- サッカーの審判時計のおすすめは?
- サッカーのスマートウォッチのおすすめは?
- サッカーの審判の時間はどうやって測るのですか?
サッカーの審判時計、種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からないのが本音ではないでしょうか。

高価なものはいらないけど、安すぎるのもちょっと…
結論から言うと、シンプルで時間が見やすいものがベスト!
そこで、操作性・視認性の観点から、審判歴20年以上の私が審判時計を5つ厳選しました。
安い・見やすい・使いやすいの高コスパで間違いなしのモデルです。
たとえば、CASIOのSTW-1000-1JHは、審判時計として愛用者が急増しています。
の
大きな液晶表示で視認性が高いだけでなく、誤操作を防ぐシンプルなボタン配置が特徴です。
あなたのジャッジと正確な時間管理で選手とベンチからの信頼を得られたとき、最高の充実感を味わえますよ!
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【記事作成:ヤットキ】

- 選手歴15年、4級審判歴約20年
- U-12サッカークラブの監督
- 大のCASIO好き!
サッカー審判時計おすすめ5選 | 1万円以下で買えるレフェリーウォッチも

CASIOのレフェリーウォッチは、その高い精度と耐久性で多くの支持を得ています。
その中でも、今回おすすめするサッカー審判時計は次の5本です。
5本の特徴を下のグラフにまとめました(各スコアはあくまで私の体感です)。

一番のおススメは操作性・耐久性・視認性に優れているSTW-1000-1JHです(グラフの赤)。バランスの取れた高コスパな一本なので、当ブログの人気No.1です。
それぞれ一長一短はありますが、ランニングやアウトドアにも最適。一本持っておくと重宝しますよ!
なお、G-SHOCKのスマートウォッチモデルであるG-SQUADシリーズもかなり魅力的です。
関連記事 ≫スーツに合う大人のG-SHOCK
STW-1000-1JH | サッカーの審判時計のおすすめNo.1
サッカーの審判時計としてまずお伝えしたいのは、STW-1000-1JHです。
1万円以下で入手できるので、全モデルの中でコスパ最強といえるでしょう。
大きさ/厚み | 45mm/11.6mm |
本体重量 | 46g(気にならない程度の重さ) |
表示 | デジタル |
素材 | 樹脂 |
他の時計に比べて広いディスプレイが特徴的です。
とにかく見やすくて使いやすいので、このSTW-1000-1JHをレフェリー用腕時計として愛用する審判員の方は実はたくさんいます。
大塚 晴弘
— サッカー審判員 使用機具紹介 (@refereeequip) August 28, 2022
Adidas コパムンディアル
カシオ STW-1000-1JH
セイコー スーパーランナーズ EX SBDH015
Adidas リストバンド S
Adidas カードケース
ペグシル pic.twitter.com/23yIp30keI
松尾 一
— サッカー審判員 使用機具紹介 (@refereeequip) August 13, 2022
モルテン バルキーン(Adidas ホイッスルリスト使用)
カシオ STW-1000-1JH
カシオ STW-1000-2JH
Polar Vantage M(リストバンドの内側に着用していると思われる)
Adidas コパムンディアル
Adidas カードケース
Adidas Jリーグ イエロー、レッドカード
Adidas レフェリー カードステッカー pic.twitter.com/RYAJVmgZRU
X(旧Twitter)でもかなり好評のようで、2020年1月1日~2024年12月31日の5年間におけるSTW-1000-1JHに関するポストを調べてみました。
総ポスト数までは計算できませんでしたが、こんな結果です。
期間 | 2020年1月1日~2024年12月31日 |
---|---|
購入してよかった | 13件(実用的、見やすい、ライトが明るいなど) |
イマイチだった | 1件(時刻が5分遅れる) |
どちらでもない | 1件(単なる購入報告) |
その他 | 多数(Amazon販売ページへのリンク) |
この表からもわかるように、使ってよかったとする投稿が多数を占めており、私と同じ意見をお持ちの方が多いようです。
この理由はなんといっても、とにかく見やすく、簡単操作でタイムを計測できる点にあります。
審判時計としてだけでなく、趣味でランニングをする方にも使いやすい設計です。
実際に日なたと日陰での見え具合をご覧ください。
どちらの場合も時間をハッキリと視認できることがわかります。


