『気合い入れすぎ!って思われるかも…』
『着ぶくれが気になる…』
一昔前のベンチコートはそんな嫌われものでした。
しかし今では、冬のスポーツ観戦に欠かせないアイテムになっています。もはや最強防寒ダウンジャケットと言っても過言ではありません。
もはや、冬のスポーツ観戦に欠かせない存在!
その理由は、オーバーサイズのシルエットが注目を浴びているからです。
ザックリしたシルエットがゆるふわ感を演出してくれるので、ベンチコートの中に部屋着を着ていてもバレることはありません。
他人の視線を気にすることなく、ポカポカのまま子供の試合観戦に集中できます!
そこで本記事では、ロングベンチコートのなかでも、おしゃれなサッカー応援ママにこそ着てほしい5つのモデルをお伝えします。
『10選』や『20選』なんて野暮なことは言いません。約20年の現場経験に即して間違いのない5つを厳選びました。おまけもありますよ!
お気に入りのデザインやブランドを見つけて、ポカポカのサッカー観戦を楽しんでください!
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【記事作成:ヤットキ】
- 選手歴15年、4級審判歴約20年
- U-12サッカークラブの監督
- 大のCASIO好き!
ロングベンチコートはおしゃれなサッカー応援ママに最適|最強防寒ダウンジャケット(レディース)
私はジュニアサッカーのコーチや監督をして約20年になりますが、ベンチコートの人気はここ10年くらいで急上昇してきたように思います。
とくに、ドロップショルダータイプ(肩の位置を通常よりも落としたデザイン)が人気で、黒やネイビーを選ぶママさんをよく見かけます。
最強防寒ダウンジャケット(レディース)なのはなんとなく分かるけど、ロングベンチコートの実際の使用感をイメージできない方もいるでしょう。
ということでまずは、私が10年着続けてきたロングベンチコートをご覧ください!
ロングベンチコートを10年着続けてみた結果…
結論から言うと、激安ブランドでない限り、ベンチコートは10年以上は着続けられます!
実際、これが私が10年以上も愛用している約15,000円のPUMAロングベンチコートです(フードは取り外しています)。
ほつれや型崩れなどは全くと言っていいほどありません。
写真にするとやや光沢がありますが、実際はもう少し濃いグレーです。
2回/週の着用頻度で着続けてもシワはほとんど付きませんが、安いベンチコートの生地だとすぐにシワシワになるのでご注意ください。
逆に10,000円前後のしっかりしたものなら20年は着られそうなので、コスパはかなりいいです!
そして気になるのはサイズ感。
このPUMAのロングベンチコートのサイズはS~M
というあまり見かけないサイズです。
170cm/67kg、ややガッシリ体形の私が着用するとヒザ下までカバーしてくれる丈感です。
もともと撥水加工されていましたが、10年も使うとさすがにその効果は弱まりました。
購入当初は水を弾いていましたが、10年も使い込んだ今では、数秒経過すると↓のようにしみ込んでしまいます。
撥水加工の持続期間は体感で2年くらいです。1シーズンに1回のクリーニングでメンテナンスしても、このくらいが撥水加工の限界と考えた方が良いでしょう。
さらに、油が付着してしまうとすぐにシミになります。私のようにラーメン好きな方で、食べている途中でスープが付いてしまったらすぐに拭き取りましょう
また、試合会場では思った以上に泥がはねます。撥水加工といえども、↓のように汚れが付着するので気を付けてください。
もし泥が付いたら、ウェットティッシュで拭けばキレイになりますよ。
なかなか持ちの良い冬のマストアイテムと言えるでしょう。
ベンチコート購入の際の参考になれば幸いです。
ロングベンチコート(レディース)のおすすめ|おしゃれなサッカー応援ママに最適なのはこれ!
それではいよいよ、ロングベンチコートのおすすめを5つお伝えします!
おしゃれなサッカー応援ママにピッタリなものを集めました。おすすめは、オーバーサイズ!
