「ペイントで塗りつぶしできない」「色が全体に広がる」「塗りつぶした部分がまだらになる」と困っていませんか?
ペイントで塗りつぶしがうまくできない主な原因は、バケツツールの選択ミス、色1・色2の設定、図形の線の小さな隙間、JPG画像の色ムラなどにあります。
とくに、画像を塗りつぶしたい場合は、見た目では同じ色に見えてもピクセルごとに微妙に色が違うことがあり、思った範囲だけをきれいに塗れないことがあります。

なぜかキレイに塗りつぶせないんだよね…
- ペイントで塗りつぶしできないときの主な原因
- 初心者でもすぐ試せるペイント塗りつぶしの解決法
この記事では、Windows11のペイントで塗りつぶしできない原因、まだらになる理由、範囲外まで色が広がるときの直し方、選択範囲を塗りつぶしたいときの考え方まで画像付きで解説します。
私も最初にアイコンを作ろうとしたとき、塗りつぶしを押しても一向に色が入らなかったり、枠線の小さな隙間から色が漏れていることに気づかず、途方に暮れたこともありました。
そうしたちょっとしたミスに気付けば、作業スピードも楽しさもぐんとアップします。
詳しい仕様はMicrosoft公式サポートやMicrosoftペイントの紹介ページをご確認ください。
また、本記事の内容は、Windows 11のMicrosoft ペイント11.2511.291.0で検証していますが、画面構成や機能はプログラムの更新により変更される場合があります。


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ペイントで塗りつぶしできない原因と基本の直し方


「ペイントで塗りつぶしできない、思った通りに色がつかない」「なぜか画面全体が真っ黒になった」などのトラブルは操作方法や画像の状態に原因があるケースが多く、少しの工夫で解決できます。
ここでは、ペイントの塗りつぶしができないときにまず確認すべき基本と、よくある原因・対処法を整理して解説します。
ペイントの塗りつぶしツールと色1・色2の確認
塗りつぶしができないと感じるとき、意外と多いのが「基本操作の勘違い」です。ペイントには「色1(左クリック)」と「色2(右クリック)」があり、どちらを使っているかで塗りつぶされる色が変わります。
また、塗りつぶしを行う際には必ず「バケツアイコン(塗りつぶしツール)」を選んでいるか確認することも大切です。
新規キャンバスを開いて試し塗りを行い、クリックした色が意図通りに反映されるかどうかチェックしてみましょう。これだけで「不具合ではなかった」と気づくケースも少なくありません。
ということでまずは、色1と色2の使い方を見ていきます。
ペイントでは、マウスの左クリックで色1、右クリックで色2の色で塗りつぶします。


たとえば、色1が赤に設定されていると左クリックで赤色の塗りつぶし、色2が緑色に設定されていると右クリックで緑色の塗りつぶしになります。
ちなみに色1と色2に設定されている色はここを見ればOKです。


といっても、おそらくまだピンとこないかもしれません。そこで実際に、↓のような四角形を塗りつぶす場合を例にとって説明していきましょう。


上の状態だと、色1は赤、色2は緑に設定されています。


この四角形を塗りつぶすには、ツールバーにあるバケツアイコンを左クリックしてください。


そうすると、カーソルの形状がバケツになります。このバケツ型カーソルを四角形の中に移動させましょう。
そして左クリック(=色1で塗りつぶし)してみてください。


すると四角形が赤色で塗りつぶされます。


次に右クリック(=色2で塗りつぶし)してみてください。


すると四角形が緑色での塗りつぶしになります。


つまり、左クリック(色1で塗りつぶし) or 右クリック(色2で塗りつぶし)となるわけです。
またスポイトツールを使うと、希望の色をすぐに設定できます。
関連記事Windowsペイントのスポイトの使い方(塗りつぶし)|色1と色2 ≫
こうした色1と色2の正しい知識と便利機能を組み合わせれば、ペイントはかなり便利になります。
これを忘れないでくださいね。
ペイントの塗りつぶし範囲はクリックした色で決まる!
ここまでは、ペイントで画像の塗りつぶしを行うためのマウス操作を説明しました。
今度は、塗りつぶし範囲の説明です。
塗りつぶしはクリックした場所と同じ色の範囲に適用されます。
例えば先ほどは、下の画像のように四角形の内部を塗りつぶしてみました。この場合、黒い線で囲まれた領域が塗りつぶしの範囲と認識される仕様になっています。
そのため、四角形の外側の白い部分は塗りつぶされません。


では下のように境界線のない図形を塗りつぶすとどうなるのでしょうか?


