気付くと山ほどたまっているメール。
Gmailの受信トレイが不要なメールでごちゃごちゃになっていて、大事なメールを見逃しそうになりませんか?
いらないメールが溜まりすぎて、大変なことになってる…
でも一つづつ削除するのはあまりにめんどくさい…
そこで不要になったメールはまとめて削除して時短しましょう。
本記事では、Gmailの不要メールをまとめて削除する方法を説明します。
▼ Gmailの色んな使い方をギュッと凝縮!
- 大手通信企業の元SE
- 業界歴15年のWeb解析士
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- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Gmailの不要メールをまとめて削除してスッキリさせる方法
皆さんご存知の通り、Gmailにはスマホアプリ版とPC版があります。
しかし、Gmailの不要メールをまとめて削除する方法はPC版限定の機能です。
そのため、以下ではPC版の操作方法を説明します。
スマホからでは操作できないのでご注意ください。
- Gmailの画面中央左寄りにあるアイコンをクリック
- プルダウンメニューの中の『すべて』をクリック。これで完了です!
上記の方法でメールをまとめて選択することができますが、以下のような赤枠のようなメッセージが表示されることもあります。
これは1画面に表示されるメール50件を超えて、全選択するかどうかを確認するメッセージです。
全ての受信メールを選択する場合は、上の赤枠内のメインスレッド~件をすべて選択
をクリックしてください。
あとは、ゴミ箱マークをクリックすれば全て削除されます。
なお、全選択を解除したい場合は、選択解除
をクリックしてください。
数件分のメールだけをまとめて削除する方法
上記では全てのメールを選択して削除する方法を説明しました。
しかし、数件だけを選択して削除したいケースもあります。
全件じゃなくて、10件くらいだけを選択したいんだけど…
そんなときは以下のようにしてみてください。
削除したいメールの左にあるチェックボックスをクリックしていきましょう。
これで複数のメールを一度に選択することが可能です。
あとはゴミ箱アイコンをクリックすれば、選択したメールだけが削除されます。
コマンドでGmailの不要メールをまとめて削除
さて、ここまではGmailの不要メールをまとめて削除する方法をお伝えしてきました。
しかし場合によっては、色んな条件でメールを抽出して削除したいこともあるはずです。
そんなときに便利なのが検索コマンドと呼ばれる文字列です。
この検索コマンドによって条件を指定して、マッチしたメールをまとめて削除します。
代表的な検索コマンドには次のようなものがあります。
検索コマンド | 意味 | 使い方 |
---|---|---|
from: | 送信した人を検索 | from:hogehoge |
to: | 受信した人を検索 | to:hogehoge |
is:starred | スターの付いたメールを検索 | |
is:unread | 未読メールを検索 | |
is:read | 既読メールを検索 | |
-(半角ハイフン) | 除外 | 例:スター付のメールを含まない場合 -is:starred |
使い方は簡単。
検索窓に文字列を入力するだけです。
ではこれらを実際に使ってみましょう。
特定の送信元からのメールを抽出(fromコマンド)
fromコマンドは、特定の送信元からのメールを抽出します。
これによって、特定の送信元からのメールを選択的に削除することが可能です。
ではやってみましょう!
fromコマンドの使い方
検索窓にfrom:~
と入力しましょう。~の部分には、メールアドレスを入力してください。
また下図のように、アドレスの一部分でも日本語の表示名でもOKです。
入力完了後、Enter
キーを押すと、条件にマッチしたメールのみ表示されます。
fromコマンドはフィルタ画面からでも作成可能
上では、検索窓にコマンドを入力しましたが、別の方法でもfromコマンドと同じことができます。
検索窓の右側にあるフィルタアイコンをクリックしてください。
出てきた画面の『from』の欄にメールアドレスや名前を入れればOKです。
特定の送信先へのメールを抽出(toコマンド)
toコマンドは、特定の送信先へのメールを抽出します。
これによって、特定の送信先へのメールを選択的に削除することが可能です。
ではやってみましょう!
