絶対に保存したはずのExcelの編集内容が先祖返りしている…そんなときに試してほしいのがキャッシュ削除です!
- 保存した内容が表示されていない
- 古いファイルの内容が表示されている
ブラウザ上で使用するExcelを使っていると、確かに保存したはずの内容が表示されないことがあります。

絶対に保存したはずなのに…消えちゃった?
そんなときは絶望しそうになりますが、あきらめるのはまだ早いですよ!おそらくExcelのキャッシュが理由かと思われます。
本記事では、Excelのキャッシュ削除方法をお伝えします。

- 大手通信企業の元SE
- Web業界歴10年のWeb解析士
- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Excelのキャッシュ削除方法|キャッシュクリアで最新内容を表示!
そもそもキャッシュとは、表示速度を速めるための機能です。
例えば、Webブラウザ上で表示した内容をパソコン内に保存しておいて、次回その内容を表示する場合は、保存しておいた内容を使用するといったものです。
こうしておくと体感的に表示が早く感じられるというわけです。

ユーザーの利便性アップに大いに役立っているキャッシュ機能ですが、ExcelなどのOfficeソフトの場合、古い内容が表示されると作業に支障をきたします。
そこで、保存したはずの内容が表示されないときはキャッシュ削除が必要になってきます。
というわけで、以下では、Excelのキャッシュ削除の方法についてお伝えしていきます。
方法は大きく分けて2つあります。
分かりやすい方法を選んでください。
Excelのキャッシュ削除方法:その1
キャッシュ削除方法その1は、Excelファイルから行います。
これが一番わかりやすいかもしれません。
Excelのメニューバーにあるファイル
タブをクリックします。

左サイドバー内のその他
>オプション
を選択してください。

そして、Excelのオプション画面の左サイドメニューから保存
をクリックしましょう。
保存
の設定項目一覧を下にスクロールして、キャッシュの設定を見つけてください。
ここにあるキャッシュファイルの削除
をクリックすれば、キャッシュファイルがクリアされます。

また、ファイルをOfficeドキュメントキャッシュに保持する日数
を短くしたり、ファイルを閉じたときに、Officeドキュメントキャッシュから削除する
にチェックを入れてもいいかもしれません。
このあたりはご自身の利用環境に応じて設定してみてください。
Excelのキャッシュ削除方法:その2
それでは、Excelのキャッシュ削除方法:その2を説明します。
この方法は、キャッシュファイルを保存しているフォルダから直接削除する方法です。
フォルダの場所はC:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Microsoft\Office\16.0\OfficeFileCache
です。
このフォルダ内のファイルを削除するとキャッシュクリアできます。
もし、フォルダが見つからない場合は、Win
キー+R
キーを同時押ししてください。
次の小窓が表示されるので、%LocalAppData%\Microsoft\Office\16.0
と入力してOKを押します。

OfficeFileCache
というフォルダを見つけて、その中のファイルを削除すれば完了です!

知っているとなかなか重宝する方法です。
保存した内容が表示されないと焦っている方はぜひお試しください。
【要点を1分で】
Excelのキャッシュ削除方法
以上、Excelのキャッシュ削除方法をお伝えしました。
保存したはずの内容が表示されないとかなり焦りますよね。
そんな時は上記で説明したキャッシュファイルの削除を試してみてください!
手順をおさらいします。
エクセルファイルのメニューバーからファイル
を選択

左サイドバー内のその他
>オプション
を選択

そして、Excelのオプション画面の左サイドメニューから保存
をクリック。
キャッシュの設定を見つけてキャッシュファイルの削除
ボタンを押下。

これでキャッシュクリアが可能になります。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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