おそらくあなたは、『word ページ番号 表紙以外』『word ページ番号 3ページ目から』のようなキーワードで検索してこの記事をご覧になっていると思います。
そしてすでに、表紙・目次・本文から構成されたWord文書が完成していて、そこにページ番号を付与したいのではないでしょうか?

ページ番号の特殊な設定って難しそう…
解決方法はいくつかありますが、最もわかりやすいものをお伝えします。
念のため、元ファイルをコピーしておくことをおススメします。
なお、その他のWordに関する基本・便利ワザは、Wordの使い方講座|基本操作を覚えて脱・初心者!をご覧ください。
それではさっそく見ていきましょう!
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Wordでページ番号を表紙以外に!3ページ目から・途中からでもOK

今回用意したサンプルは次のようなWord文書です。
表紙・目次・本文から構成されています。

今からお伝えする方法で、本文1ページ目からページ番号1を付与していき、本文2ページ目にはページ番号2が自動的に付与されるというものです。
それではさっそくやっていきましょう!
まず、番号を付け始めるページの前ページ(上の例では目次ページ)の最後にカーソルを置いてください。

そして、レイアウト
タブ>ページ設定
グループ>区切り
をクリックします。

次のページから開始
を選択しましょう。

下の画像のようなセクション区切り
という印が挿入されます。

なお、セクション区切りについては以下の記事をご覧ください。
そうすると、本文ページの前に空白が生まれてしまいます。この空白をDelete
やBacspace
などで消して調整してください。

これで下準備が整いました。いよいよ、ページ番号を付与していきます。
全体的な流れは以下のとおりです。
まず文書全体(表紙から本文2ページ目)にページ番号を付けた後、表紙と目次のページ番号を消して、番号を振りなおしていきます。
ポイントは前と同じヘッダー/フッター
という機能です。
このあたりに注目してご覧ください。
3ページ目からページ番号付けるキモは『前と同じヘッダー/フッター』
まず、文書全体にページ番号を付与します。
本文1ページ目のフッターをダブルクリックします。

挿入
タブ>ヘッダーとフッター
グループ>ページ番号
をクリック。

今回は以下のように、ページの下部
>番号のみ
を選択しました。ここはお好みに応じて選んでください。

これで全ページのフッターにページ番号が入り、表紙にページ番号1が付きますが、この段階ではそれでOKです。
そして、ヘッダーとフッター
タブ>ナビゲーション
グループ内の前と同じヘッダー/フッター
をクリックしてOFFにしましょう(デフォルト状態でONになっています)。

前と同じヘッダー/フッター
がOFFになると↓の画像のように、ボタンの色が薄いグレーから白に変わります。

この状態で目次ページのフッターをダブルクリックしてください。
するとページ番号が編集可能になるので、Delete
やBacspace
で消しましょう(目次ページだけでなく表紙のページ番号も同時に消えます)。
さて、ここでいったん、今の状態を確認してみましょう。
表紙と目次のページ番号が選択的に削除されているはずなので、こんな感じになっていればOKです。

あとは、本文1ページ目のページ番号を1からスタートさせれば、本文2ページ目のページ番号は自動的に2となりますね。
そこで、本文1ページ目を表示させてから、挿入
タブ>ヘッダーとフッター
グルプ>ページ番号
をクリックしましょう。

プルダウンからページ番号の書式設定
をクリックしてください。

開始番号
にチェックを入れて、1を入力します。

これでWordでページ番号を表紙と目次以外の3ページ目から付与することができました。

同様の方法を使えば、2ページ目からなど、その他の途中からのページでもOKです。
さて、ここまでは基本的な使い方をお伝えしてきましたが、実際の業務はもっと色々ありますよね。
たとえば、こんな悩みを抱えたことはありませんか?
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市場調査や売上データ分析など説得力ある資料を作成できれば、より高度な業務に携われます。そのためには体系的な学習が必要です。
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まとめ)Wordでページ番号を表紙以外に付ける方法
以上、Wordでページ番号を表紙以外に付ける方法をお伝えしました。
全体的な流れが分かりにくいと思いますが、セクション区切り
と前と同じヘッダー/フッター
あたりの意味を理解して操作を進めてください。
そうすれば各手順の意味が分かってくるので、色々なカスタムも可能になってきます。
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それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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