こんな感じでガシガシ使ってもビクともしません。
汚れても水洗い出来るのがうれしいポイントです。

使いやすさ・見やすさ・頑丈さを兼ね備えたサッカーの審判時計です。
STW-1000-1JHの三大ポイント!
- 画面が見やすい
- ボタンが押しやすい
- バッテリー切れの心配がない
【その1:画面が見やすい】

サッカーなどの審判時計には視認性の高さは重要です。
STW-1000-1JHは大きなワイド液晶パネルなので、チラ見だけでタイムを確認できます。
【その2:ボタンが押しやすい】

審判時計として致命的なのはボタンの押しにくさです。『タイムを計測できていなかった…』という悲劇は絶対に避けたいもの。
その点、STW-1000-1JFはボタンが正面に配置されていて人差し指一本で押せるので、間違いやストレスがありません。
実際に使ってみると、想像以上に快適なことが分かりますよ!
【その3:ソーラー充電なので長持ちバッテリー】
部屋の照明からも発電し、22時~6時の間は自動で節電モードに切り替わります。
いざという時に電池切れ…という心配がありません。私の場合、少なくとも5年以上はバッチリ動いています。
ちなみに、私は本機を暗い部屋の中で1ヶ月間放置してみました。
その結果どうなったかというと、自動で節電モードに切り替わって表示が消えていました。
しかし、ひとたび明かりの下に動かすと復活して時間が表示され、時刻遅れもありませんでした。
念のため、数時間ほどLEDライトの下に置いて充電しましたが、とても使いやすい一本であることを再認識しました。
▼ 見やすい・押しやすい・壊れない
ちょっと残念な点
サッカーの審判用腕時計としてイチオシのSTW-1000-1JHですが、唯一のマイナス面は、オシャレじゃないこと(笑)。
実用的な機能と外観にステータスを全振りした一本なので、審判時計やアウトドア用としては超優秀ですが、デートなどの普段使いには向いていません。
現場力重視の人に最適な一本といえるでしょう。
ユーザーの声
Xで生の声を拾ってみました。
値段と性能のバランスが抜群なので、好意的な口コミが圧倒的多数です。
カシオの「大槻モデル」STW-1000-1JFですが、実売価格は9000円以下みたいですね。
— おき@浦和 (@bikeerx) April 20, 2018
安いしサッカー観戦用に良いかもしれない。
ソーラー電波時計だし性能的には十分ですね。 pic.twitter.com/EqTja8oYFD
今使ってるカシオの腕時計。
— HORIZON (@twit_horizon) April 28, 2024
バッテリー交換を1度もしてないけどバッテリー消耗するのかな?と気になってビックカメラの購入履歴を調べてPHYS(STW-1000-1JF)と知る。今年の夏で8年も経つよ?
型番とかわかったしメーカーサイトから説明書をダウンロードしたけど、バッテリーは多分大丈夫っぽい。 pic.twitter.com/oJIdMVoQT1
この他にも、『酷使でバンドが切れたけど、交換してもう一度使いたい』というツイートもありました。
本体よりもバンドの方が先に痛むというのは皮肉な結果ですが、これも耐久性のあらわれといえます。
もし他のモデルと迷っているなら、STW-1000シリーズで間違いありません。
▼ 失敗しない高コスパな一本
STW-1000-1JFのカラーバリエーション
サッカーの審判時計の色は黒以外でもOKです。
私は好んで黒を使っていますが、それ以外の色を使っている方も見かけます。
なかでも下のグレーは当ブログでもかなりの人気です!
▼ グレーとオレンジが絶妙にマッチ
最近は人気が高まっていて、気付くとネット通販でも売り切れが多くなっているようです。
まだ在庫があるのを見つけたらラッキーかもしれません。
上記以外のブラック、ホワイト、ブルーは↓をご覧ください。
完売必至!見た目も機能も申し分なし|GBD-200-1JF
サッカーの審判時計としてはもちろん、外仕事からプライベートまで幅広くカバーしてくれる一本、それがGBD-200です。
大きさ/厚み | 45.9mm/15mm |
本体重量 | 58g(気にならない程度の重さ) |
表示 | デジタル |
素材 | 樹脂 |
▼ 公式オンラインストアで探す
話題の本機を発売日翌日に店頭で試着したところ、これがとてもイイ!
まずはこの動画を見てください。
海外ユーザーがアップしたものですが、雰囲気はわかると思います。
GPS機能はありませんがスマホ連携できるので、大事なメールやメッセージを見逃しません。
そしてなにより、デザインが秀逸!
G-ショックの無骨さと最先端のデザインが融合したフォルムがたまりません!
見やすい画面に加えて適度な重厚感もあります。

