メカ好きにはたまらない一作！車マニア垂涎のGTRも出てきますよ！
今回レビューする映画は【エリジウム】です。
主演はマット・デイモン。超大物です。
本作では薄汚れたTシャツとジーンズにスキンヘッドという外見です。
ジェイソン・ボーン役のスマートな感じとは全く異なる風貌で驚かされます。
そして監督はニール・ブロムカンプ。
異色のエイリアン作品『第9地区』のメガホンを取った人物で、メカの造形に定評がある監督です。
本作でも独特の世界観に基づくメカがたくさん出てきますのでお楽しみに！
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映画：エリジウムのあらすじ（ネタバレなし）｜GTRとメカがたまらない！
環境汚染が進んだ未来の地球。
富裕層は快適な自然環境が整備された宇宙のコロニー『エリジウム』に生活の場を移すが、貧困層は地球に取り残される。
主人公は地球のスラム街に暮らす青年。
ある日、事故によって大量の放射線を浴び、余命5日と宣告される。
治療のためには、エリジウムにある医療ポッドが必要だった。
そこで、地下組織の助けを借りてエリジウムへの潜入を試みる。
| 公 開 | 2013年・アメリカ |
| 時 間 | 110分 |
| 主 演 | マット・デイモン |
| 監 督 | ニール・ブロムカンプ |
| 脚 本 | ニール・ブロムカンプ |
| エンタメ度 | 3.8 |
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映画【エリジウム】のあらすじと解説
深刻な環境汚染にあえぐ未来の地球が舞台です。
宇宙には、豊かな自然環境を再現した巨大なスペースコロニー『エリジウム』が建設され、富裕層はそこに移住しました。
一方、地球に取り残された貧困層は、スペースコロニーで使用されるロボットを生産する仕事に就いています。
本作の主人公は地球のスラム街に住む青年。彼もまた、いつか『エリジウム』に移住することを夢見ています。
いつものように工場で働いていた彼ですが、ある日、事故によって大量の放射線を浴びてしまいます。
検査の結果、余命は５日。
しかも、工場からは気休め程度の薬をもらっただけでクビを宣告されてしまいます。
体内から放射能を除去するには、エリジウムにある医療用ポッドに入るしか方法はありません。
しかし彼はエリジウムに入る資格を満たしていません。
そこで、エリジウム政策に反旗を翻す地下組織に話を持ちかけますが、その交換条件として提示された内容とは…
映画「#エリジウム」
— ザキシマ@映画垢 (@zakishima_movie) June 26, 2021
2154年、人類はスペースコロニー”エリジウム”に暮らす富裕層と、地球に取り残された貧困層に二分されていた🎥
強化外骨格やロボによる戦闘が激熱で、ブロムカンプ監督の性癖大爆発💥
展開は王道的な感じで最後まで楽しめた😌
ただラストは本当にハッピーエンドなのだろうか？🤔 pic.twitter.com/rXYAgHSDtq
映画『エリジウム』
— もっくん (@0mokkung0) January 19, 2021
この監督の映画は毎度そうですが、ハードな近未来SFに現実社会の問題を落とし込んで、エンタメ映画に昇華するのは見事😆
本作は格差社会の成れの果てとしてのディストピア世界を描いている点が特徴ですが、素直に面白がれない💦
だってこれに近いこと、現実に起きてますよね😔 pic.twitter.com/HYsQXoXtN0
この監督作品には独自の世界観に基づくメカがたくさん出てきます。
そこに魅力を感じる人が多いみたいですね。たしかにカッコいい…。
個人的には『第９地区』に登場する、人間が乗り込むタイプのロボが好きです。
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映画『エリジウム』の面白かったポイント
本作の見所はやはり、メカデザイン。
先ほどご紹介したTwitterでもあったように、ニール・ブロムカンプ監督の作品は独自の雰囲気を持つメカが数多く登場します。
たとえるなら、エヴァンゲリオンのようなスタイリッシュなものではなく、ボトムズのようなどこか泥臭くて現実味のあるメカです。
主人公が付ける強化外骨格もアイアンマンのようなカッコいいものではなく、新しい介護用品のような感じ。そこがリアルさを出しています。
この感じ、分かってもらえるでしょうか（笑）
超現実的SF映画という点が見どころの一つといえます。
印象に残ったシーン。激渋GTRはこちら！
ニール・ブロムカンプ監督は大のクルマ好きです。
それが高じて、自身第三作目となる『チャッピー』にはガンメタのGT-RやスバルWRXが登場します。
本作でも同様に、改造したGT-Rが出てきました。
めちゃくちゃカッコいいですね。ホコリだらけですが、めちゃくちゃカッコイイ！
マッドマックスみたいです。どうやら2154年もGTRは健在のようです（笑）。
また、ニール・ブロムカンプ監督作品の特徴は、貧困層と富裕層の対比です。
それは本作でも同様で、単なるSF映画では終わりません。
前作の『第9地区』もそうでしたが、たくさんのバラック小屋が並ぶスラム街が登場します。
こうした経済格差は現実社会においても深刻な問題となっているので、身につまされる思いです。
それにしてもマット・デイモン、いい味を出してます。スキンヘッドにすると人相がガラッと変わりますね。
ちなみに、主人公の敵役の俳優、どこかで見たことあるな～と思って調べたら、ニール・ブロムカンプ監督の前作である『第9地区』の主人公役でした！
雰囲気が全く違うので最初は気づきませんでした。
両作品を見比べてみるのも面白いかもしれませんね
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まとめ）映画『エリジウム』のあらすじをネタバレなしでレビュー
メカ好きの私にとってはとても面白い作品でした。
ちなみに、荒廃した地球を表現するため、撮影場所にはメキシコシティのゴミ処理場が使われたそうです。
メキシコシティってかなり大きな街だと思いますが、そんな場所もあるんですね。
やだ、南米こわい…。
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私はこれで休日の幸福度がちょっと上がりました。
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それではまた、次の記事でお会いしましょう！
本ページの情報は2023年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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