【ピエロがお前を嘲笑う】あらすじをネタバレなしで解説。リメイク決定のどんでん返し映画!

今回ご紹介する映画は『ピエロがお前を嘲笑う』です。

挑発的なタイトルなので、どんな内容か気になりますね。

警察に出頭した天才ハッカー.

彼はユーロポール(欧州刑事警察機構)のシステムにハッキングしただけでなく、マフィアの殺人事件に関与した疑いもかけられていた。

そのため、表と裏の世界から追われる身となっており、このままでは自身の身に危険が及ぶ。

事件を証言する代わりに証人保護プログラムの適用を求めているが、その証言内容に翻弄される捜査官たち。

果たして何が真実なのか?彼の真の目的はどこにあるのか?

製作国・年ドイツ・2014年
再生時間106分
主演トム・シリング
監督バラン・ボー・オダー
脚本バラン・ボー・オダー
ヤンチェ・フリーセ
配信情報【PG12】見放題作品:2021年8月31日 23:59まで配信
個人的評価:
3.5

『100%見破れない!ドイツで大ヒットを記録』と銘打たれたクライムサスペンスものです。

物語の大枠は、天才的なハッキング能力を持つ青年が出来心で犯罪に加担してしまい…という内容です。

評判とおりの予測不能な映画でした!ハリウッドでのリメイクも決定したそうです!

ただし、一回ではストーリーを十分に掴みきれません。この記事であらすじ(ネタバレなし)を読んでから視聴することをおススメします。

なお、本作以外のおすすめ映画一覧はコチラの記事をどうぞ。面白いの、ありますよ。

≫ U-NEXTで何が見れる?作品ジャンル一覧とおすすめ映画ランキング10+5

目次

リメイク決定も納得の映画『ピエロがお前を嘲笑う』でも、あらすじが少し難しいかも…

インパクトのあるシーンから始まります。

主人公が一仕事を終えて仲間の待つホテルの部屋に戻ると、そこには死体の山が!

縄張り荒らしの報復としてギャングから襲撃を受けたのです。

身の危険を感じた主人公は警察に出頭し、証人保護プログラムを適用してもらうため、自身が関わった犯罪を自供しはじめます。

ここから主人公の回想という形で物語は展開していきます。

さて、ここで登場人物を説明します。

主人公は内気な性格の青年。好きな女の子にもうまく話しかけられず、クラスには友人もおらず、鬱屈とした毎日を送っています。

そんな彼ですが、特殊な能力がありました。それはハッキングです。

天才的ともいえる才能の持ち主ですが、大学のサーバーに不正アクセスして試験問題を盗もうとした罪で逮捕されてしまいます。

裁判の結果、数週間のボランティア活動を命じられますが、それがきっかけで詐欺師の男と知り合うことに。

主人公はこの詐欺師の積極的な性格に惹かれ、彼をリーダーとする犯罪グループに加わって行動を共にするようになります。クラスからのけ者にされてきた彼にとって、やっと見つけた自分の居場所だったのです。

この犯罪グループは4名から構成されており、メンバーそれぞれがITの特殊技能に長けています。

彼らの目的は強盗などの凶悪なものではなく、著名人の講演会や企業をハッキングしたりして、自分たちの存在を世間に誇示する程度の質の悪いイタズラのようなものでした。

しかしなぜ、彼らが自分たちの存在を世間に広めようとしているのか?それはある目的があったのです。

それは、ハッカーの間では英雄とされる有名人MRXに認めてもらいたかったから。

やがて、新聞やテレビニュースで取り上げられるほどになりましたが、肝心のMRXは全くのノーリアクション。

そんなMRXに苛立ち、彼らのイタヅラは徐々に規模が大きくなっていきます。

そしてついにMRXからコンタクトがありました。その時に送信されてきたファイルは、ユーロポール(欧州刑事警察機構)の内部資料で、サイバー犯罪捜査に関するものでした。

そこには主人公たちのグループについても記載されていましたが、捜査対象とするほどの価値はないと記されていたのです。そればかりか、MRXの所属する『FR13NDS(フレンズ)』を重点的に捜査すべきとされていました。