の画像はブラックモデルですが、実際はダークグレーに近いカラーリングです。
若干大き目サイズかもしれませんが、視認性が高く、操作性に問題はありません。
本機を見ているうちに、審判時計としての用途以上に『普段使いに欲しいかも!』と思わせられます。
屋外で使うとこんなイメージです。

左下のモードボタンを押すと、ストップウォッチにすぐ切り替えられます。
デジタル表示の文字がやや小ぶりな感じはしますが高輝度LEDライトなので、従来のG-SHOCKよりもクッキリと数字が表示されます。
夕方の薄暗いときに腕を傾けると盤面が発光するのはなにげに便利です!
どの試合会場においても本機を着けている審判を見かけたことはないので、審判時計として他人と被ることはめったにないでしょう。
価格は2万円前後なので他のG-SHOCKよりも少し値が張りますが、プレゼントや自分へのご褒美にも最適な一本です。
▼ トレーニング結果も記録できる
ちょっと残念な点
オールマイティーに活躍してくれそうな本機ですが、残念な点は電池寿命が短いことです。
カタログスペックでは2年とありますが、店員さんいわく『実際は3年くらい持ちますよ』とのことでした。今後はソーラー充電が実装されることに期待したいですね。
また、GBD-200のストップウォッチでは1秒未満が表示されません。レフェリングに支障はありませんが、ちょっと物足りない気がします。
ユーザーの声
美しい外観と性能に高評価が集まっています。
好意的な意見が圧倒的に多かったです。
GBD200 スマホの通知も見れるし、スマホ見当たらない時は鳴らせるし、歩数も見れるのに充電いらないのほんまつよい
— アララキ (@ARARAKI3104) April 2, 2024
トレーニング中のレスト管理にも使えるし、
なによりガシガシ使えるだけの無骨さが堪らん
まじで今年のベストバイだわ
みんなも買おうぜ pic.twitter.com/qvIPmbNBOc
スマートウォッチじゃないから全く充電いらないのにスマホの各種通知見れてとトレーニング記録できるGBD200最強すぎんか pic.twitter.com/dgKhyoTkej
— アララキ (@ARARAKI3104) January 27, 2024
▼ プライベートでも使いたくなる一本
GBD-200のカラーバリエーション
カラーはブラック・イエロー・ブルーがあります。
好みは様々ですが、私はブラックが一番好きです。ザ・無難ですね(笑)
店員さんによると、店頭に置いておくとすぐに売れてしまうくらいのかなりの人気モデルだそうです。
たしかに、GBD-200のカッコよさは群を抜いていますからね…。
サッカーの審判時計以外でも幅広く活躍してくれる一本です。
今後のスタンダードになる予感|G-LIDE GBX-100-1JF
本機を一言で表現すると、スマートウォッチとデジタル時計のハイブリッド。
両者を融合させたのデザインは秀逸です!
ただし、GPS機能はありませんのでご注意ください。
大きさ/厚み | 46mm/14.7mm |
本体重量 | 66g(気にならない程度の重さ) |
表示 | デジタル |
素材 | 樹脂 |
今、もっとも欲しいと思わせられる一本です。
実際に着けてみるとこんな感じです。

G-SHOCKの醍醐味でもある適度なゴツゴツ感があり、ちょうどよい大きさ。
物理ボタンによる操作なので、従来のG-ショックと同じ感覚で使用することができます。
時間表示もクッキリしており、従来のG-SHOCKよりも高い視認性があります。
かなり見やすい盤面なので審判時計としての使い勝手にも問題ないでしょう。

