え!?おじいちゃんが麻薬の運び屋?
今回の映画レビューは、クリント・イーストウッド主演の【運び屋】です。
しかも、実話に元にした映画というから驚きです。
新聞記事から着想を得た作品らしく、運び屋の老人が運んだコカインは総計1トン以上にも上り、当時の相場に照らし合わせると1億円以上を稼いでいたそう…。
まさに事実は洋画より奇なりです!
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クリント・イーストウッド主演:運び屋|この映画は実話!おすすめの洋画紹介
主人公は孤独な90歳の男。
かつては園芸家として名を馳せていたが、経営難から農園を閉鎖せざるを得なくなり金にも困っていた。
そんな彼に、車一つあれば稼げるという儲け話が舞い込む。
しかし、それはとても怪しい雰囲気が漂うもの。
はたして彼の運命は…。
公 開 | 2018年・アメリカ |
時 間 | 1116分 |
主 演 | クリント・イーストウッド |
監 督 | クリント・イーストウッド |
脚 本 | ニック・シェンク |
衝撃度 | 3.8 |
クリント・イーストウッドの渋さにやられた人がたくさんいるようです。
私もその一人です。
それにしても80代半ばを過ぎてもなお俳優や監督として活躍するなんて驚きしかありません。
ちなみに、主人公の娘さん役は、実際のクリント・イーストウッドの娘さんです!
他のクリント・イーストウッド作品にも出演しています。芸能一家なんですね。
二転三転するようなハラハラ・ドキドキのストーリー展開ではありませんが、シリアスだけどどこかユーモラスなクリント・イーストウッドの演技のおかげで、最後まで飽きずに視聴することができました。
『いい映画を観たな~』というのが感想です。
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映画:運び屋|キャストとあらすじ(ネタバレなし)
主人公はデイリリーと呼ばれる花を栽培している農家の男性です。
丹精込めて育てたその花は、品評会で数々の賞に輝くほどの美しさで、国内を車でまわり販売してきました。
しかし花を育てることに没頭しすぎるあまり、家庭のことを一切顧みず、子育てのことは全て妻に任せっきり。
挙句の果てには娘の結婚式もすっぽかしてしまいます。
そのため、娘とは10年以上も会話がなく、妻からも呆れられています。
また、インターネット販売が普及したおかげで車で花を売り歩くスタイルに陰りが見え、主人公の農園の売上は右肩下がり。
ついには閉鎖することになり、家も差し押さえられてしまいます。
そんななか、孫が婚約することになり、主人公もその事前パーティーに招待されることに。
会場に出向いた彼でしたが、家族からは総スカンをくらいってしまいます。
さらには、自身もお金に困っておりまさに八方塞がりの状態。
途方に暮れていた彼に、パーティーに参加していた一人の男が声をかけてきます。
『車一台あれば稼げる仕事があるからやってみないか?』
半信半疑でしたがお金に困っている彼はこの話に乗ることにしました。
指定された場所に待っていたのはギャング風の怪しい若者たち。
車に荷物を積み終わった彼らは、あるホテルまでこれを運ぶよう指示します。
ここから主人公の奇妙なストーリーが動き始めるのです。
はたして、運び屋の彼を待ち受ける運命やいかに…
クリント・イーストウッド監督を初めて知ったのは「硫黄島からの手紙」でした。
— まうまう (@kmtbr_mu) November 15, 2021
何とも言えない雰囲気に感情が揺さぶられたことを覚えています。
出演作としては「運び屋」の渋さにやられました。
最新作も楽しみにしています…!#ありがとうイーストウッド
◎運び屋
— BATMAN (@gotofumiyoshi11) March 12, 2019
評判通り良かったわ!ホントにただ物を運ぶだけの話だが笑えるし、グッとくる。いい時間だったな。
てか3月公開映画傑作多い。
#映画日記F
■運び屋■評判に惹かれて鑑賞。90歳の主人公(=同年代のクリント・イーストウッド)から滲み出る人生観が深い良作でした!悪事に荷担していることが分かっているのに、ある種の爽快感を感じてしまう不思議。アナログ発言にはホッコリさせられました。終盤の家族を軸にした展開は特に良かったですね! pic.twitter.com/oLLUOqIiyy
— 緑色のモナカ (@green_monaka777) April 9, 2019
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映画【運び屋】の見どころ
本作の見所は、主人公が麻薬取締局の捜査をかいくぐりながら、運び屋稼業を淡々とこなしていくところです。
また、老人が周囲に与える安心感という心理を巧みに利用して、警察の職務質問をうまくあしらったり、周囲の予想もつかない行動で捜査を煙に巻くシーンは痛快ですらあります。
まるで、運び屋という裏稼業を楽しんでいるかのようにも見えます。
そのうえ、仕事をこなしていくたびにどんどん報酬が上がっていくので、この仕事を楽しんでいたのかも。
もともと主人公は国内を車で行商していたので、運び屋という車を使った仕事はこれまでの延長線という感覚だったのかもしれません。
さて、本作のキーワードには、麻薬カクテル、捜査、コカイン、運び屋などの物騒なものばかりが並ぶので派手な銃撃戦やカーアクションを期待する人が多いかも知れません。
しかし本作はその真逆です。ストーリは淡々と進みます。
そのなかで、仕事一辺倒だった主人公が家族愛に目覚めたりする物語です。
実際にご覧になって上質な映画を味わってください!
映画【運び屋】の評判とあらすじ(ネタバレなし)|ある老人の物語:まとめ
本作の原題は「THE MULE」です。
MULE と荷物を運ぶラバのことで、麻薬の運び屋を意味する隠語として使われています。
それにしても、90歳という高齢者がまさか麻薬の運び屋をしているとは捜査機関も全く予想していかったことでしょう。
悪知恵が働きますね…
犯罪をテーマにした作品ですが、最後は少しほっこりすることのできる内容になっています。
後味は爽やかなので、仕事に疲れた週末や、休日に恋人と楽しむにはピッタリな作品でした。
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それではまた、次の記事でお会いしましょう!
本ページの情報は2023年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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