
- 子どもにサッカーでもやらせてみようか…
- どんなチームがいいの?
新生活がスタートして、お子さんにサッカーをやらせたいとお考えの方もいらっしゃると思います。
とはいえ、どんなチームがいいのか迷っちゃいますよね。
本記事では、そんなママさん・パパさんのお悩みを解決していきます。
- 子どもとスポーツの付き合い方
- サッカーチームの選び方

子どもにサッカーをやらせたい|子どものチーム選びの結論は?

結論を言うと、練習メニューの目的を具体的に説明してくれるチームが最適です。
なぜならこうしたチームには、練習メニューを体系的に組んでくれる合理的なコーチがいるからです。子どもを怒鳴ったり、無理な要求をすることもないでしょう。
これは私の持論ですが、怒鳴るコーチは最悪だと思っています(プロチームはまた別の話です)。
怒るくらいの時間があるなら、それを指導にあてたほうが有益なはずです。
しかしこれだけでは漠然としすぎているので、もう少し具体的な内容をお伝えしていきます。
そもそも、子供にサッカーをやらせたいのは親のエゴ?

さて、ここからが本題です。
お子さんにサッカーをやらせたいとお考えの親御さんはたくさんいますが、そもそもなぜサッカーなのでしょう?
私は約20年、コーチとして子ども達を見てきた結果、入部のきっかけは次のいずれかに該当することがほとんどです。
- 親がサッカー経験者
- お兄ちゃんやお姉ちゃんがサッカーをしていた
- 仲のいい友達がサッカーをしている
この3つに共通しているのは、お子さん本人の意思が全く考慮されていないこと。
スポーツの主役はあくまでプレーする本人です。お子さんにサッカーをやらせたいと考える前に、まずは本人の考えをぜひとも聞いてあげてください。
きっと、次のどれかに当てはまります。
- やりたいスポーツがある
- スポーツに全く興味がない
- 体を動かすことは好きだが、スポーツをしていない
以下ではこれらの各項目について見ていきます。
子どもにサッカーをやらせるのは何歳からがいいのでしょうか?
もちろん早いに越したことはありませんが、幼稚園からサッカーをはじめるのは少し早すぎる気がします。
というのも、本人にはサッカーをしている認識がないからです。
サッカーと言うよりはむしろ、体を動かすことに重点を置いた、遊び感覚で通うことのできるスクールが良いと考えます。
無理なく続けられれば、小学校入学後、スムーズにサッカーを楽しむことができるはずです。
その1.本人にやりたいスポーツがある

本人にやりたいスポーツがあるなら、ぜひともそれをやらせてあげてください!
好きこそものの上手なれとはよく言うもので、上達も早いと思います。もしかして未来のスーパースターかもしれません。
とはいえ、実際にやってみたら想像と違っていた!なんてこともあるでしょう。
そんなときは、本人と一緒に方向性を考えなおすのも一つの手です。
一度始めたら最後までやり続けるというのも間違ってはいませんが、如何せんまだ小学生です。
色々な可能性を探る柔軟性も必要ではないでしょうか。
その2.スポーツに興味を示さない

運動嫌いな子どももいます。
人には得手不得手があるので、スポーツこそ正義という考えは誤りだと思います。
しかし、体を動かしたほうがいいのは確かです。
週末に一緒にジョギングをするとか、近所の公園でキャッチボールするなどの簡単な運動ならピッタリです。
もしかしたら、そこから心境の変化があるかも知れません。
いずれにせよ、無理強いはしないことです。運動が嫌いな子にとっては、それが過度のストレスになりかねません。
プログラミング、囲碁・将棋、勉強などの分野に視野を向けてあげるのもいいかもしれませんね。
その3.体を動かすことは好きだが、スポーツをしていない

こうしたお子さんにはぜひ、サッカーを勧めてあげてください。
『サッカーを勧めるのは大人のエゴではないか?』という話と矛盾するとお思いかも知れません。
しかし、運動が好きだけどやりたいスポーツが思いつかないのなら、保護者として子どもにアドバイスすることは当然です。
とはいえ、親御さんだって様々なスポーツに精通しているわけではありません。
だとすれば、自分が経験してきたスポーツを勧めるのはごく自然なことです。
そこで、チーム選びについてもう少し深堀りしていきます。
クラブチームと町のチーム、子どもにサッカーをやらせたいならどっち?

