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ペイントでトリミングできない

ペイントで切り抜きするコツ | 切り取り・トリミングできない理由

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ペイントの切り抜きを使いこなせれば、画像編集がグッと手軽になります。

というのも、ペイントの切り取りのコツを掴めば、画像の切り取りやトリミングがサクッとできるようになるからです。

この記事でわかること
  • ペイントで切り抜きを行う基本手順
  • ペイントでトリミング できない原因と対処法
  • サイズを指定して切り抜きするコツ

実は私も、プレゼン資料に掲載するための画像をペイントのトリミングで仕上げようとして苦戦したことがあります。

かんたんそうに見えるけどけっこう難しい…

でも正しい手順を知っただけで、ペイントでの切り取りを迷わなくなりました。

私のようにちょっとつまずいた経験がある方も、この記事でスッキリ解決できるはずです。

この記事では、操作・設定方法をわかりやすくお伝えしていきますが、より確実・効率的に上達したい方は、独学以外にも「プロに教わる近道」もあります。

自分にピッタリな学び方を選べば、パソコンの上達スピードは格段に向上しますよ。

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記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • 業界歴15年のWeb解析士
  • 携わったSNSは約100件
  • Google Analytics認定資格
目 次

ペイントで切り抜きするコツ | 切り取り・トリミングできない理由

ペイントにおける切り抜きは、不要な部分を削除して必要な部分だけを残すことで、写真やスクリーンショットをすっきり見せるための基本的な画像加工テクニックです。

特別なソフトを用意しなくても、Windows標準搭載のペイントで簡単に行えるのが魅力です。

四角形選択で素早く整える方法から、自由選択で細かく形に沿って切り抜く方法まで、用途に応じて使い分けられます。

四角形選択を使ったペイントでの切り抜き方法

四角形選択は、もっともシンプルで素早い切り抜き方法です。

今回はペイントでの切り抜きサンプルとして下のような画像を使用します。

ペイントで切り抜き

まずは切り抜きの下準備をしていきます。

ペイントで画像を開いたら表示タブを選択して、そして、ルーラーステータスバーにチェックを入れてください。

ペイントで切り抜き

すると、画面の下の方にサイズが表示されるようになります。このサイズがトリミングの大きさになります。

ペイントで切り抜き

必要な下準備はこれで完了しました。

それではいよいよ、トリミングの説明に移ります!

まず、選択した部分をクリックしてください。

ペイントで切り抜き

四角形を選択します。

ペイントで切り抜き

四角形選択で画像のトリミング範囲を指定すると、イメージグループ内のトリミングボタンが有効になります(赤枠)。

ペイントで切り抜き

このトリミングボタンを押すと、ペイントでの切り抜きが完了です。あとは、ファイルに名前を付けて保存してください(ファイル形式はなんでもOK)。

ペイントで切り抜き

ここまでは四角形選択による切り抜きを紹介しました。

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ペイントではこれ以外にも、自由選択による切り抜きができます。

次はその方法をお伝えしていきます。

自由選択を使ったペイントでの切り抜き方法 | 自由な形状に切り抜く

自由選択では、フリーハンドの範囲指定による切り抜きが可能です。

選択した部分をクリックしてください。

ペイントで切り抜き

自由形式を選択します。

ペイントで切り抜き

自由形式で画像のトリミング範囲を指定すると、イメージグループ内のトリミングボタンが有効になります(赤枠)。

ペイントで切り抜き

このトリミングボタンを押すと、ペイントでの切り抜きが完了です。あとは、ファイルに名前を付けて保存してください(ファイル形式はなんでもOK)。

ペイントで切り抜き

そして、ここからがミソです!

自由形式での選択は四角形選択での切り抜きと異なり、切り抜いた周囲に白い余白が残ってしまいます。

ペイントで切り抜き

仕上げとして、この余白を透明化していきましょう。

イメージグループ内の透過ボタンを押します。

ペイントで切り抜き

その後、画面右上のレイヤーボタンを押して、レイヤーを表示させてください。

ペイントで切り抜き

いったんレイヤーをクリックして、一覧の一番下にあるレイヤーの目アイコンをクリック!

