意識したことないかも…
しかし、片側だけ余白を広げたり、全体的に余白を狭めたりするなどの調整方法を知っておくと、色々と重宝する場面が出てきます。
以下ではその方法を見ていきましょう!
なお、その他のWordに関する基本・便利ワザは、Wordの使い方講座|基本操作を覚えて脱・初心者!をご覧ください。
それではさっそく見ていきましょう!
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Wordの余白設定|印刷物の上下左右の余白を調整する!
まず最初に、Wordにおける余白とは下図の距離を意味しています。

この余白設定には2つの方法があります。
それは、いくつかのプリセット(あらかじめ設定されている値)を利用する場合と完全手動で設定する場合です。
- プリセット
- 手動
どちらの場合も設定画面を表示させる方法は同じです。
レイアウト
タブ>ページ設定
グループ>余白
をクリックしましょう。

するとメニュー一覧が表示されます。
この中から、プリセット値または手動設定を選択してください。

本記事ではそれぞれの方法について見ていきます。
プリセットによる余白の設定
プリセットによる余白は簡単!
メニューの中から作成する文書にちょうど良い余白を選択するだけです。
Wordが自動で調整してくれるので最もおススメといえます。

標準がもっとも見やすいのですが、状況に応じて狭い/広いなどを選択してみて、違和感がないかどうかを確認してみてください。
手動による余白の設定
手動による余白はユーザー設定の余白
を選びます。

そして以下のウィンドウから各項目の値を設定してください。

状況に応じて狭い/広いなどを選択して、違和感がないかどうかを確認してみましょう。
なお、余白は若干程度多い方が見やすいようです。
余白が多めに取ってあると、ページを開いた時の印象がスッキリしていて、見出しやコピー、絵や写真が視界に入りやすく、情報を理解しやすくなります。
反面、余白が少ないとページいっぱいに情報が詰め込まれて書かれているように見えるため、読み手は「情報が多すぎてどこを見ればいいか分からない」「情報を押し付けられているようで困惑する」「読む気が失せる」と感じてしまいます。
引用:冊子製本ブックホン:【Word】余白の設定方法|読みやすく洗練された紙面は「余白が多め」が基本!
特に、社内文書などでは見やすさは大事な要素の一つです。
見やすい書類は『あいつ、デキる!』という印象を与えることもできます。
普段から見やすさを意識して文書を作成しましょう!
ページごとに余白を設定

少し特殊な使い方になりますが、余白はページごとに調整することもできます。
例えば、全10ページからなる文書のうち、4ページ目だけ他のページとは異なる余白を設定することも可能です。
そのためにはセクション区切り
という設定が必要になります。
セクション区切り
は改ページと似た機能があり、新しいページを作成することができますが、それに加えてページ毎に余白や印刷の向きを変えることも可能です。
まず、他のページとは異なる余白を設定したいページの前ページにセクション区切り
を設定してあったらしいページを作ります。
たとえば、4ページ目だけに異なる余白を付けたい場合は、3ページ目の最後尾にセクション区切り
を設定します。
そして、レイアウト
タブ>ページ設定
グループ>区切り
をクリックします。

次のページから開始
を選択してください。

これで異なる余白を付けたい4ページ目が生成されます。
セクション区切りの詳細については以下の記事をご覧ください。
関連記事Word文書の新しいページを下に追加する方法|『改ページ』と『セクション区切り』
あとは、生成した4ページ目でユーザー設定の余白
ウィンドウを表示させて、各項目の余白値を設定してください。

まとめ)Wordの余白設定|印刷物の上下左右の余白を調整
以上、Wordの余白設定方法についてお伝えしました。
派手な文字装飾や係り受けの紛らわしい文章などは絶対に避けましょう。
読みやすい書類を作成すれば、周囲からの評価が急上昇するのは間違いありません。
『データ分析を頼まれたけど、どうやればいいの…』
市場調査や売上データを分析したり説得力のある企画書を作成できれば、より高度な業務に携われます。

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それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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