お子さん本人もサッカーに前向き。
実際に一度やってみよう!ということになったら、まずはチーム選びから始めましょう。
現在、子どものサッカーチームは、1)クラブチームと2)町のチームに大別することができます。
ここでいうクラブチームとは営利目的で運営しているチームのことで、町のチームとはボランティアで運営しているチームのことです。
どちらがいいのかは一概には言えませんが、お子さんの肌にあったところが一番です。
以下に両者の特徴を挙げてみます。
その1.クラブチームの特徴
一番の特徴として『強い』ことが挙げられます。
組織が体系化されており、専門家による練習メニューが組まれているのでチーム力が非常に高いです。
レベルの高い環境でプレーしたいお子さんにとっては、最適な環境でサッカーに取り組めます。
また、チーム運営は事務局が実施しているので保護者に負担はかかりませんし、疑問点や不満があれば直接相談することもできます。
一番のネックは高額な月謝です。一万円前後はかかると思います。
それ以外にも、合宿・遠征費用・チームで統一したグッズ(ボール、ジャージ、ユニフォームなど)の購入などが必要です。
また、練習や試合でのアピール度によって次の試合に出場できるかできないかが決まるので、チーム内での競争も過酷です。
しかし最近では、試合参加を目的とせず、練習だけを実施するチームもあります。個人的にはこうしたスタンスのチームがあってもいいと思います。
その2.町のチームの特徴
地域のボランティアによって運営されています。私がコーチをしているチームもこうしたカテゴリに入ります。
融通がききますし、月謝も定額で済みます。
たとえば、ユニフォームも買取ではなく、チームからの貸与というケースも多いです。
また、試合には必ず全員を出場させることが多いです。
さらに、コーチと保護者の結びつきが強く、子どもが卒団した後も、保護者から飲みに誘われる事もよくあります(笑)。
多くのみなさんが心配しているように、クラブチームに比べて保護者の負担は大きいです。
たとえば、地域のサッカー協会の会合に参加して、大会運営の手配などを分担して行わなければいけません。
また、試合への選手送迎、コーチのお手伝いなど色々と大変です。
もちろん、お茶出しなどは不要ですが、ボランティアで指導してくれているコーチに気を遣う場面は色々とあるはずです。
どちらかというと気遣いに疲れてしまうことが多いのかも知れません。
また、指導内容をコーチに一任している場合がほとんどです。
子どもにサッカーをやらせたい。気になるチームもある!そこから先は?
子どもにサッカーをやらせたい!本人も前向き!気になるチームも見つけた!
でもその後はどうすればいい…?
そんなときは、チーム練習に実際に参加してみるといいでしょう。
その方法を以下に紹介します
体験練習の予約を取る方法

どんなチームなのか確かめるには、体験練習への参加が最も効率の良い方法です。
体験練習は殆どのチームが実施しています。お試しとして気軽に参加してみましょう。
チームがHPを持っているなら問い合わせ窓口から連絡したり、知り合いづてにお願いするのもアリです。
ただし、必ず保護者同伴で参加してください。
ただ単に優しいだけのコーチなのか、一定の考えを基づいて子どもを指導しているのかを確認する必要がありますが、それを見極めるのは子どもには難しいです。
コーチのどこをみればいいの?

とはいえ、コーチの見極めも難しいところです。
私のおすすめは、お子さんの学年以外の練習風景を観察することです。
お子さんが低学年ならば、中学年や高学年の練習風景をチェックしてみてください。
もし、ワンマン社長のように振る舞うコーチがいれば、そのチームは避けたほうが無難です。
逆に、言葉・作戦ボード・身振り手振りなどで丁寧に説明しているコーチがいれば、そのチームはアリだと思います。
そうしたチームの練習からは、いい意味での緊張感や熱が伝わってきます。
子供にサッカーをやらせたいとき!そんなときのスクールの選び方【まとめ】

以上、子供にサッカーをやらせたいときときのスクールの選び方について、現役コーチの自論をお伝えしてきました。
まとめると、お子さんの考えを尊重したうえで、保護者としてアドバイスしてあげることが最も大事です。
と、ここまでくれば、

いいチームがあったら教えて!
とお考えですよね(笑)
私が一つだけオススメしているのは、リベルタサッカースクールです。
安定した運営体制が敷かれているので、私自身、チーム運営の参考にしているところもあります。
しかし決して安くはない費用なので、まずは無料体験で雰囲気を感じるのがベストです。
\ 難しく考えずに、気楽な感じでOKです /
もし相性が良さそうであれば、候補の一つとして選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
なんにせよ、スポーツの基本は楽しくプレーすることです。
上手・下手などは大した問題ではありません。力いっぱい走ったり蹴ったり、喜びや悔しさを感じながら大きくなっていってほしいですね。
当ブログでは今後も、子どものサッカーについて情報発信していきます。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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