『返信の文章はどこに書くの?』
『インラインの回答ってどうやるの?』
PC操作が苦手な方にとって、Gmailの返信の仕方が分かりにくようです。
Gmail、画面の見方がよく分からん…
70代後半になる私の父と母も『どうやればいいの?』と困惑気味です。
ボタンが見つけにくいので、とっつきにくさを感じているのかもしれません。
そこで本記事では、画像を使いながら、Gmailの返信の仕方はこれでOKという内容をお伝えします。
▼ Gmailの色んな使い方をギュッと凝縮!
- 大手通信企業の元SE
- 業界歴15年のWeb解析士
- 携わったSNSは約100件
- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Gmail 返信の仕方|返信はどこに書く?インライン回答の方法は?
それではさっそく、Gmailの返信の仕方をお伝えします。
Gmailの返信の仕方・返信メッセージの入力場所・インライン回答は、PC版とスマホアプリ版では操作方法が少し異なります。
『Gmailで返信メッセージはどこに書くの?』とお困りの方は、PCとスマホアプリでの操作方法の違いに戸惑うかもしれません。
そこで本記事ではPC→スマホの順に説明します。
2~3回も繰り返せばすぐにマスターできるので、ぜひ頑張りましょう!
【PC版】Gmailの返信の仕方
- Gmailの受信トレイの中から、返信したいメールをクリック
- 『返信ボタン』をクリック
- 返信メッセージを入力
- 送信ボタンで返信完了!
これで返信完了です!
Gmailの返信の仕方は意外に簡単だったのではないでしょうか。
【PC版Gmail】返信メッセージの件名変更
Gmailで返信メッセージを作成すると、件名は自動的に【Re:(元の件名)】と入力されます。
つまり、元の件名の先頭に『Re:』という文字列が自動的に付加される仕様です。
それがどうしても気になる場合は、返信メールの件名変更を行いましょう。
- 返信メールの左上にある▼をクリック
- メニューのなかから
件名を編集
をクリック
- 件名の部分が編集可能になるので、好きなタイトルに件名変更
以上の手順でGmailで返信メッセージの件名変更を行うことができます。
【スマホアプリ版】Gmailの返信の仕方
では次に、スマホアプリ版Gmailの返信の仕方を説明します。
- Gmailの受信トレイの中から、返信したいメールをタップ
- 返信メールの右上にある矢印をクリック
- 返信メッセージを入力したら、右上にある送信ボタンをクリックで返信完了!
以上がスマホアプリ版Gmailでの返信の仕方です。
アイコンが小さいので少し見にくいかもしれませんが、要は慣れです!
【スマホアプリ版Gmail】返信メッセージの件名変更
スマホアプリ版Gmailで返信メールの件名変更を行うのは、PCよりも操作が簡単です。
返信メーッセージの入力画面に件名も表示されているので、そこをタップして編集するだけ!
知っておきたい!Gmailの返信の仕方に関する便利設定
ここからは、Gmailユーザーなら知っておきたい、返信の仕方に関する便利設定を説明していきます。
操作はとても簡単!
一度、ご自分の設定を見直してみてください。
デフォルト(初期設定)で『全員に返信』
これは、宛先が複数の人になっているときに便利な設定です。
たとえば、Aさんからあなた宛にメールが送られたとします。
このとき、あなた以外にも、Bさん・Cさん・Dさんが宛先に入っているケースはけっこうあります。
こういう場合、返信先としてAさん以外にも、Bさん・Cさん・Dさんを加えたほうがいいでしょう。
そんなとき、返信するときに全員の宛先が自動的に入力されていれば便利ですね。
ということで必要な設定をやっていきましょう!