まさに最強防寒ダウンジャケット(レディース)にふさわしいものばかりです。
ちなみに、↓の動画の女性は身長157cmでSサイズを着用しています。
ザックリしたシルエットなら暖かい空気をため込んくれるだけでなく、ゆったりと着られるので体のラインも目立ちません。
部屋着の上にベンチコートを羽織れば、すぐにコンビニへ買い物に行けますよ。
new balance
ドロップショルダーが特徴的なシルエットです。
素材はリサイクルポリエステル100%なので、軽くてメンテナンス性に富みます。
左胸と右上にさりげなくnew balanceのロゴが入っています。派手すぎないので、ほどよいスポーツ感を演出してくれます。
このロゴ、やっぱりかっこいいですね!
LUZ e SOMBRA(ルースイソンブラ)
LUZ e SOMBRA(ルースイソンブラ)のベンチコートもドロップショルダーが特徴的です。
LSのロゴが印象的なルースイソンブラは日本発のフットボールブランドで、ストリート系の風合いですが、そのデザイン性と機能性が高く評価されています。
最近では大手スポーツショップで見かけることも多く、オシャレな人が好んで身に着けている印象があります。
adidas
定番中の定番、adidas。
オーソドックスなベンチコートです。
飽きの来ないデザインとなっており、サッカー観戦だけでなく、ちょっとした外出にも十分な一着です。
外観から見ても分かるように保温効果が高いので、この一枚とニット帽があれば寒くて凍えるということはないでしょう!
まさに最強防寒ダウンジャケットと言って差し支えありせん!
L.L.Bean
言わずと知れたアウトドアブランドの雄、L.L.Bean(エルエルビーン)!
このモデルは通常のダウンより約33%も水分を弾き、約66%早く乾くダウンテックを採用しています。
寒い冬の日でも雨や雪を気にせずに試合観戦に集中できます。
キャンプにも最適な一着です。
PUMA
ご存じ、オシャレスポーツブランドのPUMA
現場で色んな人のベンチコートを見てきた経験から、縫製とツヤ感はトップレベルであることはすぐにわかりました。
ただし、PUMAのベンチコートのポケットの入り口は伝統的に縦に付いていて、出し入れしにくいかもしれませんが、着ていくうちに慣れると思います。
ただし、保温性は全く問題ありません。
PUMAのベンチコートを10年着続けている私が断言します!
おまけ:おしゃれなサッカー応援ママに最適な最強防寒ダウンジャケット
ここまではロングベンチコートにフォーカスしてきましたが、ミドル丈にもいいものがあるんです!
どちらかというと、トレンドのシルエット優先になってしまいますが、これ一着があればコーディネートの幅が広がること間違いなしです!
ただし店頭では入手困難なのが残念なところ…
通販なら手に入りそうですが、人気なので早めのチェックをおススメします。
次項では、実際にどんなベンチコートがいいのか、その選び方についてお伝えします。
素材の違いや実際の選び方などの参考にどうぞ!
ベンチコートの選び方|丈感や素材の違い
『ベンチコートが欲しいけど、素材や丈感が分からなくて…』なんていうこと、ありますよね。
スポーツ観戦で着るものは、あまり馴染みがないものばかりなので使用感が分かりづらいと思います。
そこで、丈感と素材について説明していきます。
ベンチコートの丈感
ベンチコートの丈はロング・ミドル・ショートの3つに大別されます。
防寒性や暖かさを重視するなら断然、ロングです!ひざ下あたりまで体を包み込んでくれます。
『丈なんてそれほど変わらないから、ロング・ミドル・ショートで大きな差はないんじゃないの?』と思うかもしれません。
しかし、実際に着てみると保温力が全然違うことに気付かされます。
暖かさを重視するならロング丈を選んでください。
本記事では防寒を第一に考えているので、極寒の試合観戦ならロングベンチコート一択です!