実際に操作してみると、左下のモードボタンからストップウォッチにすぐ切り替えられました。審判時計としての操作性も十分です。
そして特筆すべきは軽さ!
仕様では66gなんですが、体感ではそれよりもはるかに軽く感じました。
ベルトは樹脂製なので頑丈で柔らかくて手首への圧迫感がなくストレスが軽減されるので、審判時計には最適なモデルと言えるでしょう。
また、Bluetoothによってスマホ連携できるので、メッセージやメールの着信を確認できます。
▼ 次世代G-SHOCKになり得る一本
ちょっと残念な点
GBX-100のストップウォッチモードでは1秒未満が表示されません。レフェリングに支障はありませんが、ちょっと物足りない気がするかもしれません。
また、スマホ連携を切り忘れてしまうと試合中に通知が次々と入ってしまうので、試合前にはスマホ連携を無効にしておきましょう!
そして、ソーラー充電ではないので電池寿命が思ったよりも短いのも残念な点です。電池寿命は約2~3年だそうです。
ユーザーの声
このモデルは元々、サーファー向けに設計されているので、水に強い構造です。
そのため汗や雨に強いのは言うまでもありません。
多くの人がその点に惚れ込んでいるようです。
朝は子供を駅までお見送り。お供はG-SHOCKのGBX-100ロンハーマン限定✨ pic.twitter.com/q0Ouri2k8E
— tk_chrono_3rd (@tk_chrono_3rd) November 25, 2023
gbx-100-1jf良きやなぁ…
— R (@cbr1000rrrrrrrr) March 19, 2024
こんなん釣り行くしかないやん🥺 pic.twitter.com/K466g1zyA0
G-LIDE GBX-100のカラーバリエーション
GBX-100には色違いのモデルもあります。
全5色のラインナップです。
たとえばブラウンだとこんな感じです。かなり渋い!

上に挙げたもの以外でサッカーの審判時計として実用的なのは
です。値段と機能性を考えると、今後の審判時計のスタンダードとなり得る逸品です。
質実剛健!G-SHOCK本来の渋さ|G-5600E-1JF
ザ・G-SHOCK!
装飾を一切拒否するような無骨さは、まさに唯一無二の存在感です。
大きさ/厚み | 46.7mm/12.7mm |
本体重量 | 50.5g(きわめて軽量) |
表示 | デジタル |
素材 | 樹脂 |
G-SHOCK本来の魅力を味わいたいのならG-5600E-1JFがピッタリ!
このドッシリ感、どうですか?めちゃくちゃ渋いと思いませんか?

シンプルゆえに飽きがこないフォルムなので、流行に左右されません。
もちろん、外見だけではなく、機能的にもサッカーの審判時計として申し分なし!
ご覧のとおり、日なたと日陰でもしっかりと時間を認識できます。


実際、私はレフェリーウォッチとして本機を10年ほど愛用していました。
傷や汚れを気にせずガシガシ使い倒せるだけでなく、選手やコンビを組む審判にも安心感を与えてくれることでしょう。
しかもソーラー充電なので『5年は使えます!(店員さん談)』とのこと。
本記事で紹介したもののなかでは年齢問わず、最も普段使いになじむモデルかもしれません。
▼ 幅広い用途に使えるベーシックタイプ
なお、ほぼ同じ外観でブラックパネルタイプのGW-M5610U-1JFもかなり渋いモデルです。
このモデルもG-SHOCKファンにはたまらない外観です。
普段使いの選択肢としては十分にアリですが、ブラックパネルの視認性は意外に低いです。
サッカーのレフェリーウォッチを検討しているなら、ブラックパネルのモデルは避けた方が無難です。
見やすそうに思えますが、そこまで明瞭ではないのでご注意ください。
ちょっと残念な点
普段使いには申し分ないG-5600E-1JFですが、審判時計として使用する際には少しだけ注意点があります。
それはボタンがやや小さいので押しにくいという点です。
実は過去に、カウントアップを始めたつもりが実はスタートしていなかったということが1回だけありました。
そのときは副審にさりげなく経過時間を教えてもらって事なきを得ましたが、指の感覚が鈍くなっている冬での使用は要注意です。
ユーザーの声
原点回帰したという人やガシガシ使いたいという方にはとても好評ですね。
最近は色んなモデルが発表されていますが、最後はシンプルイズベストに戻るということなのかもしれません。
今日の腕時計
— shida (@____4da) June 25, 2024
カシオ G-SHOCK DW-5600E-1
いつ見てもかっこいいし、F-91Wと同じく実家に帰ってきたような安心感がある(実家住み) pic.twitter.com/Uy2a4RkGKe
#gshock
— 志羽山柴之助 (@krjnjn) March 26, 2024
本日のお供。
原点回帰として、G-SHOCK DW-5600E-1
色々な時計を使ってるけど、やっぱりこれが1番信頼してる(・∀・) pic.twitter.com/nD6AoLLZTV
▼ ベーシックなモデルが好きな方には最適
名機の血を受け継ぐ逸品|STR-300CJ-1JF
本機は惜しまれつつ廃盤となった名機、PHYS TIMERS11にそっくりです。
両者の外観があまりに似ているので、本機はPHYS TIMERS11の後継と勝手に解釈しています(CASIOの公式アナウンスではありません)。
大きさ/厚み | 35.2mm/12.1mm |
本体重量 | 30g(きわめて軽量) |
表示 | デジタル |
素材 | 樹脂 |
STR-300CJ-1JFの使いやすさは折り紙付きです。
最近では店頭で見かけることが少なくなりましたが、この度やっと見つけたのでさっそく試着してきました。


