本記事では、Excelで図形を一括選択する方法をお伝えします。意外に知らない人も多いので、要チェックです!
- 図形を一つずつ選択するのが面倒くさいと思っている
今回お伝えする方法Excelだけでなく、WordでもPowerPointでも同じように使えます。
『オブジェクトの選択』という機能を使ってマウスをグイーっと範囲選択するだけです。
なので、こんなお悩みの方には最適な内容となっています。

図形がたくさんあると1個づつクリックするのが大変…
意外に知らない人も多いので、覚えておくと時短になる機能です!
Excelまとめ記事Excelの使い方講座|基本操作を覚えて脱・初心者!

- 大手通信企業の元SE
- Web業界歴10年のWeb解析士
- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Excelで図形を一括選択する方法

先程もお話したように、本記事で使用する機能は『オブジェクトの選択』です。
この機能は次の2つの方法で利用することができます。
おすすめはクイックアクセスツールバーから使う方法です。
ただし初期設定が必要なので後述します。
今回は下のような図形を例として選択していきます。

それでは見ていきましょう!
検索と選択から使う|Excelで図形を一括選択
Excelファイルの『ホーム』タブの『編集』グループを見てください。
そのなかの『検索と選択』をクリックするとプルダウンメニューが表示されます。
そこから『オブジェクトの選択』をクリックしましょう。

これで図形(オブジェクト)を一括選択できます。
具体的には、大体でよいので図形全体を覆うように範囲を選択しましょう。

これで下のように図形を一括選択できます。

この状態でCtrl
を押しながら図形をクリックすると、選択状態を個別に解除可能です。
結構便利なのでぜひお試しください。
クイックアクセスツールバーから使う|Excelで図形を一括選択
ここではさらに便利な使い方をお伝えします。
具体的には、『オブジェクトの選択』ボタンをExcelのクイックアクセスツールバーに登録していきます。
こんな風にボタンが表示されるので、必要なときすぐに『オブジェクトの選択』を呼び出せます。

ただし、ちょっとした初期設定が必要です。
それではさっそくやっていきましょう!
- リボンの任意の場所で右クリック(どこでもOK)
- 『リボンのユーザー設定』を選択

- クイックアクセスツールバーをクリック
- コマンドの選択から『すべてのコマンド』を選択
- 『オブジェクトの選択と表示』を選択
- 『追加』をクリック

そうすると下図のようになるので、OKボタン押しましょう。

これで準備完了です。
再びExcelを開くとこんな感じでボタンが追加されています。

あとは必要な時にボタンを押すだけ!
ちなみに、この『オブジェクトの選択』ボタンはリボンには表示できませんのでご注意ください。
【要点を1分で】
Excelで図形を一括選択する方法

以上、Excelで図形を一括選択する方法をお伝えしました。
かんたん操作で操作性がグーンとアップするのでぜひお試しください。
それでは手順をおさらいします。

図形選択がグッと楽になります!
- リボンの任意の場所で右クリック(どこでもOK)
- 『リボンのユーザー設定』を選択

- クイックアクセスツールバーをクリック
- コマンドの選択から『すべてのコマンド』を選択
- 『オブジェクトの選択と表示』を選択
- 『追加』をクリック

- OKボタン押す

再びExcelを開くとこんな感じでボタンが追加されています。

ちょっとしたテクニックですが、Excelの操作性は間違いなく上がりますよ!
それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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