MRXからバカにされたわけです。

これに怒り心頭の主人公たちのグループはさらにデカい獲物を狙います。それは連邦捜査局。

首尾よく、連邦捜査局のサーバーにアクセスし、職員の名簿リストを手に入れることに成功します。

しかし、これがMRXの手に渡ります。

そして『FR13NDS(フレンズ)』に潜入捜査していた連邦捜査局員が殺害され、主人公がその容疑者となってしまうのです。

その結果主人公は、捜査当局や殺人事件の真相を隠そうとする『FR13NDS(フレンズ)』から追われることに。

さらには、主人公の仲間も『FR13NDS(フレンズ)』に殺害されてしまいます。

追い詰められた主人公は、証人保護プラグラムを適用してもらうため自ら出頭し、自らの犯行を自供し始めるのです。

ここでやっと冒頭のシーンに繋がります。

ここから少しネタバレ(よければ+をクリック)
自供内容を捜査したところ、主人公の母親は多重人格(子供にも遺伝しやすい)だったことが分かります。

また、取り調べ中の仕草や、主人公が各砂糖を使って簡単なマジックを披露するシーン、そして主人公の仲間たちの死体も見つかっていないことから、ある一つの疑いが浮かび上がります。

それは、母親の多重人格が主人公に遺伝しているのではないかということ。

つまり、主人公の属する犯人グループは4人でしたが、それは彼の中にある4つの人格によるものではないか?

角砂糖には注意しておいてください(意味深)。

二転三転するこの物語、はたしてどのような結末を迎えるのでしょうか?

上のネタバレのところで重要な情報を書きましたが、それを読んでから本編を視聴すると、さらに驚くかもしれません!

『ピエロがお前を嘲笑う』の名のとおり、私は嘲笑われました。

では、視聴後の感想をお伝えします。

俺的オススメ度 

二度見必須の見て損はない作品。アッと驚かされます。

いとも簡単に国の機密機関に入れてしまうシーンや、手袋なしで犯行を行ったりするなど少し安易な場面もありますが、それを差し引いても、とてもよく考えられた作品です。

また、アンダーグラウンドなウェブの世界を、地下鉄の車両に乗っている仮面の男たちに例えているシーンは非常に興味深かったです。

結末に対する解釈は人によって分かれますが、私は、主人公は身を挺しても仲間を守ろうとしたのだととらえました。それはきっと、独りぼっちだった自分を認めてくれた初めての友人だったからだと解釈しています。

ハッキングがテーマの物語なので、作品全体がクールな印象を持たれがちですが、本当に伝えたかったテーマは『友情』という普遍的なもののような気がします。

とてもよく練られた脚本です。お休みの夜、騙される快感にじっくりと浸ってください!

ちなみに、ハリウッドでのリメイク作品は今のところ情報がありません。キャストするのが難しいのでしょうか?

個人的には、主人公が思いを寄せる女子大生役にはエル・ファニングがいいな。

『ピエロがお前を嘲笑う』のギミックや裏話

ギミック

本作では色々なギミックが隠されています。

例えば、最後のシーンで捜査官が車を運転するシーンがありますが、主人公のグループが着けていたお面をかぶった男性がチラッと車窓に映ります。これには大した意味はなく単なる遊び心ですが、面白いですね。

極めつけは、主人公の自宅部屋には『ファイトクラブ』ポスターが貼られていることです。これはまるで本作の結末を示唆するかのようです。これがどういう意味なのか…。

もしこのポスターの意味を額面通りに受け止めていると、あなたも嘲笑わられるかもしれませんよ?はたして、その想像とおりの結末となるかどうか…。

裏話

主演のトム・シリングですが、本作に出演するまでPCさえも持っていなかったそうです。主演が決まってから、実際にプログラミング教室に通ったり、大学でハッカーの特徴を教えてもらうなど、役作りに余念がなかったそうです。

作中での演技ではそうしたことを全く感じさせなかったので、このあたりの努力はさすがですね。

ちなみに本作のエンディングテーマがなかなかカッコイイなと思って調べてみたところ、イギリスのRoyal Bloodというバンドの Out Of The Blackという曲でした。

ちょっとハードロックぽくて、大ドンデン返しの本作の雰囲気にピッタリでした。

ではまた、次の記事でお会いしましょう!

※本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT サイトにてご確認ください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる