転職フェア
何かのきっかけを掴みたいと思って、気分転換も兼ねて参加してきました。
せっかく参加してきたので、その時の様子をレポートします。
無職の方や転職活動を始めた方のなかには、フェアの参加を迷っている人もいると思います。
そんな方達の参考になれば幸いです。
ちなみに今回の主催はdodaでした。
マイナビや@typeなど、他の大手が主催するフェアも似たような感じです。
無料の写真撮影、応募書類作成やキャリア形成の相談コーナーなどが設けられていることもありますよ。
さて、今回参加してみた感想はというと…参加してよかったと思います。
モチベーションアップのためにも、みなさんも一度参加してみてはいかがでしょうか?
そもそも参加するメリットはあるのか?
個人的にはメリット大だと感じています。
他の求職者の姿を見るとモチベーションが上がりますし、現場社員の生の声を聞けるのは貴重な機会だと思います。
なお、参加条件はありませんので、私のような無職、フリーター、働いた経験がない人でももちろん参加できますし、受付でこれまでの経験を聞かれるということもありません。
働きたいという意思さえすればそれでOKなのです。
個人的には、転職希望者だけでなく、新卒の就活学生だって参加してみてもいいのでは?とさえ思います。
当日までの準備
転職フェアの開催情報は?
そもそも、いつどこでどんなフェアが開催されるのでしょうか?
それには、【転職フェア.jp】や【合説どっとこむ 転職】を見てみるといいかもしれません。開催情報が見やすくまとめられています。
また、各フェアの特設サイトには出展企業も掲載されているので事前にチェックしておきましょう。
それにしても、4~6月や9~11月の開催が多いようですね。
ボーナスをもらってから辞める人が多いので、それに合わせて採用活動が活発になるのかもしれません。
参加登録の方法は?
参加には登録が必要です。
当日に会場で登録することも可能ですが、多くの人で混み合います。かなりの時間ロスになってしまうので、スムーズに入場するためには、事前登録をオススメします。
事前登録はネットで申し込みフォームに入力するだけですので、30分もあれば終わります。人気レストランに飛び込みで入るのか、予約してから入るのかということと同じイメージです。
それに、事前登録すると500円~1,000円分のAmazonギフトカードやQuoカードの特典があるので、絶対に事前登録の方がお得です。
これが完了すると、入力内容を基にしたキャリアシートというものが発行されます。当日はこれを印刷して持参しましょう。出展ブースでは、このシートをもとに色々な話をすることになります。
また、万が一の場合に備えて、このシートとは別に、普段自分が使っている履歴書や職務経歴書を持っていくといいかもしれません。
その他には、ブース訪問のたびに会社パンフレットを渡されることになるので、それを入れる鞄は必需品です。当たり前か…
会場は?
東京の場合は、東京ドームのプリズムホールで開催されることが多いです。水道橋駅か春日駅ら行くのが最も近いでしょう。
最寄り駅:
・JR「水道橋駅」東口
・都営地下鉄大江戸線「春日駅」A1出口
・都営地下鉄三田線「水道橋駅」A3出口
・東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」2番出口
服装は?
スーツにネクタイという人が全体の7~8割でした。
残りは私のようにセットアップのビジネスカジュアルでしたが、セットアップだからといって浮いていたという感じはありませんでした。
それを考えると、スーツかビジネスカジュアルが無難ですが、全くの私服という人もちらほら見かけられました。
年齢層と男女比は?
