Wordで書類を作成していると、フォントを一括変更しなければいけないことがあります。
パッと思いつく方法としては全選択→フォント変更ですが、もうちょっとスマートにやりたいものです。
そこで本記事では、Wordファイルのフォントを一括変更する方法をお伝えします。これなら書類に統一感が出ます!
この方法を知っていると、その他の場合にも応用が利くので便利ですよ!
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一瞬でフォントを置換!Wordで本文のフォントを一括変更して統一する方法
もっとも簡単なフォントの一括変更は、Ctrl
キー+A
キーで文字の全選択を行って、任意のフォントを選択する方法です。
手っ取り早くて簡単だからこれでいいや!
しかし一つ問題が!
上記の方法だと、それ以降に入力する文字は結局、変更前のフォントのままです。
新たに入力した文字列には変更後のフォントが適用されません。
つまり、『文字の全選択→フォントを選択』を繰り返すことになるのでちょっと面倒…。
そこで、フォントやサイズなどを変更したら、以降入力する文字も変更後のフォントになるようにするのがスマートです。
Wordファイルなら、標準スタイル
と検索と置換
のどちらかの方法でフォントを一括変更するのがおススメ!
以下ではこれらを詳しく説明していきます。
標準スタイル機能による、Wordファイルのフォント一括変更
まずは標準スタイル
を適用してWordのフォントを一括変更する方法を紹介します。
この標準スタイル
とは、書式の一括設定を行うための機能ですが使ったことがない人が大多数ではないでしょうか。
そこで、↓のようなフォントで記載されたファイルを一括変更していきます。
ホーム
タブ>スタイル
グループ>標準
を右クリックしてください。
変更
を選びましょう。
スタイルの変更
ダイアログが表示されます。この中から書式
の各項目を設定すると、フォントだけでなくサイズや色なども変更できます。
ちなみに、変更
ボタンによりさらに細かいカスタムが可能です。
そして今回は上記の方法により、かなり極端なフォントや色に変更してみました。
比較的わかりやすい方法だったと思います。
このやり方を覚えておけば困ることはないでしょう。
ぜひお試しください!
検索と置換で一括変更
フォントの変更は検索と置換
でも可能です。
たとえば、特定の文字列だけに適用しているフォントを、他のフォントに変更したい場合などに威力を発揮します。
下のサンプル文書では全体的に游明朝 (本文のフォント - 日本語)
を使用し、赤い文字列にだけHGP創英角ポップ体
を適用しています。
この赤い文字列のフォントを游明朝 (本文のフォント - 日本語)
に一括変更していきましょう。
まずCtrl
キー+H
キーで検索画面を出します。
そして下図のように検索する文字列
の欄をクリックしてください。カーソルが点滅すればOKです。何も入力する必要はありません。
その後、書式
ボタンを押してください。
すると、プルダウンメニューが出てくるので、フォント
を選択してください。
そして、置換対象のフォント(置換前のフォント)を下図のように入力後、OKボタンを押しましょう(フォント名の入力はコピペできます)。
すると検索と置換のダイアログボックスに戻ります。書式の表示が↓のようになっていればOKです。これで全行程の半分が終わりました。
さあ、ここからが後半部分です!
再び検索と置換
ダイアログボックスに戻って、置換後の文字列
をクリックした後(カーソルが点滅すればOK。何も入力する必要はありません)、書式
ボタンを押します。
プルダウンメニューが出てくるので、フォント
を選択してください。
そして、置換後のフォントを下図のように入力後、OKボタンを押しましょう(フォント名の入力はコピペできます)。
すると検索と置換のダイアログボックスに戻ります。書式の表示が↓のようになっていればOKです。これですべての準備が完了しました!
あとは、すべて置換
を押せばフォントの置換が開始されます。
すると、下のようにフォントが変更されたこと(赤字の部分)が分かります。
以上でフォントの設定は完了です。
特定のフォントだけを変更することができましたか?
特定フォントを選択的に変更する方法はあまり知られていませが、サンプルファイルを用意して2回ほど繰り返せばコツが掴めますよ。
Officeソフトの学習は、一人でパソコンに向かってもなかなか継続できないものです。
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まとめ)Wordファイルのフォントを一括変更して統一感を出す方法!
以上、Wordファイルのフォントを一括変更する方法をお伝えしました。
フォントがバラバラな資料は見にくいだけでなく、統一感に欠けます。
基本的には標準スタイル
による一括変更でOKですが、場合に応じて検索と置換
で選択的に一括変更というイメージで大丈夫です。
本記事でお伝えした方法をマスターすれば、Word初心者のレベルを完全に脱することができますよ。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
質問は気軽にコメントへ!
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