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Excelのふりがな編集機能と関数の使い方|表の見やすさ、劇的アップ!

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本記事では、Excelでのふりがな編集機能と関数の使い方をお伝えします。

こんな人に向けて書きました
  • Excelの機能を使って簡単にふりがなを付けたい
  • 大量の氏名データにふりがなを付けたい

Excelで日本語を入力する際、ふりがなを付けたいけれど手入力は大変…そんなお悩みを抱えた方は必見です!

さすがに手入力はめんどくさすぎる…

もちろん、複数ある読み方の苗字(たとえば、河野:かわの or こおの or こうの等)にも対応可能です。

さらにPHONETIC関数を使えば、大量のデータにも簡単にふりがなを付与できます。

基本・便利ワザが40本!

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記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • Web業界歴10年のWeb解析士
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
目 次

Excelのふりがな機能|編集方法・関数の使い方

Excelでふりがなを自動的に振るには次の2つがあります。

どちらも使い方が難しいものではありませんので、気軽に使えます。

Excelに慣れていない方は「ふりがな機能」を使うとよいでしょう。設定画面に従って操作していくので、視覚的に分かりやすい特徴があります。

一方、PHONETIC関数はどちらかというと、Excelに慣れた人向けの使い方です。また、大量のデータにふりがなを付与することが可能です。

それではさっそく見ていきましょう!

Excelのふりがな機能の使い方

サンプルとして、下の氏名にふりがなを付けていきます。『やとき ました』と読みます。

エクセルのひらがなルビの編集

氏名が入力されているB2セルを選択した状態で、ふりがなボタンを押すだけです。

エクセルのひらがなルビの編集

これで氏名が入力されているセル内にふりがなが付きました!

エクセルのひらがなルビの編集

基本的に、Excelのふりがな機能の使い方はこれで完了です。

しかし場合によっては、修正が必要なこともあります。

次項ではその修正方法を説明します。

Excelのふりがなを編集する方法

たとえば、『河野』という苗字には次の3種類の読み方があります。

  • こおの
  • こうの
  • かわの

上記のふりがな機能により『こおの』と表示されたものの、実は『かわの』さんだった場合、ふりがなを修正して編集する必要がありますね。

そんなときは下のように、ふりがなボタンを押します。その中から『ふりがなの編集』を選択してください。

下のようにふりがな編集モードになるので、これで修正していきましょう。

入力が終わったら、[Enter]キーを押すと内容が反映されます。

全角カタカナ/半角カタカナ・配置の変更

『ふりがなを全角カタカナ/半角カタカナにしたい』『配置を変更したい』という場合は、『ふりがなの設定』から調整できます。

エクセルのひらがなルビの編集

あとは、希望の表示内容にあわせてチェックを付ければOKです。

エクセルのひらがなルビの編集

プレビューを見ながら変更するかどうかを決められます。

Excelのふりがな機能が動作しないときと解決策

実は、Excelのふりがな機能が思ったように機能してくれないときがあります。

下図の例1は、矢時さん一家の氏名にふりがなを表示させた場合です。

エクセルのひらがなルビの編集

そして、ふりがなボタンを押すと↓のようになります。

エクセルのひらがなルビの編集

ところがよく見ると、ふりがなが付いていない箇所がありますね。

実はこれ、Excelのバグではありません。選択範囲セル内の同じ文字列には、ふりがなを表示しない仕様のようです。

とはいえ、これでは不格好なので全部の氏名にふりがなを付けたいですね。

こういうときは、別セルに氏名を移してからふりがなを付けてください。

そして元の場所にコピペするというのが現状の解決策です。

下の例でいうと、B4セルの『矢時 真子』さんをB8セルにコピペします(枠外のセルならB8でなくても構いません)。

エクセルのひらがなルビの編集

B8セルでふりがなを付けた後、またB4にコピペすると行った具合です。

Excelなのにアナログな気がしないでもないですが、現状ではこれが最も確実です。

Excelのふりがな関数PHONETIC|大量のふりがな付与にも便利

さて今度は、PHONETIC関数でExcelにふりがなを付けてみましょう。

例として、下図のセルB3「矢時 真下」のふりがなをC3に表示させてみます。

エクセルのひらがなルビの編集
  1. 数式タブの中から『関数の挿入』を選択
エクセルのひらがなルビの編集
  1. 『PHONETIC』と入力して検索
エクセルのひらがなルビの編集
  1. 参照欄の右にある上矢印をクリック
エクセルのひらがなルビの編集
  1. ふりがなを表示させるセル(この例ではC3)をクリック

上記の手順により、下の画像のように、C3セルに『=PHONETIC(B3)』と自動的に入力されます。また、『関数の引数』という上の小窓にも自動的にB3と表示されます。

この状態になったら[Enter]キーを押してください。

エクセルのひらがなルビの編集

そうすると下の画面が表示されるので、そのままOKボタンを押して下さい。

エクセルのひらがなルビの編集

これで、別セルにふりがなを表示させることができました!

エクセルのひらがなルビの編集

上記で問題なくPHONETIC関数を利用できるのですが、実はちょと遠回りな方法です。

関数に慣れてきたら、下の数式をC3に入力してみてください。これでも同じ結果を得ることができます。

=PHONETIC(B3)

これなら、関数のコピーで大量のデータにもふりがなを付けられます。

おそらく、多くの人がこの方法をとるはずです。

関数を使うので最初は難しそうに見えるかもしれません。

しかし、意外に簡単だったのではないでしょうか?

【要点を1分で】
Excelのふりがな編集機能と関数の使い方

以上、Excelのふりがな編集機能と関数の使い方をお伝えしました。

手順をおさらいします。

  1. 氏名が入力されているセルを選択
  2. ふりがなボタンをクリック
エクセルのひらがなルビの編集

これで氏名にふりがなが付きます!

エクセルのひらがなルビの編集

Excelのふりがな編集機能とPHONETIC関数、ぜひ使ってみてください。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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