toコマンドの使い方
検索窓に『to:~』と入力しましょう。~の部分には、メールアドレスを入力してください。
また、アドレスの一部分でも、日本語の表示名でもOK。
入力完了後、Enter
キーを押すと、条件にマッチしたメールが抽出されます。
toコマンドはフィルタ画面からでも作成可能
上では、検索窓にコマンドを入力しましたが、別の方法でもtoコマンドと同じことができます。
検索窓の右側にあるフィルタアイコンをクリックしてください。
出てきた画面の『to』の欄にメールアドレスや名前を入れればOKです。
未読メールを抽出(is:unreadコマンド)
is:unreadコマンドは、未読メールを抽出します。
これによって、未読メールをまとめて削除することが可能です。
ではやってみましょう!
is:unreadコマンドの使い方
下のように、検索窓にis:unread
と入力します。
これで未読メールを抽出することができます。
既読メールを抽出(is:readコマンド)
is:readコマンドは、既読メールを抽出します。
これによって、既読メールをまとめて削除することが可能です。
ではやってみましょう!
is:readコマンドの使い方
下のように、検索窓にis:read
と入力します。
これで既読メールを抽出することができます。
スターが付いていないメールを抽出(-コマンド:半角ハイフン)
そもそもスターとは、重要メールの印です。
メールの左側に表示されている★マークがスターです。
スター付きの重要メールだけを残して、それ以外は削除したい場合は、『-(半角ハイフン)』コマンドを使いましょう。
この『-(半角ハイフン)』は除外するためのもので、他のコマンドと組み合わせて使います。
たとえば、スターが付いていないメールを抽出したい場合は、-is:starred
のように使います。
イメージはこんな感じ↓
では、実際に使ってみましょう!
-コマンドの使い方
下のように、検索窓に-is:starred
と入力します。
抽出されたメールを削除すれば、スターが付いていないメールだけを削除することが可能です。
削除したメールの保管場所と復元方法
削除されたメールはすぐに完全消去されるわけではありません。
実はゴミ箱のなかに一時保管されているんです。
ゴミ箱の場所は左サイドバーのなかにあります。
ではここで、ゴミ箱の中身がどうなっているのか、のぞいてみることにましょう。
ゴミ箱をクリックすると、下の画像のようにゴミ箱に入っているメールが表示されます。
ここで注意したいのが、ゴミ箱の中のメールの一次保存期間です。
上のメッセージにはこう書かれています。
ゴミ箱のメールは、30日後に自動的に削除されます。
つまり、削除後30日を経過すると自動的に完全消去されて二度と復元できないので注意してください。
もし、ゴミ箱のなかのメールを復元する場合は、復元したいメールにチェックを入れてください。
そして、画面上部にある受信トレイアイコンをクリックしましょう。
これで復元完了です!
Gmailがよくわかる本
Gmailのオススメ本は次の2冊です。
Google関連サービス全般の解説本ですが、どちらも基本的な操作方法のツボが分かります。
当ブログの記事とあわせて参考にすれば困ることはないでしょう!
▼ 手元に1冊あれば便利です ▼
まとめ)Gmailの不要メールをまとめて削除する方法
以上、『Gmailの不要メールをまとめて削除』と題して、受信トレイをスッキリ整理する方法を説明しました。
定期的に受信トレイを見直して整理していきましょう!
その際は、下のような検索コマンドをどんどん使っていきましょう。
驚くほど作業効率が上がりますよ!
検索コマンド | 意味 | 使い方 |
---|---|---|
from: | 送信した人を検索 | from:hogehoge |
to: | 受信した人を検索 | to:hogehoge |
is:starred | スターの付いたメールを検索 | |
is:unread | 未読メールを検索 | |
is:read | 既読メールを検索 | |
-(半角ハイフン) | 除外 | 例:スター付のメールを含まない場合 -is:starred |
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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