ペイントで切り抜き

これで自由形式で切り抜いた背景が透過されます。市松模様の部分が透過された領域です。

ペイントで切り抜き

あとはファイルに名前を付けて、必ずPNG形式で保存しましょう。

PNG形式で保存しないと透過情報が維持されません。JPGなどは選択しないでください。

なお、レイヤーの詳細については、以下の記事で紹介しています。

自由選択は曲線や複雑な形にも対応できますが、マウス操作の精度が求められます。

背景や輪郭がはっきりしている画像だとよりきれいに仕上がります。

ペイントでの切り抜きをレベルアップする応用テクニック

基本の四角形選択や自由選択を覚えたら、さらに精度や仕上がりを高める応用テクニックに挑戦しましょう。

ペイントはシンプルなソフトですが、工夫次第でプロ並みにきれいな切り抜きが可能です。

ここでは、サイズ指定による正確な範囲調整、ショートカットキーの活用、最新機能である背景除去まで幅広く紹介します。

サイズ指定で正確に切り抜く

ペイントでは、切り抜き前にサイズをピクセル単位で指定することで、余白のない正確な画像を作れます。

まず、上記の要領で、四角形選択で大ざっぱなサイズ(少し大き目)で切り抜きます。

ペイントで切り抜き

ファイルをクリックしてください。

ペイントで切り抜き

画像のプロパティを選択

ペイントで切り抜き

下図のようにピクセルにチェックを入れて希望のサイズを入力した後、OKを押してください。

ペイントで切り抜き

そうすると、希望のサイズに調整されたことがわかります。

ペイントで切り抜き

Shiftキー・Ctrl+Zで操作性を向上

上記の切り抜きで作業効率を高めるならショートカットキーを活用しましょう。

知っておくと便利なのは次の5つです。

  • Shiftキー:ドラッグ中に押すと正方形など一定の比率をいじしたまま選択可能
  • Ctrl+Z:選択や切り抜きをやり直す
  • Ctrl + A:画像全体を選択
  • Ctrl + E:画像のプロパティを表示(サイズ・解像度確認に便利)
  • Ctrl + R:定規(ルーラー)の表示/非表示切り替え

Windows 11の背景除去機能

Windows 11の最新ペイントには「背景の削除」機能が搭載されています。

対象を自動検出し、背景だけを消去して透過PNGとして保存できるため、プレゼン資料やサムネイル作成などで重宝します。

従来のペイントでは不可能だった透過保存が、ワンクリックで実現できます。

手順は上記の《 自由選択を使ったペイントでの切り抜き方法 》でお伝えしていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

ペイントで切り抜きがうまくいかないときの原因と解決策

ペイントでトリミングできないと困るケースは少なくありません。

原因の多くは操作ミスや環境設定にあるため、基本を押さえれば簡単に解決できます。

ここではよくある失敗例とその対処法を紹介します。

選択ツールの使い間違い

ペイントで切り抜きができない一番多い原因は、選択ツールの誤使用です。

範囲選択していない

「トリミング」ボタンを有効にするには、「四角形選択」や「自由形式」で範囲を指定しておく必要があります。

ペイントで切り抜き

範囲選択のボタンを間違えている

範囲選択のボタンと図形描画の四角形ボタンを間違えるケースもよく見られます。

ペイントでの切り抜きは必ず、範囲選択ボタンから行いましょう。

ペイントで切り抜き

画像形式による制限

余白の透過に失敗するほとんどの場合は、ファイルの形式をミスっています。

JPG形式ではなく、必ずPNG形式で保存するようにしてください。

アプリやOSの不具合

まれにペイントやWindowsの不具合で切り抜きが反応しない場合もあります。

  • Windows Updateで最新バージョンに更新する
  • ペイントアプリを再起動、もしくは再インストールする
  • 別アプリ(ペイント3Dやフォトアプリ)で代替作業を行う

