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パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない!原因はスライドマスターの設定にあった!

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パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できないという問題は、意外と多くの人がつまずくポイントです。

通常の編集画面からは操作できないという声をよく耳にします、

私も以前、急ぎのプレゼン準備中にフッターが直せず焦った経験がありましたし、同僚もヘッダー編集で苦戦して時間を浪費していました。

この記事でわかること
  • パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因
  • スライドマスターの設定手順

この問題を解決するには、「スライドマスター」を理解する必要があります。

例えば、通常スライドで編集できなかったヘッダーやフッターも、スライドマスターを開くだけであっさり解決します。

最初は戸惑うかもしれませんが、一度仕組みを覚えれば「なんだ、こんなに簡単だったのか」と感じられるようになりますよ!

スライドマスターがわかれば謎が解けますよ!

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記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • 業界歴15年のWeb解析士
  • 携わったSNSは約100件
  • Google Analytics認定資格
目 次

パワーポイントのヘッダーとフッターが編集できない原因と対処法

パワーポイントで資料を作成していると、「ヘッダーやフッターを変更したいのに編集できない」という悩みに直面することがあります。

特に、社内テンプレートや配布資料用のフォーマットを使っている場合、通常のスライド画面から操作しても反映されないことが多いのです。

本章では、ヘッダー・フッターが編集できないときに考えられる主な原因と、その解決の方向性を整理します。

原因を知っておくことで、無駄に操作を繰り返す時間を減らし、効率的に修正できるようになります。

よくある原因1:スライドマスターで無効化されている

パワーポイントのヘッダーやフッターは、スライドマスターで管理されていることが多く、そこで「非表示」に設定されていると通常のスライドでは編集できません。

よくある原因2:個別スライドでプレースホルダーが削除されている

一部スライドで「フッターのプレースホルダー」を削除してしまうと、ヘッダーやフッターの設定が適用されなくなります。

よくある原因3:テンプレートによる制約

企業や学校で配布される公式テンプレートは、編集可能な領域が制限されている場合があります。このため通常の挿入操作が効かないことも少なくありません。

実体験:編集できずに困ったケース

あるプレゼン資料でフッターを変更しようとしたところ、どうしても反映されませんでした。

この原因は「スライドマスター側でフッターが無効化」されていたこと。設定を有効にしてリセットすると解決しました。

パワーポイントのヘッダーとフッター編集で知っておくべきポイント

パワーポイントではフッターの編集はできますが、ヘッダーを編集するという操作方法はありません。

ヘッダーとフッターボタンはありますが、ここから編集できるのはフッターだけです。

この理由は、パワーポイントの構造的な特徴にあります。

パワポはスライドベースのプレゼンテーションソフトで、WordやExcelのような連続したページ構造ではありません。つまり、スライドは個別の「画面」として扱われています。

そのため、各スライド内容に応じた柔軟なレイアウトを可能にするべく、ヘッダーはスライドマスターで個別にデザインするという設計思想が貫かれているからだそうです。

それならフッターも編集できないことになるのでは…

正直なところ、いまいち腹落ちしませんが、現状は、「ヘッダーの編集」機能は存在しない仕様ということを覚えておきましょう。

パワーポイントの「フッターとヘッダーが編集できない」を解決!確認すべきスライドマスターの設定ポイント

上記のとおり、パワーポイントでフッターやヘッダーが編集できない場合、多くは「スライドマスター」の設定が原因です。

スライドマスターは資料全体のレイアウトやヘッダー・フッターの表示を管理しているため、ここで無効化されていると、通常のスライド画面から編集しても反映されません。

本章では、このスライドマスターを使った方法を具体的に解説します。

通常操作で反映されないときは、スライドマスターの設定を確認するのがポイントです。

ヘッダーにスライド番号や社名などを表示させるためにどうやっているかというと、フッターの要素をヘッダーの位置に移動させてそれらしく見せているだけなんです。

このあたりは『ヘッダーの編集』の項目で後述します。

ということで、まずはフッターの編集から説明します。

挿入タブ>テキストグループ>ヘッダーとフッターを押してください。

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

ヘッダーとフッターダイアログが表示されます。

スライドタブを選択して、フッターにチェックを必ず入れて(フッター入力欄には必要な文言を入力)、それ以外の項目を任意でチェックしたら、すべてに適用をクリックしてください。

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

これでフッターの編集は完了です!

スライドに戻ると、フッターの位置に下図のように青マークの項目が設置されています(分かりやすいように青にしています。実際のフッター項目には色は付きません)。

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

独自デザインのヘッダーやフッターを作りたい場合は、スライドマスターにテキストボックスを追加するのがおすすめです。

消すときは、図形やテキストボックスの場合と同じように、該当箇所(※)を選択してDeleteキーかBackSpaceキーを押しましょう。

※プレースホルダーと呼ばれていて、テキストや画像などが入っているエリアのことです。

ヘッダーの編集方法

このセクションは「ヘッダーの編集」と銘打っていますが、実際は「疑似ヘッダー」という方がピッタリかもしれません。

その理由は、フッターの要素をスライド上部に移動させて、ヘッダーっぽく見せているだけだからです。

とにもかくにも手順を見ていきましょう。

まずは上記の手順でフッターを編集しておいて、図形やテキストボックスの移動と同じ要領でヘッダーの位置に移動させてください。

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

そうすると下図のように右上にスライド番号が移動しました。これがパワーポイントにおけるヘッダーの編集です。

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

やっていることは結構単純ですよね。

消すときは、該当箇所を選択してDeleteキーかBackSpaceキーを押せばOKです。

さて、ここまでは基本的な使い方をお伝えしてきましたが、実際の業務はもっと色々ありますよね。

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それでもやっぱり、パワーポイントのヘッダーとフッターが編集できない!

