- Googleレンズの精度を知りたい
- 子供に宿題を教える時の参考情報にしたい

子供の数学の宿題に役立てたい!
最近話題のGoogleレンズ。
問題文にかざせば、解答を導いてくれる面白機能です。
はたして、グーグルレンズはどれくらいの精度で数学の宿題を解くことができるのでしょうか?
今回は中学レベルの数学の問題を使って、その実力を検証してみます!
グーグルレンズに数学の宿題をやらせてみた

まずはGoogle PlayからGoogleレンズアプリをダウンロードしてきます。
『Googleレンズ』と検索してみてください。

インストールが完了したら、さっそく起動してみましょう。
数学の計算問題(中学校レベル)を解かせてみた結果…
アプリを起動したら、画面下の【宿題】をタップしてください。
これで問題の読み取りモードになります。

今回は、方程式 『7x+21=19』 と記載されたWordファイルにカメラをかざしてみました。

しかし、ここでアクシデント!
方程式の最後にある改行マークを『6』と読み取ってしまいました。
元々の方程式は『7x+21=19』でしたが、 『7x+21=196』として計算してしまう結果に…。
とはいえ、解答に至る計算過程はちゃんとしています。

次は、改行マークが表示されないように加工した状態で、方程式を読み取らせてみました。
今度は正しく読み込んでくれました。解答もバッチリです!


計算問題を解かせる時のポイント:フォーカスの限定
次は、設問番号の付いた問題文で試してみました。
たとえば下の画像のように、問題の前に設問番号があるケースです。
もしかして、『(3)』という文字列を問題の一部として認識してしまうかもしれません。
こんなときは、テキストアイコンをタップしてください。読み取らせたい文字列の範囲を限定できます。


結局、最後はそのデバイスの計算機アプリを使って答えを出していますね。
ちょっと思っていたのと違う気もしますが…。
もうちょっと改善の余地がありそうです。
Googleレンズのその他の使い方:画像検索

Googleレンズに数学の宿題をさせるのは、中学~高校レベルの計算式くらいがちょうどよいのかもしれません。
とはいえ、使い方はそれだけではありません。
最も真価を発揮するのは『画像検索』です。
Googleレンズに対象物をかざすと、それにマッチする検索結果を返してくれます。
では実際にやってみましょう!
雑貨を画像検索
試しに、どこにでもある卓上時計を検索してみます。
画面下部の【検索】ボタンをタップしてください。カメラに被写体を収めたら、虫眼鏡ボタンを押します。



結果、見事に上の時計と同じものが検索結果に表示されました。
こりゃすごい!
つぎは、誰も知らないようなものを画像検索してみます。
被写体は、ダイソーで購入した2本100円のボールペン。
Googleレンズはどんな検索結果を表示するのでしょうか?

驚くべきことに、ダイソーのボールペンであることを正確に認識しました(下図参照)。すごいぞGoogleレンズ!

とはいえ、将来的に検索精度がさらに向上して、人間の顔認識に応用されると恐ろしい気もします。
SF映画のように、人間がAIに管理される社会がすぐそこまで来ているのかも…。
レシピ検索もできる
レシピ検索は、一人暮らしの方には重宝する機能かもしれません。
今回は、パスタ料理の画像を検索してみました。

見るからに美味しそうですね!
ではさっそくGoogleレンズにレシピを調べてもらいましょう。

すると、レシピも含めたその他情報が表示されました!

私はたまに料理をしたりするので、これはかなり使えそうです。
今度、この機能を使ってカルボナーラに挑戦してみようと思います。
QRコードの読み取りができる
スマホのカメラをQRコードにかざせば、読み込みことをできますが、機種によっては感度が鈍いことも…。
私が使っているPixel 4aがまさにそうです。
そんなときはGoogleレンズを使ってみてください。使い方は簡単!
Googleレンズアプリを起動してQRコードにカメラをかざすだけです。
下のように表示されるURLをタップしてください。

すると、QRコードからサイトにアクセスできました!

まとめ)グーグルレンズに数学の宿題をやらせてみた!

以上、 Googleレンズに宿題をやらせてみた結果をお伝えしました。
結果は、簡単な計算問題なら参考にできるかな?というレベルです。
その代わり、QRコードの読み取りやレシピ検索には便利な機能なので、一度試してはいかがでしょうか。
まだ発展途上のサービスですが、検索精度が高くなると、それはそれで怖い気も…。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
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