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パワーポイントの文字フォント|初期設定を効率よく変更する

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パワーポイントでスライドを作成するとき、テキストボックスのフォントを毎回手作業で変更したりするのはストレスのたまる作業です。

毎回手作業で変更するの、大変なんだよね…

そんなときは、フォントの初期設定を変更してイライラから解放されましょう!

ただし、パワポの知識が少しばかり必要になってきます。

そこで本記事では具体的な設定方法をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

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記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • 業界歴15年のWeb解析士
  • 携わったSNSは約100件
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
目 次

パワーポイントの文字フォント|初期設定を変更する方法

基本的に、同じ資料内ではフォントを統一しましょう。

また、学会や卒論などでは、使用するフォントが指定されていたりもします。

それを踏まえてフォントの初期設定を行ってください。今回は読者の皆様に分かりやすいように特徴のあるフォントを設定していきます。

ポイントは『スライドマスター』です!

フォントの種類だけでなく、サイズや色なども同様の方法で初期設定できます。

スライドマスターからフォントの初期設定

実は、パワーポイントのメニュー内にはフォントの初期設定メニューは存在しません。

そのため、スライドの様々な設定を一括管理する機能であるスライドマスターの設定を調整が必要になります。

スライドマスターの詳しい説明はこちらをどうぞ。

関連記事やさしいパワーポイント|スライドマスターの編集や使い方

まず、スライドマスターを起動しましょう。

具体的には、表示タブ>マスター表示グループ>スライドマスターでスライドマスターを起動してください。

スライドマスターが起動すると下図のような表示になります。

このスライドマスターは、一番上にあるスライドマスターと、その下に連なっているレイアウトマスターから構成されます。

まず、上図のスライドマスター(赤い部分)を選択してください。下図のような画面になります。

次に、スライド編集画面にある、タイトルのテキストボックス内の文字を選択してください。

スライドマスター内のテキストボックスのことを『プレースホルダー』と呼びます。

この状態で、ホームタブ>フォントグループ内のプルダウン(下図の赤枠)から、使いたいフォントを選びましょう。

また、スライド編集画面にある、コンテンツのプレースホルダー内の文字を選択してください。

そして先ほどと同様にして、フォントの選択をしてください。

結果として、今回はこんな感じにしました。

最後に、マスター表示を閉じるボタンを押してここまでの設定を保存しましょう。

以上で基本的な設定は完了です!

試しにスライドを新規作成して文字を入力してください。↓のようになります。

上記で設定した初期設定が反映されていますね。

どうもお疲れ様でした!

さて、これで一件落着と言いたいところですが、一点だけ注意事項があります。

覚えておいて損のない注意事項!

パワーポイントにおけるフォントの初期設定は上記で完了ですが、注意点が!

それは、設定した内容はそのファイル内でのみ有効ということです。

次回以降、新たなパワポファイルを起動すると先ほどの初期設定が元に戻ってしまうんです…

このあたりは仕様を改善してほしい…

これを防ぐためにテンプレートファイルというものがあります。

ややクセがありますが、マスターすると便利な機能です。使い方をさっそく見ていきましょう!

テンプレートファイルのキモは拡張子と保存場所

テンプレートファイルを使うポイントは、保存の際の拡張子と保存場所です。

必要な初期設定が完了したらまず、そのファイルを名前を付けて保存してください。

その際、保存場所と拡張子を以下のようにしてください。

保存場所ドキュメント>Officeのカスタムテンプレート
拡張子.potx

保存場所と拡張子を上記以外のものにしてしまうと、テンプレファイルがうまく作動しませんのでご注意を!

テンプレは必ず、『Officeのカスタムテンプレート』フォルダに保存!

と言いつつも実は、保存場所の設定は変更可能ですが本記事では割愛します。

興味のある方は『Office テンプレートファイル 保存場所』などで検索してみてください。

それでは、このテンプレファイルの使い方を見ていきます。

テンプレートファイルの使い方

テンプレートファイルの使い方は簡単です。

パワポを起動して『新規』を選択しましょう。図のようになるので、個人用を選んでください

この個人用には、ドキュメントOfficeのカスタムテンプレートフォルダにあるテンプレファイルが表示されています。

この中から、必要な初期設定を保存した.potxファイルをダブルクリックします。

そして作成ボタンを押下すれば、先ほどの初期設定が反映された新規パワポファイルが開きます。

テンプレファイルから作成したパワポファイルは自動的に、.pptxの拡張子で保存されます。

最初にダブルクリックして起動したのは.potxファイルですが、編集したファイルを保存するときは自動的に.pptxファイルに変換される仕組みです。

つまり、.potxファイルは内容を書き換えられることなく、テンプレートとして機能するわけです。

イメージしにくいかもしれませんが、2~3回ほどやってみると仕組みが分かります。

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まとめ)パワーポイントの文字フォント|初期設定の変更

以上、パワーポイントの文字フォントにおける初期設定の方法をお伝えしました。

初期設定の明示的なメニューがないので戸惑ってしまいがちです。

ぜひスライドマスター機能の使い方を理解してください。

併せて、テンプレファイルの使い方もマスターしておくと何かと重宝します。

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関連記事パワーポイント講座|使い方・作り方のコツを凝縮!

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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