カタログスペックではやや小ぶりな感じもしますが、実際に着けてみると丁度よい大きさです。
厚みが12.1mmとスリムなので、長袖の袖口がかさばることはありません。
しかも軽量なので、男性・女性問わずガシガシ使い倒せます。
また、タイムを計測するときの『ピピッ』という動作音も聞き取りやすいので、ランニングウォッチとしても重宝するでしょう。
ちなみに、↓のようなパステルカラーもあります。
値段も高額ではないので、小学生のお子さんへのプレゼントには最適でしょう!
それ以外のカラーバリエーションは↓からどうぞ。
ブラック×グリーン(クリックで表示)
ブラック×ピンク(クリックで表示)
ブラック×パープル(クリックで表示)
サッカーの審判時計としてのスマートウォッチ。その使い心地は?

ここまでは従来のデジタルウォッチを紹介してきましたが、サッカーの審判時計としてのスマートウォッチの使い心地はどうでしょうか?
スマートウォッチと言えば、以下のブランドが有名です。
- Apple
- GARMIN(ガーミン)
- Huawei
- Fitbit(フィットビット)
- Suunto(スント)
- POLAR(ポラール)
各ブランドのスマートウォッチを実際に操作してみましたが、スワイプ→タップを何回か繰り返す必要があったので、どれも操作に手間取りました。
そのため、スマートウォッチが審判時計の主流になるのはもう少し先だと考えます。
なお、
の記事では、G-SHOCKスマートウォッチのG-SQUADラインをレポートしています。関連記事悪魔的魅力!G-SHOCKスマートウォッチは防水・防塵・耐衝撃
普段使いからキャンプまで幅広く使える間違いのない逸品です!
スマートウォッチの難点
結論から言うと、サッカーのレフェリー用腕時計として普及するのは以下の理由でまだ先のことだと思います。

審判時計としてはまだ使いにくいかな…
- 画面が見にくい
- 操作が煩雑
もう少し詳しく説明します。
- 視認性が低い
-
デジタルウォッチに比べて輝度が低く、視認性が劣ります。
『スマートウォッチは見やすいのでは?』と期待していましたので、実際に装着してみると意外にも見やすくは感じませんでした。
画面にメール通知や心拍数など様々な情報を表示させるため、時間の表示箇所が狭くなっているのが原因です。
- 操作が煩雑
-
最も印象的だったのが、操作が煩雑という点です。
従来のデジタルウォッチは物理ボタンを3回も押せば必要なモードに切り替えられます。
しかし、スマートウォッチではタップ→スワイプを何回も繰り返す必要があり面倒でした。
慣れれば問題ないですが、操作性では従来のデジタル時計の方に軍配が上がります。
ただ、GARMINは比較的使いやすいと感じました。店員さんからもGARMINをおすすめされました。
GPS測定技術で有名なアメリカのメーカーなので、品質は折り紙付きです。
GARMIN Instinct
GARMINイチオシなのがInstinctシリーズです。
色や大きさからすると、本シリーズの中でもGraphiteがもっともシックリきました。
ただ、高価なのが痛いところ…。
しかしその分軽いですし、画面表示も比較的見やすいです。
バッテリー使用時間も通常で14日間と十分!
スマートウォッチのなかでレフェリー用腕時計として使えそうなのはこのモデルです。
CASIO G-SHOCK G-SQUAD(スクワッド)
G-SHOCK初の本格的スマートウォッチとして店頭に並んでいます。
スペック的には十分ですが、審判時計としてはかなりゴツくて使いづらいのが印象的でした。
その反面、本格的な登山やトレッキングなどのアウトドアには申し分ありません。
CASIOの技術力なら従来のような四角いフォルムで、よりスッキリしたスマートウォッチを開発してくれるはずです!
本記事投稿後、G-SQUADはかなりのスリム化が図られました。
それだけでなく、初代G-SHOCKを彷彿とさせるフォルムになっています。
操作性もかなり向上しており、審判時計としてもいい線まで来ています!
審判に必要な心構え
審判を行う上で最も大事なのは次の3つです。
- 正確なジャッジ
- 試合時間の把握
- 選手との適度なコミュニケーション
どれも当たり前のことですが、試合時間を気にしすぎるあまり、その他のことが疎かになったりすることもよくあります。
また、笛の吹き過ぎや派手なジェスチャーで選手よりも目立ってしまう審判も時折見かけます。
試合の主役は選手であることを忘れないようにしてください。
そして、ある程度の経験を積んで余裕が出てきたら、選手との適度なコミュニケーションを取りましょう。
これは円滑な試合運営のコツです。
審判を始めたばかりの頃は全てをこなすことはできませんが、回数を重ねるごとに慣れてきます。
Jリーグでのレフェリーの動きや振る舞いを参考にしてみてください。
サッカーの審判時計の選び方と使い方

