パワーポイントの大きな特徴の一つがアニメーション機能です。
かなり目立つので、使い方次第で効果的な発表ができます。
設定方法が簡単なので使いやすい反面、パワポを初めたばかりの人はつい楽しくなってアニメーションを多用しがちです。
アニメーション楽しい!色々動かしちゃうよ~!
しかし、ちょっと待ってください!
アニメーションを使いすぎると資料が見にくくなります。
それだけでなく、『パワポを使い始めて間もない人かな?』と思われてしまうことも…。
そこで本記事では、必要最低限に絞ってアニメーションの作り方を説明します。
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パワーポイントのアニメーションの作り方|プレゼンはこれだけで十分!
パワーポイントのアニメーション機能は、プレースホルダーはもちろん、テキストボックス・画像などのオブジェクトに設定できます。
オブジェクトに動きをつけると、プレゼンにおける効果的なアピールが可能です。
まず、このスライドにアニメーションを付けていきたいと思います。
『上期のアクセス状況』というテキストボックスにアニメーションを付けていきましょう。
まず、アニメーションを付けたいオブジェクトを選択します。
アニメーション
タブ>アニメーション
グループ内から動作の種類を選択します。
ここに表示されているのはアニメーションの一部だけです。そこで、下図の矢印を押してください。
これでアニメーションの一覧が表示されます。この中でよく使われるのはスライドイン、フロートイン、ワイプといったところでしょうか。
一覧の中からアニメーションを選択すると、それが付与されたオブジェクトに番号が付きます。
1つのオブジェクトには複数のアニメーションを付与できます(後述)。一つ目のアニメーションが付いたので上図では1
と表示されています。
もし2つ目、3つ目…とアニメーションを付与すると2
、3
と番号が付いていきます。
アニメーションを確認する際は、アニメーション
タブ>プレビュー
グループ>プレビュー
を押してください。
以上がパワーポイントにおける基本的なアニメーションの作り方です。
続いて、アニメーションの削除方法をお伝えします。
アニメーションの削除
アニメーションを削除したい場合は、そのオブジェクトを選択してください。
その状態でアニメーション一覧を表示させ、下図のようになし
を選択すればOKです。
アニメーションの追加
1つのオブジェクトには複数のアニメーションを適用できます。
まず、上記の手順に従って1つ目のアニメーションを付けましょう。
その後、、アニメーション
タブ>アニメーションの詳細設定
グループ>アニメーションの追加
を押してください。
アニメーション一覧が表示されるので、ここから選択してください。
そうするとオブジェクトに番号が付きます。今回の場合だと、2つのアニメーションを付けたので、1
、2
と番号が付与されています。
アニメーションを確認する際は、アニメーション
タブ>プレビュー
グループ>プレビュー
を押してください。
アニメーションの開始・継続時間・遅延・順序
パワーポイントでは、アニメーションの開始タイミング・継続時間・遅延・順序も設定できます。
初期設定のままアニメーションを動かしても大きな違和感はありませんが、こうした細かい設定をカスタマイズができると便利ですよね
アニメーション
タブ>タイミング
グループのなかから必要な項目を設定していきましょう。
たとえば、開始
の項目ではクリック時
・直前の動作と同時
・直前の動作の後
など、複数のアニメーションの開始タイミングを選べます。
また、遅延
という好悪目があります。
この意味は例えば、マウスクリック時にアニメーションを開始する場合、『カチッとクリックしてから何秒後にオブジェクトを動かすか?』という設定項目になります。
それ以外にも複数のアニメーションの再生順序も変更可能です。
このタイミング
グループのなかで大抵のアニメーションの挙動タイミングをカスタマイズすることができます。
設定が完了したら、プレビューで動きを必ず確認しておきましょう。
ちょっと特殊なアニメーション
ここからはちょっと特殊なアニメーションで実際に使えそうなものを紹介します。
それがアニメーションの軌跡
です。
今まではオブジェクトが消えたり点滅したりボワーっと浮かび上がったりするくらいでしたが、このアニメーションの軌跡はボールが転がったりするかのように、オブジェクトが移動する動きを付けることができます。
基本的な設定は上記と同じです。一覧の中からアニメーションの軌跡
を選択してください。
そしてこのアニメーションの軌跡
のなかでも面白いのがユーザー設定
です!
ユーザー設定
をクリックするとマウスカーソルが十字の形状になります。
これをマウスを左クリックしたまま動かし、『ここまででOK』という点でEsc
キーを押せばそこまでの軌跡とおりにオブジェクトが動き出します。
ぜひ、プレビューでオブジェクトの動きを確認してみてください。
まとめ)パワーポイントのアニメーションの作り方
以上、パワーポイントのアニメーションの作り方をお伝えしました。
オブジェクトの動きはプレゼンテーションにメリハリがつくのでいいアクセントになりますが、使いすぎるのは禁物です。
卒論や新人研修でパワーポイントを使用したプレゼンが行われる機会は多くあります。
ぜひ本記事の内容を参考に分かりやすい資料を作成してください。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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