上の画像のオレンジ部分を左クリック(=色1)で緑色に、青部分を右クリック(=色2)で黄色に塗りつぶしてみます。するとこうなりました。


クリックした場所と同じ色の領域が塗りつぶされるので、緑→オレンジ、黄→青に塗りつぶすことができました。
また、塗りつぶしはキャンバス全体にも適用することができます。
キャンバスは一面が白なので、白色の部分が全て塗りつぶしの範囲となります。


なんとなく塗りつぶしの範囲のことが分かってもらえたでしょうか?
ペイントで遊んでいるうちにイメージできるようになってくるので、積極的に遊んでみてください!
もしも、『さらに体系的に学びたい!』『独学だけでは不安…』と感じたら、オンラインパソコン教室で確実にスキルを身につけるのもおすすめです。
ツールを使わない塗りつぶし
さて、ここまでは塗りつぶしツール(バケツアイコン)による操作方法でした。
しかしペイントでは、塗りつぶしツールを使わなくても図形の塗りつぶしが可能です。
ためしに、緑で塗りつぶした六角形を描いてみましょう。
ペイントを開いたら、図形の中から六角形を選択し、単色塗りつぶしをクリックします。
そして、色2に緑色を設定してください。


上の画像の設定だと、マウスの左クリックを押しながら描画するパターンと、右クリックをを押しながら描画するパターンでは六角形の出来上がりが異なります。


なぜこうなるのか、また意図している塗りつぶし効果を実現するためにはどうすればいいのか、ちょっと考えてみてください(すぐにわかると思います)。
以上が塗りつぶしの基本的な使用方法でした。
ポイントは、色1と色2です!
予想よりも簡単だったのではないでしょうか?
ペイントで塗りつぶしできない・まだらになるときの確認ポイント


さてここからは、ペイント塗りつぶしできないときのチェックポイントを説明していきます。
症状に応じて参考にしてください。
- ムラができる
- まだらになる
- 塗りつぶしたい領域からはみ出る
- 背景色が透過されない
それでは個別に見ていきましょう!
ペイントで白いムラができる原因はブラシの線


よく見ると、線の内側にムラができてしまうことがあります。
この原因は、図形をブラシツールで描いているからです。
特にWindows 11の新しいペイントでは、初期設定のブラシが『油彩』や『水彩』になっている場合がありますが、これらはアンチエイリアス(境界をぼかす機能)が強く働くために塗りつぶしには不向きです。
確実に塗りつぶしたい場合は、必ず『ツール』メニューから『鉛筆』を選んで図形を描いてください。


鉛筆ツールで描いた図形に塗りつぶしを行うと、下のようにムラができずにキレイに仕上がります。


やはり白抜けがあるのとないのでは仕上がりが全然違いますね。
一方、ブラシツールでは線の輪郭がギザギザ・不連続になり、塗りつぶしがキレイにできません。
鉛筆ツールなど輪郭がはっきりしたツールを使って描いてください。
Windows 11のペイントは、初期設定のブラシが「油彩」や「水彩」になっていることがあります。これらは境界線がぼやけるため、そのまま塗りつぶすと必ず「白いムラ」が残ります。「塗りつぶしが前提」なら、描画前に必ず『鉛筆ツール』に切り替えるのが、一番確実で綺麗な仕上がりへの近道です。
ペイントの塗りつぶしがまだらになる原因はJPG画像


ペイントJPG形式などで保存した画像を塗りつぶそうとすると、上の画像のようにまだらになります。
これはそういう仕様なので仕方ありません。
PNG形式の画像でやり直すか、まだらの部分を消しゴムツールで白くして、あらためて塗りつぶしを行うしか方法はありません。
根気のいる修正作業が必要です。
保存済みのJPG画像でどうしても「まだら」が出てしまう場合、『消しゴムツール』で塗りつぶしたい箇所を一度なぞってからバケツツールを使うとうまくいきます。消しゴムで消した部分は「純粋な背景色(色2)」に置き換わるため、バケツツールの色が100%均一に乗りやすくなるからです。
ペイントで範囲外まで塗りつぶされる原因は線の隙間!