多くの方が笛を吹くのは、子供やアマチュアの試合だと思います。
このカテゴリーでのレフェリングに多機能な腕時計は不要です。
次の機能があれば、審判時計として困ることはないでしょう。
価格 | 1万円前後~2万円台のもので十分。 |
---|---|
視認性 | 高い視認性。デジタル必須。アナログ不可。 |
重さ | 軽いほうがよい(神経質になる必要なし) |
タイマー | カウントアップ機能。 |
ボタン | 押しやすさ重視。物理ボタンの方が操作しやすい。 |
電池 | ソーラー充電であれば尚良し。 |
デザイン | 一定の重厚感は必要。 |
耐久性 | 気温・土埃に耐えられる頑丈さと、汗・雨などへの防水性。 |
さて、サッカーの審判時計を選ぶ際、多くの方が気にするのが重さです。
でもハッキリ言って、時計の重さは全く気にしなくてOK!
しょせんは腕時計です。重さはたかが知れていますし、数分も着けていれば気にならなくなります。
安い審判時計はダメなの?
正直なところ、値段はあまり関係ありません。
現に、CASIOのF-91Wは約1,500円ですが驚くほど使いやすくてタフなので、私もサブの時計として使用することもよくあります。
最低限、『デジタル・止める/進む・時間を確認できる』ならば安くても審判時計として使えます。
バイブレーション機能は必要か?

審判時計にバイブレーション機能はあればもちろん便利ですが、なくても構いません。
現に私は今までバイブレーション機能を使ったことはありませんが、全く支障はありませんでした。
バイブレーション機能の必要性でよく言われるのは、アラーム音による選手の混乱防止や確実な時間管理です。
しかしそれはかなりハイレベルな試合でのことであって、ジュニアサッカーの場合ではそうしたことはまずありません。

バイブレーション、あるに越したことはないけど…
それよりも、レフェリングに夢中になって時間を忘れるケースの方が圧倒的に多いはずです。
たしかに、そうした場合にはバイブレーションは役立ちます。
しかし、前半や後半の終了数分前に、副審や予備審判から簡単な合図をしてもらうよう打ち合わせしておけば間違いありません。
バイブレーション機能があるに越したことはありませんが、固執する必要はありません。
普段からちょくちょく経過時間を確認するクセを付けておきましょう!
ソーラー充電と電池タイプ、どっちがいい?
ソーラー充電と電池タイプ、審判時計としてどちらがいいのでしょうか?
両者の特徴をざっとまとめてみます。
電池 | ソーラー充電 |
・安価 ・電池交換必要 ・充電不要 | ・高価 ・電池交換不要 ・充電に時間がかかる |

どっちがいいのか悩ましいところ…
私が審判時計としてよく使用しているSTW-1000-1JHはソーラー充電タイプです。
どちらも一長一短ですが、私はランニングコストの低いソーラー充電タイプをおススメします。
実際にソーラー充電タイプを5年以上(10年近く)使ってみて、一度も充電切れになったことはありません。
部屋に時計を置いておけば、照明の明かりでフル充電できるからです。
しかし、電池の場合はそうはいきません。数年でバッテリーを交換する必要があります。
たしかに購入価格は電池タイプよりも高いのですが、長い目で見ればソーラー充電の方がお得と言えます。
サッカーの審判時計は2つ必要?アディショナルタイムの計測

