これで解決！Googleドライブの削除ボタンがない問題 | 権限の有無をチェック

通常、Googleドライブのファイルには削除ボタンがあります。

にもかかわらず、『Googleドライブの削除ボタンがない！』とお困りの方、おそらく画面がこんな感じになっているのではないでしょうか？

どのメニューにも削除ボタンが表示されていないと思います。

これはファイルの共有が原因です。

この記事ではそのあたりを説明していきます。

Googleドライブの削除ボタンがない問題 | 権限の有無をチェック！

まず最初に結論から言うと、Googleドライブの削除ボタンがないのは、あなたにはそのファイルを削除する権限がないからです。

状況としておそらく、社内のチームでGoogleドライブを利用しており、その中のファイルを閲覧しているのではないでしょうか？

さらに、そのファイルには以下のいずれかの権限が付与されています。

閲覧者	ファイル内容の閲覧のみ
閲覧者（コメント可）	ファイル内容の閲覧とコメント
編集者	ファイル内容を編集可能

これは、利用しているGoogleドライブの最高権を持つ『オーナー』が付与するものです。

ファイルの削除はこのオーナーしかできない操作となっています。

したがって、あなたがそのファイルを削除したければオーナーに依頼するしかありません。

では実際に、ファイル共有がどうなっているか、オーナーの視点から見てみましょう。

これが分かれば理解が進むはずです。

オーナー側から見たファイル共有

実際に、どのような操作によってファイルに共有権限が設定されるのか見ていきましょう。

最高の権限を持つオーナーは、任意のファイルに対して以下のような権限（閲覧者、閲覧者（コメント可）、編集者）を設定します。

権限の種類によってできることは異なりますが、共通して言えるのは削除権限がないという点です。

これはオーナーのみ行うことができます。

したがって、『Googleドライブの削除ボタンがない』とお困りの方は、上図のように権限設定されたファイルを参照しているため、削除ボタンがないように見えているだけなのです。

したがって、削除する場合はオーナーに依頼しましょう。

さて、Googleドライブには上記の他にも基本的な使い方が数多くあり、それらを理解すればビジネスやプライベートで大いに役立つはずです。

まとめ）Googleドライブの削除ボタンがない問題を解決！

以上、Googleドライブの削除ボタンがない理由についてお伝えしました。

結論から言うと、あなたに削除権限がない共有ファイルを参照しているために削除ボタンがない設定となっています。

閲覧者	ファイル内容の閲覧のみ
閲覧者（コメント可）	ファイル内容の閲覧とコメント
編集者	ファイル内容を編集可能

ファイル削除はオーナー（＝ファイルの作成者）しかできません。

削除したい場合はオーナーに依頼してください。