あくまで私個人の感覚ですが、30代~40代が全体の7、8割を占めていました。このくらいの年齢から転職を考え始めるというのがその理由と思われます。
また、男性7割、女性3割といった感じです。
事前登録のいい点と悪い点
さて、フェアに参加するときは事前登録するといいよ!とお話ししましたが、補足情報があります。
それは、出展企業からの勧誘メールです。
事前登録すると、登録したメアドにいろんな企業からの勧誘メールが届きます。
どんな内容かというと、「あなたの経歴に興味があります。~のブースでお待ちしていますのでぜひお話を聞かせてください!」というものです。
企業側も高いお金を払って出展しているので、フェア参加者の囲い込みに必死です。
でも、この勧誘メールはあまり真に受けないほうがいいかもしれません。
それは自分の経歴や興味とは全く関係ない業種からもお誘いメールが来るからです。
私の場合で言うと例えば、タクシーやハウスメーカーの会社からバンバン勧誘が来てました。
いいなと思う会社があればまだいいのですが、殆どの場合、興味ないものばかりでした…
うまく付き合いましょう。
会場の雰囲気
開始直後は混雑するので、時間を少しずらして入場する方がいいかもしれません。
入場すると、まず、自分の希望職種に合うネックストラップを選びます。各ブースの担当者はそれを見て声をかけてくるという仕組みです。
そしていざ、入場。
最初に感じるのは熱気のすごさです。
企業の担当者は自分のブースに来てもらおうと、とにかく声をかけまくっています。その様子はさながら年末のアメ横のよう。
dodaはそれほどではないですが、マイナビのフェアはものすごかったように思います。10m歩くのに4,5回は声を掛けられた気がします。
自分がものすごい人材のような錯覚を起こしてしまいそうです。実際はただのしょぼい40代にすぎないのですが…
ただ、声を掛けられるたびにそのブースに入っていてはとても時間が足りません。ある程度割り切って、誘いを断る勇気も必要です。
ただ、一度断っちゃったけど、やっぱり気になってきたということもあります。それでも大丈夫です。
会場には各社のパンフレットが置かれています。その企業のパンフを見てから、あらためてブース訪問を検討するのも手です。
ところで、私はWeb系のIT技術職を志望しているので、どうしてもそうした企業に目が行ってしまいます。
そのうえで、IT系の場合どんな企業が多かったかというと、技術者派遣を主な仕事とするベンチャーが多かったように思います。
会場を歩いていると頻繁に担当者から声を掛けられるので、仕事内容を聞いてみると、大体が客先常駐のパターンでした。
私は自社開発を強く希望しているので、そうした会社からのオファーは一切無視していたのですが、むしろ客先の方がよいという人にとっては、うってつけの機会かもしれません。
いざ、ブース訪問!!
一企業に割り当てられているブースの広さは大体4~5m四方ほどの広さです。
そこに長机とパイプ椅子が3脚ほど置かれています。人気企業になると順番待ちができています。
未経験可や学歴不問を謳う企業もちらほらと見受けられました。
そして、気になる企業を見つけたら、いよいよブース訪問へ。
最初は緊張しますが、気楽な感じで大丈夫です。企業側は大歓迎してくれるはずです。
担当者に話を聞きたい旨を伝えると席に案内してくれます。席に着いたら、前述のキャリアシートを渡します。このシートを基に話は進みます。
基本的には先方の話を聞くというスタイルでOKです。もちろん、こちらから積極的に話をするのでも構いません。
ちなみに、「ブース訪問」=「面接」というわけではありませんし、その企業に応募したことにもなりません。
あくまで会社説明や仕事内容を気軽に教えてくれるという感じです。
企業側からすれば、閑古鳥が鳴いているブースにしたくないので、話を聞くために気楽に訪問するだけでも大歓迎してくれます。
また、実際に話を聞くことで今まで気にもしていなかった会社への関心が強まるということもよくあります。もしかしたら、面接の約束を取り付けられることもあるかも!?
2、3社ほどの話を聞き終わった私は、会場内をグルグルしていると面白い傾向を見つけました。
それは、IT系技術職で誰もが知っている大企業のブースは訪問者が少ないということです。
大企業ほど長蛇の列ができているように思えますが、それとは真逆の光景に驚きました。
敷居が高くて、訪問しにくいのかもしれませんね。
私が以前在籍していた企業も出展していたので、もしかしたら知り合いがいるかもと思って覗いてみたところ、ご多分に漏れず担当者が暇そうにしてました…出戻りたいな…
さて、一通りの予定をこなして出口でアンケートに記入すると、特典のAmazonギフト券をもらえました。
もらえるものはもらって帰りましょう。事前登録した人は忘れずに!
以上、転職フェアのレポートでした。
なお、転職したいと考えたときに最初に取るべき行動について、こちらの記事でまとめています。
ご興味のある方はぜひご覧ください。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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