ブラウザ上で使用するExcelを使っていると、古い内容が表示されてしまうことがあります。
絶対に保存したはずなのに、編集内容が先祖返りしている…それはおそらく、Excelのキャッシュが原因です。
絶対に保存したのに…消えちゃってる?
今表示されている内容は以前のものを表示しているだけで、ちゃんと最新の内容は保存されているはずです。
そこで本記事では、Excelのキャッシュ削除方法をお伝えします。
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Excelのキャッシュ削除方法|キャッシュクリアで最新内容を表示!
そもそもキャッシュとは、表示速度を速めるための機能です。
Excelだけでなく、ブラウザなどでもこの技術が使用されています。
例えば、Webブラウザ上での表示内容をPC内に保存しておいて、次回その内容と同じものを表示する場合は、保存しておいたものを使用するといったものです。
こうしておくと体感的に表示が早く感じられるというわけです。
ユーザーの利便性アップに役立っているキャッシュ機能ですが、ExcelなどのOfficeソフトの場合、古い内容が表示されると作業に支障をきたします。
そこで、保存したはずの内容が表示されないときはキャッシュ削除が必要です。
というわけで、以下では、Excelのキャッシュ削除の方法についてお伝えしていきます。
方法は大きく分けて2つあるので、分かりやすい方法を選んでください。
Excelのキャッシュ削除方法:その1
Excelのキャッシュ削除方法その1は、Excelファイルから行います。
これが一番わかりやすいかもしれません。
Excelのメニューバーにあるファイル
タブをクリックします。
左サイドバー内のその他
>オプション
を選択してください。
そして、Excelのオプション画面の左サイドメニューから保存
をクリックしましょう。
保存
の設定項目一覧を下にスクロールして、キャッシュの設定を見つけてください。
ここにあるキャッシュファイルの削除
をクリックすれば、キャッシュファイルがクリアされます。
また、ファイルをOfficeドキュメントキャッシュに保持する日数
を短くしたり、ファイルを閉じたときに、Officeドキュメントキャッシュから削除する
にチェックを入れてもいいかもしれません。
このあたりはご自身の利用環境に応じて設定してみてください。
Excelのキャッシュ削除方法:その2
Excelのキャッシュ削除方法:その2を説明します。
この方法は、キャッシュファイルを保存しているフォルダから直接削除する方法です。
フォルダの場所はC:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Microsoft\Office\16.0\OfficeFileCache
です。
このフォルダ内のファイルを削除するとキャッシュクリアできます。
もし、フォルダが見つからない場合は、Win
キー+R
キーを同時押ししてください。
次の小窓が表示されるので、%LocalAppData%\Microsoft\Office\16.0
と入力してOKを押します。
OfficeFileCache
というフォルダを見つけて、その中のファイルを削除すれば完了です!
知っているとなかなか重宝する方法です。
保存した内容が表示されないと焦っている方はぜひお試しください。
まとめ)Excelのキャッシュ削除方法
以上、Excelのキャッシュ削除方法をお伝えしました。
保存したはずの内容が表示されないとかなり焦りますよね。
そんな時は上記で説明したキャッシュクリアを試してみてください!
手順をおさらいします。
エクセルファイルのメニューバーからファイル
を選択
左サイドバー内のその他
>オプション
を選択
そして、Excelのオプション画面の左サイドメニューから保存
をクリック。
キャッシュの設定を見つけてキャッシュファイルの削除
ボタンを押下。
これでキャッシュクリアが可能になります。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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