範囲外の塗りつぶしもよくあるケースですね。
原因は、どこかに小さな隙間があるからです。
上の例でいうと、三角形の頂点部分にわずかな隙間があるため、塗りつぶしの色が外にはみ出てしまいました。


対処法は、鉛筆ツールで線を書き足して隙間を埋めることです。
その後、あらためて塗りつぶすとうまくいきます。
背景色が透過されない|塗りつぶしできないときの確認ポイント
ペイントで背景色を透過されない(透明にならない)ときの確認ポイントをお伝えします。
それはスバリ、『色2』の設定です。
ペイントで背景色が透明にならないときは、『色2』の設定にミスがあります。


また、『透明の選択』機能の理解も必須です。これを理解すればイメージ通りに透明化できます。
ではそもそも、『透明の選択』機能では何ができるのでしょう?


詳細をここで説明するとかなり長くなりますので、背景色が透過されない理由と正しいやり方は、こちらの記事をご覧ください。
JPGなどの画像を使っている → まだらになる
JPG画像はファイルサイズを小さくするために『目に見えないレベルで色を間引く(圧縮する)』という性質を持っています。
そのため、一見同じ白に見えても、隣り合うピクセルの色が微妙に異なっており、ペイントのバケツツールが『別の色だ』と判断して塗り残し(まだら)が発生します。
たとえば白い背景に見えても、実際には「ほぼ白」に近いグレーや淡い色が入り交じっているのです。
この状態でバケツツールを使うと、完全に同じ色の範囲しか塗りつぶされないため、まだら模様や塗り残しが発生します。
解決策は以下の通りです:
- PNG形式に変換して保存し直す
PNGは非圧縮形式のため、同じ色が正確に保持され、塗りつぶしがスムーズになります。可能であれば最初からPNGで作業すると安心です。 - 塗りつぶし前に消しゴムで整える
JPEG由来の色ムラ部分を消しゴムで一度消してから塗り直すと、きれいに塗れるようになります。特に背景を一色にしたい場合に有効です。 - 拡張編集ソフトで色のしきい値を調整する
ペイントでは難しいですが、GIMPやPhotopeaなどの無料ソフトを併用すると「しきい値設定」で近似色もまとめて塗りつぶすことができます。ペイントで解決できない場合は、外部ツールを補助的に使うのも一案です。
このように、JPEGの仕組みを理解して対処すれば「塗りつぶしがまだらになる」問題はほとんど解決できます。
本記事でペイントの基本操作が身に付いたら、次はより高度な編集技術にチャレンジしてみませんか?
自分の生活スタイルに最適なスクールで楽しく学習を続ければ、仕事やプライベートでのスキルの幅がグーンと広がります。
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いざというとき役立ちます!
当ブログでは、ペイントの基本~応用ワザを解説した記事を多数用意しています。
それらをまとめた記事は、こちらからどうぞ。
また、本記事で紹介した関連記事は以下からもご覧いただけます。
こちらもぜひチェックしてみてください。
→ 📝Windowsペイントのスポイトの使い方(塗りつぶし)|色1と色2
FAQ:ペイントで塗りつぶしできない・範囲指定でよくある質問


ここまでは、ペイントで画像の塗りつぶしができない理由をお伝えしてきましたが、その他にも細かい疑問や迷いやすいポイントがいくつかあります。
そこで以下では、よくある質問をFAQ形式でまとめました。
まとめ)ペイントで塗りつぶしできないときは原因別に直そう


以上、『ペイントによる画像の塗りつぶし方法』と題して、塗りつぶしできない理由と正しいやり方について説明しました。
ペイントをうまく使えば、塗りつぶしなどのちょっとした画像編集なら十分に威力を発揮します。
ただし少し慣れが必要なので、お絵かき感覚で色々と遊んでみてください!
それではまた、次の記事でお会いしましょう!


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