チェックボックスの設定といってもそれほど難しいことはありません。
プログラミングのような複雑なことは必要なく、クリック操作だけで実現できます。
プルダウンリストよりこちらの方が直感的に分かりやすいかも
ぜひ、Excelにおけるチェックボックスの連動や集計方法を覚えてください。
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Excel 表とチェックボックスの連動と集計
まずは↓のような表を準備してください。この表を使いながら、Excel 表とチェックボックスの連動と集計を行っていきます。
もちろんこの段階では、チェックボックスと枠だけのシンプルな表です。
なお、チェックボックスの作成については、↓の記事をご覧ください。
今からこの表に、連動と集計の機能を組み込んでいきます。
機能の内容は、セルB2
のチェックボタンにチェックが入ると、それに連動してセルC2
が塗りつぶされるというものです。
同様に、セルB3
~B6
とセルC3
~C6
が連動して塗りつぶしが行われます。
そしてセルC8
には、塗りつぶされたセルの個数が自動でカウントされます。
まさに、チェックボックスとの連動や集計というテーマにピッタリなサンプルといえます。
これが理解できれば、チェックボックスの利用レベルがかなり上がっているはずです!
それでは実際にやっていきましょう。
表とチェックボックスの連動
まずは、表とチェックボックスの連動機能から説明していきます。
チェックボックスの右クリックメニューから、コントロールの書式設定
を選択してください。
コントロールの書式設定
によって、チェックボックスとセルD2
をリンクさせます。
リンクさせるセルはC2
ではなくD2
なのでご注意ください!
上記設定をチェック1~5について繰り返してください。
それが終わったら、動作を確認してみましょう。
チェックボックスにチェックしたらTRUE
、チェックを外したらFALSE
と表示されれば設定OKです(下図参照)。
ゴールまでもう一息ですので頑張りましょう!
ここからは、チェックボックスと連動するセルC2
~C6
を設定していきます。
まずセルC2
をアクティブにして、ホーム
タブ>条件付き書式
>新しいルール
を選択してください。
新しい書式ルール
の画面から数式を使用して、書式設定するセルを決定
を選択して、ルールの内容には=$D$2=TRUE
と入力しましょう。
そして、画面右下の書式
ボタンをクリックしてください。
今回は、塗りつぶし色を水色にしてみました。
同じ設定をセルC3
~C6
にも行ってください。
これで準備完了です!お疲れさまでした。
実際にやってみましょう。
下図のようにチェックに連動して、隣のセルが水色に塗りつぶされます。
基本的な連動機能はこれで完了しましたが、セルD2
~D6
にTRUE
やFALSE
が表示されていて、ちょっとカッコ悪いですね。
一般的には、このセルの文字色を白にすることがよくあります。
このままでもいいのですが、利用者が誤ってD列を削除してしまうかもしれません。
そうなると、セルD2
~D6
が削除されてしまうので連動しなくなります。
そこで提案したいのは、TRUE
やFALSE
の入力セルを別シートにすることです。
この設定シート内の任意のセルにTRUE
やFALSE
を表示させれば、利用者による予期せぬ行動を回避することができます。
具体的には、リンクするセルを下のように設定すればOKです。
実際の利用画面と設定画面はシートを分けておくと便利です。
設定変更があった場合はそのシートのみを編集すればいいので管理しやすいですし、設定箇所を探さなくてもすみます。
さらに言うと、その設定シートを非表示にしておくとなおよいかもしれません。
ツールを作成する際は、利用者のみならず管理者にとっての使いやすさも心がけましょう!
チェックボックスの集計
次は、Excelの集計機能を設定していきましょう。
機能の内容は、TRUE
の数をセルC8
に表示させることです。
この機能の実現はCOUNTIF関数を利用します。
具体的には、セルC8に=COUNTIF(D2:D6,TRUE)
と入力します。
パッと見ると水色セルをカウントしているように見えますが、実際はTRUEのセルをカウントしています。
集計方法は連動の設定より簡単ですね。
Excel チェックボックスの連動と集計:完成形
これでチェックボックスの連動と集計が完了しました!
上図のように、チェックボックスに連動したセルの数が表示されています。
集計機能の関数設定以外はクリックだけでできます。
ぜひ一度お試しください!
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まとめ)Excel 表とチェックボックスの連動と集計
以上、Excel 表とチェックボックスの連動と集計方法について説明しました。
ここまで無事、理解できたでしょうか?
蒸気を理解すれば応用範囲がグーンと広がるので、ぜひお試しください。
ポイントはチェックボックスとセルのリンクです。
コントロールの書式設定
によって、チェックボックスとセルを紐づけましょう。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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