意外に知られていないのは、サッカーの審判では2つの時計を使うということです。
右腕と左腕に一つずつ着用してレフェリングします。
これは、メインの時計が試合途中で故障した場合に備えることと、アディショナルタイムを計測するためです。
ちなみに下の画像は、私が実際に使用しているメイン機(左)とサブ機(右)です。

腕時計は審判の大事な商売道具なので、メインもサブもしっかりしたものを着用したいですね。
時計が故障したことは今まで一度もありませんが、万が一のためにサブ機があると安心です。
2つの審判時計を使ったアディショナルタイムの測り方
よくある質問が2つの審判時計を使ったアディショナルタイムの測り方です。
とくに子供の試合の場合、飲水タイムやクーリングブレイクでのアディショナルタイム以外は、アディショナルタイムなし or 1分~1分30秒ほどで運用しています。
飲水タイム、クーリングブレイク、けがの治療などなければ、アディショナルなしの方が多いくらいです。
とはいえ、きちんとした測り方は知っておきましょう。

例えば、子供の試合のように、前・後半が20分間ずつの場合を考えます。
まず、左右の腕にそれぞれ時計を着けて、止めない時計/都度止める時計を決めておきます。
そして試合開始とともに両方の時計をスタートさせます。
試合中、飲水タイムやケガ人への対応などがあった場合は、都度止める時計をストップさせ、試合再開したらまたスタートさせます。
このとき、もう片方の止めない時計は、時間を止めずにそのままにしておきましょう。
前半が終了すると、止めない時計には20分と表示されているはずです。
一方、その都度時間を止める時計は、20分よりも短い時間になっているはずです(上図参照)。
つまり、両者の差分の時間(上図でいうところの黄色い4分間)がアディショナルタイムです。
補足:アディショナルタイムのゼスチャー
中央大会などハイレベルの試合は別として、地方ブロックの予選ではアディショナルタイムのボードはありません。
その代わり、前・後半が終わる2分ほど前に、主審が第四審に対してゼスチャーで伝えることになります。
子のゼスチャーに定まった方法はなく、試合前に審判団でアディショナルタイムのゼスチャーを決めておくことになります。

具体的には腕の位置で示すことが多く、片手を真上に挙げると1分、90度の位置は2分、真下に下げると3分といった感じです。
もし、0分(つまりアディショナルタイムなし)の場合は、野球のセーフのように両腕を軽く前後に振ったりします。
アディショナルのシグナルを受け取った第四審は両ベンチにその時間を伝えるという試合運営の流れです。
サッカーの審判時計でアディダス製はどう?
審判でアディダス製の時計を使ってらっしゃる方もたくさんいます。
自分が使いやすければ、メーカーはどこのものでも構いません。
個人的にはカジュアルな感じがして、いざというときに時計が止まってしまうのではないかと不安なので、私はより実用的なCASIOを使用しています。
このあたりは好みだと思います。
まとめ)サッカー審判時計のおすすめ5本+スマートウォッチ

以上、『サッカー審判時計のおすすめ5』と題して、レフェリー用腕時計おすすめ5本とスマートウォッチについてお伝えしました。
今回ご紹介したのは以下の5つです。
順位付けするわけではありませんが、これら5つの中からどれか一つをおすすめするとすれば、私はSTW-1000-1JHを推します。
外観の重厚さ・機能性・金額などを総合すると、サッカーの審判時計として頭一つ抜きん出ているのではないでしょうか。
この一本を選べば間違いありません。
▼ 失敗しない高コスパな一本
大きさ/厚み | 45mm/11.6mm |
本体重量 | 46g(気にならない程度の重さ) |
表示 | デジタル |
素材 | 樹脂 |
▼ 公式オンラインストアで探す
本機を使用して5年以上経っても不具合は全くなく、耐久性もバッチリです。
夏場はかなり酷使しましたが、買った当時の状態をほぼキープしています。
通常使用なら5年以上は十分には持ちますし、パーツ交換できるので長く付き合える一本です。
本記事があなたにピッタリな一本を見つけるきっかけとなれば幸いです。
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