パワーポイントでは、コンテンツ1枚の単位を『スライド』と呼びます(『ページ』とは呼びません)。
うっかり『ページ』と言ってしまいそうですが、ご注意ください。

もちろん本記事では、『スライド』に付ける番号のことを『スライド番号』と表記します。
さてこのスライド番号、表紙に付けるとカッコ悪いですよね。
そこで、表紙のスライド番号を0から始めて、目次のスライド番号が1から始まるよう設定していきます。
以下ではその方法を見ていきましょう。
なお、その他のPowerPoint 基本・便利ワザについては、パワーポイントの使い方講座|コツを覚えて脱・初心者!をご覧ください。
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パワーポイントのスライド番号(ページ番号)を1から始める方法

やり方は簡単。まずスライド番号を付けていきましょう。
挿入
タブ>テキスト
グループ>ヘッダーとフッター
をクリックします。

ヘッダーとフッターダイアログが表示されるので、下図のようにスライド番号
とタイトルスライドに表示しない
にチェックを入れます。
そして、すべてに適用
を押してください。

これで表紙にはスライド番号が表示されなくなりますが、さらにもうひと手間かける必要があります。
しかし、その前に一つだけ大きな注意点があります。
まずはそれを先にお伝えしますので、ぜひ頭に入れておいてください!
ホントによくある注意点!
タイトルスライドに表示しない
にチェックを付ければ文字とおり、表紙用スライドにスライド番号は適用されません。
しかし、この『タイトルスライド』の意味を勘違いしていると、どうやっても表紙用スライドに番号が付いてしまいます。

どういうこと?
タイトルスライドとは表紙のことなですが、単に1枚目のスライドのことではありません。
あくまで、新しいスライド
ボタンで表示されるレイアウト一覧内のタイトルスライド
のことです。

つまり、表紙を作る場合、レイアウト一覧内から『タイトルスライド』を選択する必要があります。
そのため例えば、白紙
のレイアウトから表紙を自作して1枚目のスライドにしても、タイトルスライドに表示しない
は適用されません。

1枚目の表紙を作る際は必ず、新しいスライド
ボタンで表示されるレイアウト一覧内のタイトルスライド
を選択して作成しましょう!
2枚目のスライド番号を1にする設定

さて、先ほどはホントによくある注意点をお伝えしました。
話を本題に戻します。
上記の作業でタイトルスライドの番号は非表示になりましたが、今のままでは2枚目のスライド番号が2になっているはずです。
しかしこの記事をご覧の方は、この番号を1にしたいはずです。

こうなった理由は、1枚目のパワーポイントのスライド番号が1からスタートしているから。
イメージはこんな感じです。

つまり、1枚目のスライド番号を0にしてしまえば、2枚目のスライド番号は1になります!
ということで必要な設定をみていきましょう!
スライド番号を0からはじめる設定
デザイン
タブ>ユーザー設定
グループ>スライドのサイズ
をクリックします。

ユーザー設定のスライドのサイズ
を選択してください。

スライド開始番号
を0にしましょう。

これで2枚目のスライド番号が1になりました!

まとめ)パワーポイントのスライド番号(ページ番号)を1から始める!
以上、『パワーポイントのページ番号(スライド番号)設定』についてお伝えしました。
表紙のスライド番号を0から開始させて、2ページ目のスライド番号を1からにする方法は直感ではできません。
ポイントは次の2つです。


プレゼン資料を作成する際にはよく使うテクニックです。
これを機会にぜひマスターしてください。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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