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Excel 表とチェックボックスの連動と集計【クリックでOK】

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Excelを使い始めると、一度は試してみたいチェックボックス!使い方を覚えると、気の利いたアンケートなどを作成することができますよ。

プルダウンリストよりこちらの方が直感的に分かりやすいかも

チェックボックスの設定といってもそれほど難しいことはありません。

プログラミングのような複雑なことは必要なく、クリック操作だけで実現できます。

ぜひ、Excelにおけるチェックボックスの連動や集計方法を覚えてください。

役立つ時が必ず来ますよ!

基本・便利ワザが40本!

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記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • Web業界歴15年のWeb解析士
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
目 次

Excel 表とチェックボックスの連動と集計

まずは↓のような表を準備してください。この表を使いながら、Excel 表とチェックボックスの連動と集計を行っていきます。

もちろんこの段階では、チェックボックスと枠だけのシンプルな表です。

なお、チェックボックスの作成については、↓の記事をご覧ください。

Excel チェックボックスの作成・削除方法

今からこの表に、連動と集計の機能を組み込んでいきます。

機能の内容は、セルB2のチェックボタンにチェックが入ると、それに連動してセルC2が塗りつぶされるというものです。

同様に、セルB3B6とセルC3C6が連動して塗りつぶしが行われます。

そしてセルC8には、塗りつぶされたセルの個数が自動でカウントされます。

まさに、チェックボックスとの連動や集計というテーマにピッタリなサンプルといえます。

これが理解できれば、チェックボックスの利用レベルがかなり上がっているはずです!

それでは実際にやっていきましょう。

表とチェックボックスの連動

まずは、表とチェックボックスの連動機能から説明していきます。

チェックボックスの右クリックメニューから、コントロールの書式設定を選択してください。

コントロールの書式設定によって、チェックボックスとセルD2をリンクさせます。

上の画像では$D$2となっていますが、D2でもOKです。

リンクさせるセルはC2ではなくD2なのでご注意ください!

上記設定をチェック1~5について繰り返してください。

それが終わったら、動作を確認してみましょう。

チェックボックスにチェックしたらTRUE、チェックを外したらFALSEと表示されれば設定OKです(下図参照)。

ゴールまでもう一息ですので頑張りましょう!

ここからは、チェックボックスと連動するセルC2C6を設定していきます。

まずセルC2をアクティブにして、ホームタブ>条件付き書式新しいルールを選択してください。

新しい書式ルールの画面から数式を使用して、書式設定するセルを決定を選択して、ルールの内容には=$D$2=TRUEと入力しましょう。

入力する数式は、=D2=TRUEでもOKです。こちらのほうが、フィルハンドルが使えるので便利です。

そして、画面右下の書式ボタンをクリックしてください。

今回は、塗りつぶし色を水色にしてみました。

同じ設定をセルC3~C6にも行ってください。

これで準備完了です!お疲れさまでした。

実際にやってみましょう。

下図のようにチェックに連動して、隣のセルが水色に塗りつぶされます。

基本的な連動機能はこれで完了しましたが、セルD2~D6TRUEFALSEが表示されていて、ちょっとカッコ悪いですね。

一般的には、このセルの文字色を白にすることがよくあります。

このままでもいいのですが、利用者が誤ってD列を削除してしまうかもしれません。

そうなると、セルD2~D6が削除されてしまうので連動しなくなります。

そこで提案したいのは、TRUEFALSEの入力セルを別シートにすることです。

この設定シート内の任意のセルにTRUEFALSEを表示させれば、利用者による予期せぬ行動を回避することができます。

具体的には、リンクするセルを下のように設定すればOKです。

実際の利用画面と設定画面はシートを分けておくと便利です。

設定変更があった場合はそのシートのみを編集すればいいので管理しやすいですし、設定箇所を探さなくてもすみます。

さらに言うと、その設定シートを非表示にしておくとなおよいかもしれません。

ツールを作成する際は、利用者のみならず管理者にとっての使いやすさも心がけましょう!

チェックボックスの集計

次は、Excelの集計機能を設定していきましょう。

機能の内容は、TRUEの数をセルC8に表示させることです。

この機能の実現はCOUNTIF関数を利用します。

具体的には、セルC8に=COUNTIF(D2:D6,TRUE)と入力します。

パッと見ると水色セルをカウントしているように見えますが、実際はTRUEのセルをカウントしています。

集計方法は連動の設定より簡単ですね。

Excel チェックボックスの連動と集計:完成形

これでチェックボックスの連動と集計が完了しました!

上図のように、チェックボックスに連動したセルの数が表示されています。

集計機能の関数設定以外はクリックだけでできます。

ぜひ一度お試しください!

【要点を1分で】
Excel 表とチェックボックスの連動と集計

以上、Excel 表とチェックボックスの連動と集計方法について説明しました。

ここまで無事、理解できたでしょうか?

蒸気を理解すれば応用範囲がグーンと広がるので、ぜひお試しください。

ポイントはチェックボックスとセルのリンクです。

コントロールの書式設定によって、チェックボックスとセルを紐づけましょう。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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