どうしても切り抜きできないという場合は上記の対策を試してみてください。

ペイントで切り抜きの体験談と失敗回避のコツ

私自身、ペイントで切り抜きを初めて使ったときは思うようにいかず、何度もやり直した経験があります。

特に「自由選択」で始点と終点をつなぎ忘れて範囲が確定せず、やり直し続けたのはよくある失敗です。

しかし現在では始点と終点をつなぎ忘れてもペイントが補正してくれるようになっているので、そうした心配はなくなりました。

しかし、コツを押さえれば効率的に作業でき、ストレスも減ります。ここでは実体験を踏まえて役立つヒントをご紹介します。

失敗例とその対策

  • 四角形選択を忘れてトリミングできない
     → 必ず「四角形選択」を選び直す習慣をつける。
  • 選択範囲がずれてしまう
     → ステータスバーやルーラーを表示してピクセル単位で確認。

こうした小さな意識で、ミスの多くは防げます。

効率化のための小技

「失敗してもすぐやり直せる」と思って気楽に操作するのが、ペイントをストレスなく使いこなすコツです。

  • ショートカットキーを使う
     Ctrl+C(コピー)→ Ctrl+N(新規作成)→ Ctrl+V(貼り付け)で切り抜きを即座に新しい画像に保存可能。
  • 複雑な形は無理をせず背景除去機能を活用
     無理に自由選択で細かくなぞるより、AI機能に任せた方が速くきれいに仕上がるケースが多いです。

Windows ペイントの関連記事

いざというとき役立ちます!

当ブログでは、ペイントの基本~応用ワザを解説した記事を多数用意しています。

それらをまとめた記事は、こちらからどうぞ。

また、本記事で紹介した関連記事は以下からもご覧いただけます。

こちらもぜひチェックしてみてください。

FAQ:ペイントで切り抜きするコツ

ここまでは具体的な方法をお伝えしてきましたが、その他にも細かい疑問や迷いやすいポイントがいくつかあります。

そこで以下では、よくある質問をFAQ形式でまとめました。

トリミングボタンが押せないのはなぜですか?

主な原因は選択ツールの使い間違いです。「四角形選択」をしていない場合はボタンが有効化されません。正しく選択範囲を作れば解決できます。

もっと正確に切り抜きたいのですが、ペイント以外におすすめはありますか?

複雑な形や背景透過を重視する場合は、Photoshopなどの画像編集ソフトやオンライン画像編集ツールを併用すると効率的です。

切り抜き後に保存したら元画像が消えてしまいました。どうすればいいですか?

「上書き保存」を選んでしまうと元画像は残りません。今後は「名前を付けて保存」を選び、別ファイルとして保存しましょう。

切り抜き範囲を後から微調整できますか?

ペイントでは選択範囲を後から細かく動かすことはできません。やり直す必要があります。ただし、Ctrl+Z(元に戻す)を活用すれば素早く再調整が可能です。

切り抜いた部分だけをコピーして別の画像に貼り付けられますか?

はい、可能です。切り抜きたい範囲を選択したら Ctrl+C(コピー) → Ctrl+V(貼り付け)で別のペイントウィンドウやアプリに転送できます。資料や合成画像作成に便利です。

ペイントで複数の部分を一度に切り抜けますか?

ペイントには「複数選択」機能はありません。複数箇所を切り抜きたい場合は、1つずつ選択して切り抜きを繰り返す必要があります。効率を求めるならPhotoshopなどの他ツールを検討しましょう。

まとめ)ペイントで切り抜きするコツとトリミングできない理由

以上、ペイントでの切り抜きをテーマにして、コツやトリミングできないときに確認したい内容を説明しました。

上で説明したことに注意して操作してみてください。

これをマスターすれば、レベルがワンランクアップすることは間違いありません!

本記事でペイントの基本操作が身に付いたら、次はより高度な編集技術にチャレンジしてみませんか?

自分の生活スタイルに最適なスクールで楽しく学習を続ければ、仕事やプライベートでのスキルの幅がグーンと広がります。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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