そして動きやすさを重視するならショート丈がいいでしょう。お尻あたりまでをカバーするので、歩きやすさはバッチリです。
しかし、丈が短いぶん、ロングよりも防寒に劣るのは否めません。
暖かさと動きやすさのいいとこどりならミドルです。
股下~ヒザの少し上あたりまでの丈なので、ロングほどの保温力はないものの、ほどよい長さで動きにくいこともありません。
見た目にもスマートな印象です。
ベンチコートの素材
ベンチコートの素材には次の3つが多く用いられます。
- ダウン
- ボア
- パデット
この3つの中ではダウンが最高級ですが、私はパデットで十分だと考えています。
以下にそれぞれの性質を説明しましたので、ロングベンチコート選びの参考にどうぞ!
ダウン
ダウンコートの『ダウン』とは、水鳥の羽根と羽根の間に生えている球状の綿毛(ダウンボール)のことです。
羽軸がないので、柔らかくて暖かい性質があります。
ダウンボールの毛は絡み合わないので、全体として弾力性があって内部に空気を溜め込みます。
この空気が時間とともに体温によって暖められ、断熱しつつ保温もしてくれるという仕組みです。
したがって、ダウンの充填率が高いベンチコートほど暖かくて柔らかい傾向にあります。
ボア
ボアは『モコモコ』と表現されることがよくあります。
こんな質感の生地を一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?これがボアです。
最近では、裏側にボアを使用しているベンチコートもよく見かけます。
ボアは主にアクリル素材で作られていて、ダウンよりも安価なのでコスト重視の方には最適です。
ただし、見た目からも分かるとおり、厚みがなく体に密着しない素材なので、生地と身体の間に寒い空気が入ってきてしまいます。
そのためダウンほどの保温力はありませんが、手入れのしやすさや動きやすさではボアの方に分があります。
パデット
パデットとはpadded:パッド入り
という意味で、人口的(ポリエステルやコットンなど)で作られた中綿(なかわた)繊維を詰めたジャケットやコートのことを指します。
padded
のスペルからすると、『パデット』ではなく『パデッド』が正しい発音ですね。
このパデッドには乾きやすく(=水に強い)、防寒性に優れているという特徴があります。
人工的に作られた繊維なので比較的リーズナブルではあるものの、ダウンの代替素材として使われるほどの高い保温力がウリです。
そのため、保温性能についてはダウンに軍配は上がるものの、それほど大きく変わることはありません。
なかでもベンチコートは屋外での使用頻度が高く、汚れが付着することも多いため、わざわざダウンを選ばなくてもパデットで十分と考える方も多いのではないでしょうか。
実は私もその一人です!
となると、ダウンとパデッド、どっちがいいか迷いますね。次項では両者の選び方をお伝えします。
ベンチコート、ダウンとパデッドのどっちがいい?
ダウンとパデッド、果たしてどちらがいいのか迷ってしまうのはあるあるです。
そんな時は、次の2点を基準に判断してみてください。
- 防寒性
- メンテナンス
防寒性
防寒性を重視するならやはりダウンです。
パデッドはダウンの代替として使われることが多いのですが、やはり、防寒性ではダウンの方が上です。
その分、価格もパデッドよりも高くなりますが、数シーズンにわたって使用できるので防寒性を求めるのであれば、ダウンのベンチコートをおススメします。
メンテナンス
メンテナンス性を重視したいならパデッドです。
冬場の体温を維持するために水分は大敵です。
汗を速やかに蒸発させる通気性や、雨などの水滴から体を保護する防水性は、人工的に生産されたパデッドの真骨頂です。
保温性に加えて防水も重視したいなら、パデッドのベンチコートの方が使いやすいでしょう。
まとめ)ロングベンチコートはおしゃれなサッカー応援ママに最適|最強防寒ダウンジャケット(レディース)
以上、おしゃれなサッカー応援ママにおすすめなレディースのロングベンチコートについてお伝えしました。
気になる一着は見つかったでしょうか。
ベンチコートなので少し高価ですが、一着あれば5年は着続けられるものばかりです。
長く着られる最強防寒ダウンジャケットを見つけてくださいね。
普段着にも使えるので、これで寒い冬を乗り切りましょう!
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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