記事内にプロモーションを含みます。
「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」にならないよう配慮し、法令遵守に基づいた運営を行っています。

パワーポイントのグループ化とグループ化できない場合

  • URLをコピーしました!

グループ化は、図形をまとめて移動・拡大・縮小できる便利な機能です。

例えば、複数から構成されたの図形があるとします。

これらを一つづつ個別に移動させたり拡大・縮小するのはめちゃくちゃ面倒ですが、グループ化すれば、まとめて一度の操作で実現できます。

そこで本記事では、パワーポイントでのグループ化のやり方をお伝えします。

また、パワポではWordやExcelと異なり、グループ化できない場合も…。

その理由についても説明します。

本記事ではMicrosoft 365のPowerPointを使用しているので、ダウンロード版の画面とは若干異なる場合があります。両者に大きな違いはありませんが、ご了承ください。

記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • Web業界歴15年のWeb解析士
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
目 次

パワーポイントのグループ化とグループ化できない場合

グループ化とグループ化の解除はとっても簡単!

Ctrlキーを押しながらグループ化したい図形をクリックしていきます。

そうすると下図のように複数図形を同時に選択できます。

その状態で選択した複数図形の任意の場所(上図の場合、赤か黄色のどちらかの任意の場所)で右クリックしてください。

そしてメニュー内のグループ化を選択します。

選択状態を示す枠が下図のようになっていれば、2つの図形がグループ化されました。

また、グループ化を解除するには、選択枠内の任意の場所で右クリックしましょう。

そして、グループ化グループ化の解除でOKです。

パワーポイントでグループ化できないとき

上記のとおり、とても簡単なパワーポイントでのグループ化ですが、しばしばできない時があります。

これはソフトの不具合でもなんでもなく、ちゃんとした理由があるんです。

その理由を理解するためには、『オブジェクト』と『プレースホルダー』というものを理解する必要があります。

結論を言うと、『オブジェクト』はグループ化できますが、『プレースホルダー』はグループ化できません。

パワポの『オブジェクト』と『プレースホルダー』

パワーポイントでは、多くの図形やテキストボックスなどが用意されています。それらを『オブジェクト』と呼びます(厳密は、プログラムにで操作する対象のことです)。

これらの多くは挿入タブから利用でき、グループ化することが可能です。

一方、『プレースホルダー』とは、スライド上にあらかじめ書式設定された箱です。言い換えると、文字や図形などを挿入するための専用エリアといえます。

具体的には、新しく作成したスライドに見られる↓のようなやつです。ピンクで色付けした箇所がプレースホルダーです。

とはいえ、『オブジェクト』と『プレースホルダー』はパっと見で区別が難しいですよね。

そんなときは、パワポで新しいスライドを作成してみてください。スライドタイプごとに内部配置された枠が『プレースホルダー』です。

ためしに、図形とプレースホルダーをグループ化してみるとどうなるでしょうか?

上記の手順により右クリックしてみると、グループ化の箇所がグレーアウトしています。

つまり、『プレースホルダー』が一つでも含まれているとグループ化できないという仕様です。

また、グループ化できないのは『プレースホルダー』だけでなく、『表』も同様なのでご注意ください。

それ以外の場合はほぼ全て、グループ化が可能です。

なので、『プレースホルダ―をグループ化したい』という場合は、『プレースホルダ―』を削除して、そこにテキストボックス挿入後、グループ化しましょう。

まとめ)パワーポイントのグループ化とグループ化できない場合

以上、パワーポイントのグループ化とグループ化できない場合についてお伝えしました。

プレースホルダーや表を含む場合はグループできないので、テキストボックスなどのオブジェクトで代用しましょう。

このあたりがWordやExcelとは異なる操作感なので、上記を参考にしてください。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

質問はコメントへ!お気軽に!

【関連記事 (クリックで展開)

約50本の基本・便利ワザを掲載!

  • URLをコピーしました!

コメントはお気軽にどうぞ!

コメントする

CAPTCHA


目 次