グループ化は、図形をまとめて移動・拡大・縮小できる便利な機能です。
例えば、複数から構成されたの図形があるとします。
これらを一つづつ個別に移動させたり拡大・縮小するのはめちゃくちゃ面倒ですが、グループ化すれば、まとめて一度の操作で実現できます。
そこで本記事では、パワーポイントでのグループ化のやり方をお伝えします。
また、パワポではWordやExcelと異なり、グループ化できない場合も…。
その理由についても説明します。
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パワーポイントのグループ化とグループ化できない場合
グループ化とグループ化の解除はとっても簡単!
Ctrlキーを押しながらグループ化したい図形をクリックしていきます。
そうすると下図のように複数図形を同時に選択できます。
その状態で選択した複数図形の任意の場所(上図の場合、赤か黄色のどちらかの任意の場所)で右クリックしてください。
そしてメニュー内のグループ化
を選択します。
選択状態を示す枠が下図のようになっていれば、2つの図形がグループ化されました。
また、グループ化を解除するには、選択枠内の任意の場所で右クリックしましょう。
そして、グループ化
>グループ化の解除
でOKです。
パワーポイントでグループ化できないとき
上記のとおり、とても簡単なパワーポイントでのグループ化ですが、しばしばできない時があります。
これはソフトの不具合でもなんでもなく、ちゃんとした理由があるんです。
その理由を理解するためには、『オブジェクト』と『プレースホルダー』というものを理解する必要があります。
結論を言うと、『オブジェクト』はグループ化できますが、『プレースホルダー』はグループ化できません。
パワポの『オブジェクト』と『プレースホルダー』
パワーポイントでは、多くの図形やテキストボックスなどが用意されています。それらを『オブジェクト』と呼びます(厳密は、プログラムにで操作する対象のことです)。
これらの多くは挿入
タブから利用でき、グループ化することが可能です。
一方、『プレースホルダー』とは、スライド上にあらかじめ書式設定された箱です。言い換えると、文字や図形などを挿入するための専用エリアといえます。
具体的には、新しく作成したスライドに見られる↓のようなやつです。ピンクで色付けした箇所がプレースホルダーです。
とはいえ、『オブジェクト』と『プレースホルダー』はパっと見で区別が難しいですよね。
そんなときは、パワポで新しいスライドを作成してみてください。スライドタイプごとに内部配置された枠が『プレースホルダー』です。
ためしに、図形とプレースホルダーをグループ化してみるとどうなるでしょうか?
上記の手順により右クリックしてみると、グループ化
の箇所がグレーアウトしています。
つまり、『プレースホルダー』が一つでも含まれているとグループ化できないという仕様です。
また、グループ化できないのは『プレースホルダー』だけでなく、『表』も同様なのでご注意ください。
それ以外の場合はほぼ全て、グループ化が可能です。
なので、『プレースホルダ―をグループ化したい』という場合は、『プレースホルダ―』を削除して、そこにテキストボックス挿入後、グループ化しましょう。
まとめ)パワーポイントのグループ化とグループ化できない場合
以上、パワーポイントのグループ化とグループ化できない場合についてお伝えしました。
プレースホルダーや表を含む場合はグループできないので、テキストボックスなどのオブジェクトで代用しましょう。
このあたりがWordやExcelとは異なる操作感なので、上記を参考にしてください。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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