- Googleドライブの共有フォルダにアップロードできない理由が分からない
- ファイルが文字化けした時の対応方法を知りたい
『Googleドライブにファイルをアップロードできなくて困っている』という声をよく耳にします。

Googleドライブ、使い方が難しくてよく分からない…
本記事では、使い方が分からずに戸惑っている方に向けて、対応策を説明します。
すぐに解決できるので、ぜひご覧ください!

- 大手通信企業の元SE
- Web業界歴10年のWeb解析士
- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Googleドライブにアップロードできない時(PC版)の原因と対策
共有フォルダにアップロードできないときは、次の5つを確認して下さい。
- アップロード権限がない
- インターネットに繋がっていない
- 保存容量をオーバーしている
- ファイルサイズ
- ファイル形式
では、以下で詳しく見ていきましょう。
1.アップロード権限がない|Googleドライブにアップロードできない理由
これが最もよくある原因です。
ファイルを共有するとき、Googleドライブのオーナーは次の3つの権限のいづれかユーザーに付与します。
- 閲覧者
- ファイルの閲覧のみ可。編集不可
- 閲覧者(コメント可)
- ファイルの閲覧とコメントのみ可。編集不可
- 編集者
- ファイルの編集可
アップロードできないのは、あなたの権限がファイルの閲覧に限定されている可能性があります。
Googleドライブのオーナーにお問い合わせ下さい。
2.インターネットに繋がっていない|Googleドライブにアップロードできない理由
当然ですが、Googleドライブなどのクラウドサービスを利用するためにはインターネット接続が前提です。
接続状況をよくチェックしてみてください。
3.保存容量をオーバーしている|Googleドライブにアップロードできない理由
気づかないうちに保存容量をオーバーしている場合があります。この場合、ファイルやフォルダーをアップロードできません。
普段から保存容量をチェックしておきましょう。

なお、Googleドライブの保存容量は1.5Gです。
しかし、あまり知られていませんが、この1.5GというのはGmailやGoogleフォトも含めた容量です。
もし1.5Gを超過している場合は、Googleドライブ/Gmail/Googleフォトから余分なデータを削除しましょう。
また、課金してGoogleドライブの容量を追加するという方法もあります。
もっとも現実的なのは次のプランです。
ベーシックプラン | スタンダードプラン |
---|---|
100 GB | 200 GB |
月額250円 | 月額380円 |
4.アップロードのファイルサイズが大きい|Googleドライブにアップロードできない理由
あまり見ないケースではありますが、Googleドライブにアップロードできるファイル容量には制限があります。
ざっと説明すると以下のとおりです。
テキストファイル | スプレッドシート | プレゼンテーション |
---|---|---|
半角102万文字(全角51万文字)まで | 1,000万セルまたは 1万8,278列まで | 100 MBまでのGoogleスライド |
50 MBまでのGoogleドキュメント | ー |
文字数やファイルサイズに関しては滅多に制限に引っかかることはないと思いますが、どうしてもアップロードできないという場合は、一応確認してみてください。
5.認識できないファイル形式|Googleドライブにアップロードできない理由
Googleドライブにアップロードできる主なファイルは次のとおりです。
一般的なファイル | Adobe ファイル | Microsoft オフィス | Apple |
---|---|---|---|
圧縮(ZIP、RAR、tar、gzip) | PDF、DXF、AI、PSD、 EPS、PS、SVG、TIFF、 TTF | EXCEL(XLS、XLSX) | key、numbers |
画像(JPEG、PNG、GIF、BMP、 TIFF、SVG) | Word(DOC、DOCX) | ||
音声(MP3、MPEG、WAV、ogg、 opus) | PowerPoint(PPT、PPTX) | ||
動画(WebM、MPEG4、3GPP、 MOV、AVI、MPEGPS、WMV、 FLV、ogg) | パスワードで保護された Microsoft Office | ||
コード(CSS、HTML、PHP、C、 CPP、H、HPP、JS、java、py) | |||
テキスト(TXT) |
あまり見かけないケースですが、マニアックな言語のコードをGoogleドライブで管理している場合、サポート対象外の拡張子を持つファイルはアップロードできませんのでご注意ください。
Googleドライブへのアップロードできないときの対応方法

上記ではGoogleドライブへアップロードできない時の理由と対策をお伝えしましたが、ここでもう一度、基本をおさらいしたいと思います。
まずは、Googleドライブの画面構成をざっと説明します。
左のサイドバーにある次の3つを意識しておけばOKです。
- マイドライブ
- パソコン
- 共有アイテム】
【マイドライブ】はGoogleドライブ内の全てのファイルやフォルダ、【パソコン】は同期しているPC、【共有アイテム】は他のメンバーと共有しているファイルやフォルダを表示します。
いずれかをクリックすると、画面中央にその内容が表示されます。

例えば上図では【マイドライブ】が選択されているので、画面中央にはマイドライブの内容が表示されています。
しかし、デフォルトでは少し見にくくなっています。
具体的には、Googleドライブにログイン画面真ん中にある【候補リスト】がちょっと邪魔です。

【候補リスト】とは、最近使ったファイルなどを表示するものですが、これを非表示にしてスッキリさせます。
まず、画面右上の歯車マークをクリックして【設定】を押して下さい。

そして【候補】の項目からチェックを外しましょう。

候補リストが表示されなくなったので、これで画面が少しスッキリしました!

お待たせしました。
ではいよいよ、基本的なアップロード方法の説明に移ります。
具体的なアップロード手順
操作はいたってンプル。画面左上の【新規】をクリックしてください。

メニューが表示されるので、【ファイルのアップロード】か【フォルダのアップロード】を選択します。

あとはPCの中のアップロードするものを選択すれば、Googleドライブにアップロードされます。

手順は以上です。
簡単でシンプルなので分かりやすいと思います。
おまけ:アップロードしたファイルが文字化けした!
アップロードしたテキストファイルを見てみると、『文字化けしている!』なんてことがたまにあります。
そんなときは、ファイルの文字コードUTF-8にして保存し直してから、再度アップロードしてみて下さい。
文字化けを起こしている場合は、この方法で正常に表示されます。

【要点を1分で】
即解決!Googleドライブにアップロードできない(PC編)理由と対策

以上、 『Googleドライブ共有フォルダにアップロードできない時(PC編)』と題してアップロードできない時の対応方法を説明しました。
仕事やサークル活動にうまく活用していきましょう!
なお、Googleドライブに関する基本的な使い方を説明しています。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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