エクセルのフッターページ番号を途中から付ける|表紙のページ番号を消す

こんな人に向けて書きました
  • ページ番号の振り方がよく分からない
  • 表紙や目次のページ番号を消して、本文を1ページ目にしたい

エクセルの『ページ番号』の設定には、たくさんの人が苦手意識を持っています。

なかでも、表紙のページ番号を消して、本文を1ページ目とするのはなかなか難しい操作です。

表紙や目次のページ番号ってどうやって消すの?

本記事では、エクセルのフッターページ番号を途中から付けて、表紙のページ番号を消すための設定を図解します。

実務に直結する内容ですので、ぜひご覧ください!

Excelによる履歴書作成のつまづきポイントは、こちらの記事をご覧ください。

記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • Web業界歴10年のWeb解析士
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
目 次

エクセルのフッターページ番号を途中から付ける|表紙のページ番号を消す

まず最初に、ページ番号の付け方をおさらいします。

その後、表紙や目次のページ番号を消す方法を説明します。

『表紙のページ番号を消す方法だけを手っ取り早く知りたい』という方はこちらをクリック!

記事内の該当箇所にジャンプします。

ページ番号の付け方の基本をおさらい

では最初に、基本的なページ番号の付け方から説明します。

まず、表示タブのなかから『ページレイアウト』を選択して下さい。すると、下のようなレイアウトになります。

Excelのフッターページ番号を途中から
ページレイアウト

本記事では、フッターの中央にページ番号を表示させていきます(ヘッダーにページ番号を表示させる場合も、以下と同じ操作で設定可能です)。

フッター部分をクリックすると、『フッターの追加』などの透かし文字が表示されることを確認して下さい。

フッターの真ん中をダブルクリックして、デザインタブのなかから『ページ番号』をクリックしましょう。

Excelのフッターページ番号を途中から
『ページ番号』をクリック

すると下のように、&[ページ番号]という文字列が表示されます。

これはExcelで使用されるショートコードのようなもので、ページ番号の計算・表示を行う機能です。

Excelのフッターページ番号を途中から
ページ番号の挿入

シート内に何らかのデータが入力されると、実際のページ番号が表示されます。

Excelのフッターページ番号を途中から
ページ番号の表示

ちなみに、ページ番号意外にも総ページ数を表示することもできます。

下のように『ページ数』ボタンを押すと、&[総ページ数]が入力されます。

Excelのフッターページ番号を途中から
『ページ数』の挿入

また、ページ番号と総ページ数を組み合わせることもできます。

これを活用すると、1/2や2/3などの表示が可能です。

『ページ番号』ボタンを押した後、/(スラッシュ)を入力し、さらに『ページ数』ボタンを押して下さい。

Excelのフッターページ番号を途中から
『ページ番号』と『ページ数』の組み合わせ

そしてデータを入力すると、下のように、ページ番号/総ページ数の形式で表示されます。

Excelのフッターページ番号を途中から
『ページ番号/ページ数』の表示

表紙のページ番号を消す方法

基本的なページ番号の挿入をおさらいしてきましたので、ここからは応用編です。

表紙のページ番号を消す方法を説明します。

例として、表紙と本文から構成される、下のようなエクセル文書を使用します。

先ほどのようにページ番号を付けると、表紙が1ページ目になり、本文が2ページ目となってしまいます。これはちょっとかっこ悪いですね。

Excelのフッターページ番号を途中から
表紙にページ番号が付いている

できれば、表紙にはページ番号を付けず、本文の1ページ目から番号を振りたいところです。

そこで、以下の設定を試して下さい。

まず、ページレイアウトタブのなかから、ページ設定グループの右下にある矢印をクリックしましょう。

Excelのフッターページ番号を途中から
『ページ設定』をクリック

ページ設定ウィンドウが開きます。ページタブ内の『先頭ページ番号』に『0』を入力してください。

Excelのフッターページ番号を途中から
『先頭ページ番号』に0を入力

その後、ページ設定タブ内の『ヘッダー/フッター』を選択し、『先頭ページのみ別指定(I)』にチェックを入れましょう。

そして、『フッターの編集(U)』をクリックします。

Excelのフッターページ番号を途中から
先頭ページのみ別指定

『先頭ページのフッター』タブを選択し、中央部にあるページ番号のショートコードを消して下さい(Backspaceなどで消しましょう)。

あとは、OKボタンを押していけば完了です。

Excelのフッターページ番号を途中から
フッターのページ番号を消す

さて、一通りの作業は完成しました。

実際に見てみると、表紙のページ番号が消えて、本文1ページ目からページ番号が付いていることが分かります。

Excelのフッターページ番号を途中から
表紙のページ番号が消えた

表紙+目次のページ番号を消して、本文からページ番号を始める設定方法

さて、これも応用編です。

先ほどは表紙だけの設定でした。

でももし、表紙に加えて目次もある場合、どうすれば本文からページ番号を開始するこできるでしょうか?

じつはこれ、とても簡単です。設定というほどのものでもありません。

結論から言うと、シート構成を『表紙と目次』、『本文』の2つに分ければOKです。

Excelのフッターページ番号を途中から
シートを分ける

というのも、ページ番号の設定は、そのシート内でのみ有効だからです。

なので、『表紙と本文』のシートにページ番号を設定しなければ当然、フッターには何も表示されません。

その一方、『本文』に1から始まるページ番号を設定すれば、そのシートにページ番号が付与されます。

Excelのフッターページ番号を途中から
ページ番号を付ける/付けない

まとめ)エクセルのフッターページ番号を途中から付ける方法

以上、『エクセルのフッターページ番号を途中から付ける|表紙のページ番号を消す』と題して説明してきました。

ワードのページ番号の付け方は比較的分かりやすいのですが、エクセルの場合は少し難しいですね。

しかし、知っておくと何かと役立つ機能ですので、ぜひご活用下さい!

質問はコメントへ!お気軽に!

【履歴書作成に役立つExcelの使い方】

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