- 受信トレイを整理したい
- Gmailに不要なメールがたくさんあるから、まとめて削除したい
気付くと山ほどたまっているメール。
Gmailの受信トレイが不要なメールでごちゃごちゃになっていて、大事なメールを見逃しそうになりませんか?

いらないメールが溜まりすぎて、大変なことになってる…
でも一つづつ削除するのはあまりにめんどくさい…
そこで不要になったメールはまとめて削除して時短しましょう。
本記事では、Gmailの不要メールをまとめて削除する方法を説明します。
< 記事作成 >
ヤットキ(業界歴10年のWeb解析士。GAIQ保有。ガラケー時代からSNSに従事)
Gmailの不要メールをまとめて削除してスッキリさせる方法
皆さんご存知の通り、Gmailにはスマホアプリ版とPC版があります。
しかし、Gmailの不要メールをまとめて削除する方法はPC版限定の機能です。
そのため、以下ではPC版の操作方法を説明します。
スマホからでは操作できないのでご注意ください。
- Gmailの画面中央左寄りにあるアイコンをクリック

- プルダウンメニューの中の『すべて』をクリック。これで完了です!

上記の方法でメールをまとめて選択することができますが、以下のような赤枠のようなメッセージが表示されることもあります。

これは1画面に表示されるメール50件を超えて、全選択するかどうかを確認するメッセージです。
受信している全てのメールを選択する場合は、上の赤枠内の『メインスレッド~件をすべて選択』の部分をクリックしてください。
あとは、ゴミ箱マークをクリックすれば全て削除されます。

なお、全選択を解除したい場合は、『選択解除』をクリックしてください。

数件分のメールだけをまとめて削除する方法
上記では全てのメールを選択して削除する方法を説明しました。
しかし、数件だけを選択して削除したいケースもあります。

全件じゃなくて、10件くらいだけを選択したいんだけど…
そんなときは以下のようにしてみてください。
削除したいメールの左にあるチェックボックスをクリックしていきましょう。
これで複数のメールを一度に選択することが可能です。

あとはゴミ箱アイコンをクリックすれば、選択したメールだけが削除されます。
コマンドでGmailの不要メールをまとめて削除

さて、ここまではGmailの不要メールをまとめて削除する方法をお伝えしてきました。
しかし場合によっては、色んな条件でメールを抽出して削除したいこともあるはずです。
そんなときに便利なのが検索コマンドと呼ばれる文字列です。
この検索コマンドによって条件を指定して、マッチしたメールをまとめて削除します。
代表的な検索コマンドには次のようなものがあります。
検索コマンド | 意味 | 使い方 |
---|---|---|
from: | 送信した人を検索 | from:hogehoge |
to: | 受信した人を検索 | to:hogehoge |
is:starred | スターの付いたメールを検索 | |
is:unread | 未読メールを検索 | |
is:read | 既読メールを検索 | |
-(半角ハイフン) | 除外 | 例:スター付のメールを含まない場合 -is:starred |
使い方は簡単。
検索窓に文字列を入力するだけです。

ではこれらを実際に使ってみましょう。
特定の送信元からのメールを抽出(fromコマンド)

fromコマンドは、特定の送信元からのメールを抽出します。
これによって、特定の送信元からのメールを選択的に削除することが可能です。
ではやってみましょう!
fromコマンドの使い方
検索窓に『from:~』と入力しましょう。~の部分には、メールアドレスを入力してください。
また、アドレスの一部分でも、日本語の表示名でもOK。


入力完了後、[Enter]ボタンを押すと、条件にマッチしたメールのみ表示されます。
fromコマンドはフィルタ画面からでも作成可能
上では、検索窓にコマンドを入力しましたが、別の方法でもfromコマンドと同じことができます。
検索窓の右側にあるフィルタアイコンをクリックしてください。