上記の方法を試してみても、やっぱりヘッダーやフッターが消えていて編集できないケースがあるはずです。

そんなときは、スライドマスターの設定を見直す必要があります。

これによりフッターを復活させて、その後ヘッダーを編集してください。

とはいえ、このスライドマスターはパワポ独自の概念なので難しく感じてしまうかもしれません。

時間がないという方は下記の手順を機械的に進めていけばOKですが、詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しています。ぜひチェックしてみてください。

スライドマスターからフッターを復活させる方法

サクッと知りたい方は以下の手順で!

まず、表示タブ>マスター表示グループ>スライドマスターでスライドマスターを起動してください。

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

すると、下図のような表示になります。

このスライドマスターは、スライドマスターレイアウトマスターの2つから構成されています。

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

この中から赤い部分のスライドマスターを選択した状態にしたうえで、フッター部分に注目してください。

フッターが編集できない場合、このスライドマスターのフッター部分が何らかの理由で消えてしまっているはずです。

そこで、スライドマスターのフッター部分を新たに追加します。

スライドマスタータブ>マスターレイアウトグループ>マスターレイアウトを押しましょう。

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

次のようなダイアログが表示されるので、次のようにチェックを入れましょう。

これでフッターに各種項目が復活します。

続けて、挿入タブ>テキストグループ>ヘッダーとフッターを押してください。

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

スライドタブを選択して任意の項目にチェックを入れましょう(フッターにはチェックを必ず入れて、フッター入力欄に必要な文言を入力)。

最後にすべてに適用をクリックすれば完了です!

最後に必ず、スライドマスタータブのマスター表示を閉じるボタンを押してください。

これでフッターが表示されるようになります!

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

スライドマスターからヘッダーを復活させる方法

ここまでできれば、あとは簡単!

上記の方法でフッターを編集できるようになったので、あとは、先ほどの手順でフッター要素をヘッダーの位置に移動させればOKです。

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

そうすると下図のように右上のヘッダーの位置にフッター要素が移動しました。

これでヘッダーの「疑似」編集の完成です!

パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できない原因

上記の方法によりヘッダーとフッターが完成したら次はいよいよ、スライドショーの作成に挑戦してみてください!

イルシルを実際に使ってみた感想 ≫

この記事の関連リンク集

当ブログでは、パワポ初心者の皆さんが知っておくと得する、基本~応用ワザをまとめて1本にしたカタログ的な記事を用意しています。

また、さらに上を目指したい方にピッタリな、Officeスキルを体系的に学べる人気オンラインスクールの特集記事も用意しました。こちらもチェックしてみてください。

特集記事Officeオンラインスクールおすすめ3選|Excel・Word・パワポ&MOS ≫

そして、本記事で紹介した関連リンクはこちらです。

ぜひご覧ください!

FAQ:「ヘッダーやフッターが編集できない」問題に関するよくある質問

ここまでは具体的な方法を一通りお伝えしてきましたが、その他にも細かい疑問や迷いやすいポイントがいくつかあります。

そこで以下では、よくある質問をFAQ形式でまとめました。

フッターを挿入しても表示されないのはなぜですか?

スライドマスターでフッターが無効になっている可能性があります。また、個別のスライドでプレースホルダーが削除されている場合も表示されません。スライドマスターの設定を確認してみましょう。

ヘッダーをスライド上部に表示したいのですが、どうすればいいですか?

パワーポイントのヘッダー機能はスライドには適用できません。代替策として、スライドマスターにテキストボックスを追加し、上部に配置すれば「ヘッダー風」に表示できます。

フッターを編集しても一部のスライドだけ反映されません。なぜですか?

個別のスライドでフッタープレースホルダーが削除されている可能性があります。スライドマスターで有効化し、[ホーム] → [リセット] を実行することで反映されやすくなります。

スライド番号が途中からずれてしまうのはなぜですか?

[デザイン] → [スライドのサイズ] → [ページ設定] で「開始番号」が変更されている可能性があります。ここを確認し、必要な番号から開始するよう修正してください。

ヘッダーやフッターを削除したい場合はどうすればいいですか?

[挿入] → [ヘッダーとフッター] の設定画面でチェックを外し、「すべてに適用」を選択すると削除できます。スライドマスター上でテキストを消去する方法もあります。

会社のテンプレートを使っていて編集できません。回避策はありますか?

公式テンプレートでは編集範囲が制限されていることがあります。その場合はコピーして新規プレゼンに貼り付け、スライドマスターを編集可能な状態にしてから調整するのがおすすめです。

フッターの位置を自由に調整したいのですが可能ですか?

はい、可能です。スライドマスターに移動し、フッターのプレースホルダーをドラッグすれば上下左右に配置を変更できます。

まとめ)パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できないときの対応方法

以上、パワーポイントのヘッダーやフッターが編集できないときの対応をお伝えしてきました。

ポイントを整理すると以下の通りです。

  • フッターが表示されないときは、スライドマスターで無効化されているか、プレースホルダーが削除されている可能性が高い
  • 解決の基本は、スライドマスターの設定確認
  • 独自デザインのヘッダーやフッターを作りたい場合は、スライドマスターにテキストボックスを追加するのがおすすめ

スライドマスターの概念を理解しておくと、このあたりの設定方法がわかるようになりますので、時間があったときにぜひ、目を通してみてください。

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それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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