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やさしいパワーポイント|テキストボックスの行間調整

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まず、パワーポイントなどのOfficeソフトにおける行間とは、一般的な行間の認識とは異なり、下図のような幅を指します。

1行目の『あ』の一番上から、2行目の『あ』の一番上までの距離が『行間』です。

でも、これだとイメージしにくいですね…。ということでもう少し別のイメージをお伝えします。

行間1行(1.0)1行分のスペースに1行
行間2行(2.0)2行分のスペースに1行
行間3行(3.0)3行分のスペースに1行

上の表を図で示すとこんな感じです。

上記を頭に入れたえうえで、パワーポイントにおけるテキストボックスの行間調整を行っていきましょう。

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記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • 業界歴15年のWeb解析士
  • 携わったSNSは約100件
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
目 次

やさしいパワーポイント|テキストボックスの行間調整

それではさっそく、パワーポイントの行間を調整する方法をお伝えします。

まず、間隔を広げたい文章を選択します。

その状態でホームタブ>段落グループ>行間を押してください。

表示される下のダイアログから選択しましょう。なお、このダイアログには数値のみ表示されていますが、単位は『行』です。

1.0や1.5というのはそれぞれ、1行や1.5行という意味です。

ちなみに、それぞれの行間値の差異を相対的に比較してみました。

こうしてみると、行間2.0や3.0は少し間延びしていますね。

見やすい行間としては、1.2くらいが丁度いいようです。

パワーポイントではこうした細かいカスタムも設定可能なので、次項ではそのあたりを説明します。

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行間の細かいカスタム

見やすい行間としては、1.2くらいが丁度いいようです。

しかしこの1.2はプルダウンメニューにはありません。そこで細かくカスタムしていきましょう。

やり方は簡単!

ホームタブ>段落グループ>右下の矢印をクリックします。

段落ダイアログが表示されるので、下図のように行間に倍数を選び、間隔に1.2を入力します。

ここでいう倍数とは、1行分のスペースのこと!『倍数=1.0』は行間1.0、『倍数=1.2』は行間1.2、『倍数=2.0』は行間2.0、『倍数=3.0』は行間3.0と同じ意味です。

実際にスライドをチェックしてみて、シックリこなければ間隔値=1.2を増減させてください。

しかし実は困ったことがあります。

新しくテキストボックスを挿入する際、行間は変更前の設定になっているんです。

もしかして、いちいち設定しないといけないの!?

新しいテキストボックスを挿入するたびに行間を設定していくのは正直、メンドクサイ!

でも、ご安心を!

カスタムした行間設定は保存できるので、それさえしてしまえば、新しいテキストボックスにもその設定内容が自動的に適用されます。

行間を設定したテキストボックスを右クリックしましょう。

そして、既定のテキストボックスに設定を選択すればOKです。

以降のテキストボックスは設定が反映された状態で挿入されます。

なかなかよく考えて作られていますね!

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まとめ)パワーポイントにおけるテキストボックスの行間調整

以上、パワーポイントにおけるテキストボックスの行間調整についてお伝えしました。

行間のイメージを下図のように把握しておくと便利です。

このイメージをもったまま行間設定を行ってみてください。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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