出てきた画面の『from』の欄にメールアドレスや名前を入れればOKです。

特定の送信先へのメールを抽出(toコマンド)

toコマンドは、特定の送信先へのメールを抽出します。
これによって、特定の送信先へのメールを選択的に削除することが可能です。
ではやってみましょう!
toコマンドの使い方
検索窓に『to:~』と入力しましょう。~の部分には、メールアドレスを入力してください。
また、アドレスの一部分でも、日本語の表示名でもOK。


入力完了後、[Enter]ボタンを押すと、条件にマッチしたメールが抽出されます。
toコマンドはフィルタ画面からでも作成可能
上では、検索窓にコマンドを入力しましたが、別の方法でもtoコマンドと同じことができます。
検索窓の右側にあるフィルタアイコンをクリックしてください。

出てきた画面の『to』の欄にメールアドレスや名前を入れればOKです。

未読メールを抽出(is:unreadコマンド)

is:unreadコマンドは、未読メールを抽出します。
これによって、未読メールをまとめて削除することが可能です。
ではやってみましょう!
is:unreadコマンドの使い方
下のように、検索窓に『is:unread』と入力します。

これで未読メールを抽出することができます。
既読メールを抽出(is:readコマンド)

is:readコマンドは、既読メールを抽出します。
これによって、既読メールをまとめて削除することが可能です。
ではやってみましょう!
is:readコマンドの使い方
下のように、検索窓に『is:read』と入力します。

これで既読メールを抽出することができます。
スターが付いていないメールを抽出(-コマンド:半角ハイフン)

そもそもスターとは、重要メールの印です。
メールの左側に表示されている★マークがスターです。

スター付きの重要メールだけを残して、それ以外は削除したい場合は、『-(半角ハイフン)』コマンドを使いましょう。
この『-(半角ハイフン)』は除外するためのもので、他のコマンドと組み合わせて使います。
たとえば、スターが付いていないメールを抽出したい場合は、『-is:starred』のように使います。
is:starredで抽出したメールを-コマンドで除外するという理解でOKです!
イメージはこんな感じ↓

では、実際に使ってみましょう!
-コマンドの使い方
下のように、検索窓に『-is:starred』と入力します。

抽出されたメールを削除すれば、スターが付いていないメールだけを削除することが可能です。
削除したメールの保管場所と復元方法

削除されたメールはすぐに完全消去されるわけではありません。
実はゴミ箱のなかに一時保管されているんです。
ゴミ箱の場所は左サイドバーのなかにあります。

ゴミ箱の中身がどうなっているのか、のぞいてみることにましょう。
ゴミ箱をクリックすると、下の画像のようにゴミ箱に入っているメールが表示されます。

ここで注意したいのが、ゴミ箱の中のメールの一次保存期間です。

上のメッセージにはこう書かれています。
『ゴミ箱のメールは、30日後に自動的に削除されます。』
この内容のとおり、削除後30日を経過すると自動的に完全消去されます。
完全消去され他メールは二度と復元できないので注意してください。
もし、ゴミ箱のなかのメールを復元する場合は、復元したいメールにチェックを入れてください。
そして、画面上部にある受信トレイアイコンをクリックしましょう。
これで復元完了です!

まとめ)Gmailの不要メールをまとめて削除する方法

以上、『Gmailの不要メールをまとめて削除』と題して、受信トレイをスッキリ整理する方法を説明しました。
定期的に受信トレイを見直して整理していきましょう!
その際は、下のような検索コマンドをどんどん使っていきましょう。
驚くほど作業効率が上がりますよ!
検索コマンド | 意味 | 使い方 |
---|---|---|
from: | 送信した人を検索 | from:hogehoge |
to: | 受信した人を検索 | to:hogehoge |
is:starred | スターの付いたメールを検索 | |
is:unread | 未読メールを検索 | |
is:read | 既読メールを検索 | |
-(半角ハイフン) | 除外 | 例:スター付のメールを含まない場合 -is:starred |
それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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