PC版Gmailでの設定方法
- Gmailの画面右上の歯車アイコンをクリック
すべての内容を表示
をクリック
全般
タブを開いて、画面を下の方にスクロール返信時のデフォルトの動作
の全員に返信
にチェック
これで、返信するときに、自動的に全員のメールアドレスが宛先に自動で入力されます。
最後は忘れずに、画面下の保存ボタンを押してください。
スマホアプリ版Gmailでの設定方法
残念ながらスマホアプリのGmailでは、『全員に返信』をデフォルト設定にすることはできません。
返信の際に都度、『全員に返信』を選択することになります。
- 返信画面の左上にある『▼』をタップ
- 『全員に返信』をタップ
これでOKです。
毎回、『全員に返信』を選ぶのはめんどくさそうですが、慣れればどうってことありません。
インライン回答(引用返信)
インライン回答(引用返信)とはその名のとおり、先方からのメール内容を引用して返信することです。
インライン回答には全文引用と部分引用があります。
効果的なのは部分引用のほうです。
まず最初は全文引用について、その後に部分引用を見ていきましょう。
全文引用するときのインライン回答
PC版でもスマホアプリ版でも、返信ボタンを押せば自動的に全文が引用されます。
これはデフォルトでそうなっています。
一見すると引用されていないように見えますが、メッセージ入力欄下部にある…
に元メールの本文が隠されています。
PC版Gmailの場合
返信メッセージの入力画面の左下に…
があります。これが全文引用のアイコンです。
…
をクリックすると、元メールの全文が表示されます。
スマホアプリ版Gmailの場合
返信メッセージの入力画面の左下に…
があります。これが全文引用のアイコンです。
…
をクリックすると、元メールの全文が表示されます。
部分引用するときのインライン回答
インライン回答というと、一般的には部分引用のことを指す場合がほとんどです。
では、部分引用するときの部分引用するときのインライン回答の仕方を見ていきます。
例えばこんなメールに返信する場合を例にします
この場合は相手のメールを引用しつつ、↓のようなインライン回答をすれば分かりやすい内容になりますよね。
これは『引用返信』や『インライン回答』などと呼ばれており、簡単に設定できます。
では具体的なやり方を見ていきましょう。
【PC版】Gmailの部分引用のやり方
- 引用したい箇所をコピー
- 手順1でコピーしたものを返信メッセージ内に貼り付ける
- 画面右下にある『▼』をクリック
- 引用アイコンをクリックすれば、部分引用の完了!
引用箇所の左端に|
のマークが付いていることを確認してください。これが引用のマークです。
上記の手順を必要な回数だけ繰り返すと、部分引用したインライン回答による返信メールが出来上がります。
【スマホアプリ版】Gmailの部分引用のやり方
スマホ版のGmailアプリには、部分引用の機能がありません。
部分引用はPC版Gmailのみ可能です。
ただし裏技もあります(かなり力技ですが…)。
それは、全文引用をコピペして、不要な箇所を削除することです。
めちゃくちゃ原始的ですが、スマホアプリで部分引用するにはこの方法以外にありません。
けっこう面倒なので、PCで操作するのがオススメです。
スマートリプライ
ここ最近、Gmailに実装された機能がスマートリプライです。
返信しようとしたときに、画面にこんなボタンが表示されているのを見たことありませんか?
これがスマートリプライです。
メール内容を自動で読み取って、最適な返信内容を提案してくれるというものです。
実際にこれを使って返信をしてみましょう。
スマートリプライのなかの『おつかれさまです』のボタンをポチッと押してみます。
返信欄に『おつかれさまです』の文字列が入力されましたが、『お、おぅ…』という感じですね。
結局、大事なところは自分で入力しないといけません。
現時点ではあまり効果的な機能ではありませんね(笑)
もう3年ほどしたら、さらに進化しているかもしれません。
ということで、今はまだ便利とはいい難い機能です。いったんはスマートリプライをオフにしておいてもOKです。
そこで、PCとスマホでのオフの仕方を説明します。
【PC版】スマートリプライのオフ設定
それでは、PC版Gmailのプロモーションタブの削除・復元をやっていきましょう。
- Gmailの画面右上の歯車アイコンをクリック
- 『すべての内容を表示』をクリック
- 全般タブを選択
- 『スマートリプライをオフにする』にチェックすれば完了!
【スマホアプリ版】スマートリプライのオフ設定
- Gmailの画面左上のハンバーガーメニューをタップ
- 『設定』をタップ
- アカウントがリストで表示されるので、Gmailのアカウントをタップ
- スマートリプライのチェックを外せば完了!
スマートリプライは一見便利そうですが、正直、まだ使ったことがありません。
実用にはまだまだ遠いような気がしますが、AIが発達したらもっと便利な機能になるかもしれません
Gmailがよくわかる本
Gmailのオススメ本は次の2冊です。
Google関連サービス全般の解説本ですが、どちらも基本的な操作方法のツボが分かります。
当ブログの記事とあわせて参考にすれば困ることはないでしょう!
▼ 手元に1冊あれば、いつでもすぐに調べられます。
まとめ)Gmailの返信の仕方|返信はどこに書く?インライン回答の方法は?
以上、Gmailの返信の仕方について、以下の内容を説明してきました。
『返信はどこに書くの?』『インライン回答の方法は?』という方は、↓のリンクをクリックすると該当の場所にジャンプします。
おさらいがてら、もう一度ご覧になってみてください。
Gmailを使い慣れている方にとっても知らない機能があったと思います。
操作方法に迷ったら、ぜひ本記事をご覧ください。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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