パワーポイントにエクセルを埋め込む方法には色々あります。
画像として貼り付けたり、Excelと連動させたりと様々です。
Excelの生データをパワポでも使いたいんだよね…
本記事では、パワーポイントにエクセルを埋め込む方法として、全6種類の埋め込み方法をお伝えします。
いずれの埋め込み方でも問題ありません。状況に応じて使い分けてください。
スライド作成もAIにおまかせ!自動生成により、作成時間を最大1/3に圧縮!
\無料の2週間トライアル/
いつでも解約できるから安心!
イルシルのレビュー記事はこちら
イルシルのレビューです
- 大手通信企業の元SE
- 業界歴15年のWeb解析士
- 携わったSNSは約100件
- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
パワーポイントにエクセルを埋め込む方法|5種類+1の埋め込み
パワーポイントにエクセルを埋め込む方法には6種類の埋め込み方があります。
図 | 画像として埋め込み |
---|---|
元の書式を保持 | Excelの表デザインをそのまま使う |
埋め込み | 貼り付けた表の各データを編集できる |
貼り付け先のスタイルを使用 | パワポのテーブルデザインを使用できる |
テキストのみ保持 | 表の文字だけを抽出する |
形式を選択して貼り付け | 貼り付け元であるExcelの表とリンクする |
シンプルで使いやすい埋め込み方は図
と元の書式を保持
です。
注意点はあるものの融通が利くのが形式を選択して貼り付け
、万能なのは埋め込み
です。
貼り付け先のスタイルを使用
とテキストのみ保持
は特殊な状況でない限り、クセが強くて使いにくいかもしれません。
以下では各埋め込み方法を説明していきます。
エクセルの埋め込み方:その1 図
表を画像として自動的に変換して、パワーポイントに埋め込みます。最もオーソドックスです。
まず、埋め込みたいエクセル表を選択して、Ctrl
+C
キーでコピーしてください。
パワーポイント内の埋め込み場所を右クリックして、貼り付けのオプション
から図
を選択します。
そうすると、下図のようになります。
パワーポイントにより、自動的に画像変換されたエクセルの埋め込みが行われます。
拡大・縮小はできますがデータ内容は編集できません。
エクセルの埋め込み方:その2 元の書式を保持
元の書式を保持
も、パワーポイントにエクセルを埋め込む方法としてオーソドックスなやり方です。
Excel表のデザインを維持したままパワポに埋め込みますが、表は編集できません。
まず、埋め込みたいエクセル表を選択して、Ctrl
+C
キーでコピーしてください。
パワーポイント内の埋め込み場所を右クリックして、貼り付けのオプション
から元の書式
を選択します。
すると、下図のように貼り付けられます。
クセがないので、パワーポイントへのエクセルの埋め込みとして利用頻度の高い方法です。
エクセルの埋め込み方:その3 埋め込み|使いやすい万能選手
埋め込み
では、パワーポイントポに埋め込んだ表の各データを編集できます。
まず、エクセル表を選択して、Ctrl
+C
キーでコピーしてください。
パワーポイント内の埋め込み箇所を右クリックして、貼り付けのオプション
から埋め込み
を選択します。
そうすると、下図のようになります。
表を編集したい場合は、貼り付けた表をクリックしてください。
下図のようにパワーポイント内でエクセルが起動するので、再度各セルをクリックするとデータを編集できます。
データの行を増やしたり関数を入れたりすることも可能です。
編集が完了してスライド内の任意の場所をクリックすれば、再びパワポの画面に戻ります。
エクセルの埋め込み方:その4 貼り付け先のスタイルを使用
貼り付け先のスタイルを使用
では、貼り付けた表にパワーポイントのテーブルデザインを使用します。
まず、埋め込みたいエクセル表を選択して、Ctrl
+C
キーでコピーしてください。
スライド内の貼り付けたい場所を右クリックして、貼り付けのオプション
から貼り付け先のスタイル
を選択します。
デフォルトでは貼り付けられた表は下図のようになっています。
このデザインを変更するにはテーブルデザイン
タブでお好みのものを適用しましょう。
下図のように、元のデザインや色をガラリと変えることもできます。
エクセルの埋め込み方:その5 テキストのみ保持
テキストのみ保持
では、コピーした表のテキストのみ抽出してパワーポイントにエクセル表を埋め込みます。
まず、貼り付けたいエクセル表を選択して、Ctrl
+C
キーでコピーしてください。
スライド内の貼り付けたい場所を右クリックして、貼り付けのオプション
からテキストのみ保持
を選択します。
すると、下図のようにテキストのみ貼り付けられます。
ご覧のとおり、かなりクセがあるので使用する状況は限られます。
元の書式がとてつもなく嫌な場合とか?
使用されることはほとんどないかもしれません。
エクセルの埋め込み方その6:形式を選択して貼り付け
とても便利な反面、運用に注意を要するのが形式を選択して貼り付け
です。
Excelの表の更新と同期して、パワーポイントに貼り付けられた表にも更新された内容が反映されます。
まず、貼り付けたいエクセル表を選択して、Ctrl
+C
キーでコピーしてください。
スライド内の貼り付けたい場所にカーソルを置いて、ホーム
タブ>貼り付けのオプション
>形式を選択して貼り付け
を選びましょう。
下図のようなダイアログが表示されるので、リンク貼り付け
にチェックして、Microsoft Excel ワークシートオブジェクト
を選択してください。
貼り付けられた表は下図のようになります。
一見、他の方法で貼り付けられた表と何ら変わりあるように見えません。
しかし、元のExcel表を更新すると、その内容がパワポに貼り付けた表にも反映されるというスグレもの!
ただし注意点があって、当然、貼り付け元のExcel表の場所を移動させたり、表のセル範囲を変えてしまうと、同期が取れなくなります。
もしそうなった場合はあらためて形式を選択して貼り付け
で貼り付けなおしましょう。
動画で納得!パワーポイントにエクセルを埋め込む方法
本記事と同様の内容がYouTube動画にもありました。
比較的わかりやすい2本をご紹介しますので、お好みに応じてどちらかをご覧ください。
やっぱり動画はわかりやすいですね!
実は、本家のMicrosoftのサイトにもパワーポイントにエクセルを埋め込む方法が掲載されています。
の記事が参考になるでしょう。
参考Excel ワークシートを PowerPoint に挿入する
まとめ)パワーポイントにエクセルを埋め込む方法
以上、パワーポイントにエクセルを埋め込む方法をお伝えしました。
シンプルで使いやすいのは図
と元の書式を保持
、注意点はあるものの融通が利くのが形式を選択して貼り付け
、そして万能なのは埋め込み
です。
図 | 画像として埋め込み |
---|---|
元の書式を保持 | Excelの表デザインをそのまま使う |
埋め込み | 貼り付けた表の各データを編集できる |
貼り付け先のスタイルを使用 | パワポのテーブルデザインを使用できる |
テキストのみ保持 | 表の文字だけを抽出する |
形式を選択して貼り付け | 貼り付け元であるExcelの表とリンクする |
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
質問は気軽にコメントへ!
関連記事 (クリックで展開)
約50本の基本・便利ワザを掲載!
コメントはお気軽にどうぞ!