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Excel ノットイコール(等しくない)の記号はどう書くの?

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本記事では、Excel ノットイコール(等しくない)の表記方法をお伝えします。

こんな人に向けて書きました
  • 関数や条件付き書式でノットイコールを使いたい

Excelで等しい(イコール)を表す記号は=ですが、意外に忘れがちなのがノットイコールです。

条件付き書式や関数でよく使いますよね。

数学ではノットイコールと表しますが、Excelでは<>という演算子(記号)を使います。

本記事ではこの他にも、以上以下を表す演算子についても説明します。

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記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • 業界歴15年のWeb解析士
  • 携わったSNSは約100件
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
目 次

Excelにおけるノットイコール(等しくない)の演算子

冒頭でもお伝えしたように、Excelにおけるノットイコール(等しくない)の演算子(記号)は<>です。

このような演算子は比較演算子と呼ばれており、次のようなものがあります。

比較演算子意味使用例
=等しい=0 (0に等しい)
<>等しくない<>0 (0でない)
<より小さい<0 (0より小さい)
<=以下<=0 (0以下)
>より大きい>0 (0より大きい)
>=以上>=0 (0以上)

また、上記の表の中で覚えにくいのは、以上と以下を表す演算子です。

たまに、=は右側 or 左側なのかで迷ってしまいます。

そんなときは、『=は常に右側』と覚えておいてください。

=は常に右側です

関数での使用例|Excelにおけるノットイコール

たとえば、「A1セルの値が0でなければOK、0の場合はNG」と表示させる場合、次のようになります。

=IF(A1<>0,"OK","NG")

では、実際にやってみましょう。

下のような表をサンプルにします。

A1~A3に数値が入力されています。セルの値に応じて、OKとNGの文字が表示されるようにします。

具体的には、A1セルの値が0でなければOK、0の場合はNGとしてみます。

これを実現するには、B1~B3のセルに次のように関数を入力してください。

すると次のようになります。

では続いて、条件付き書式での設定方法をみていきます。

もしかしたら関数よりも利用する方が多いかもしれませんので、ぜひご覧ください。

条件付き書式での使用例|Excelにおけるノットイコール

ここでは、条件付き書式でのExcelにおけるノットイコール使用例を説明します。

関数よりも敷居が低く感じる方が多いと思うので、ぜひ参考にしてください。

次のような表をサンプルにします。

この表でA1~A3に応じて、B1~B3を塗りつぶしていきます。

具体的には、「0は塗りつぶしなし、0以外なら黄色」に塗りつぶします。完成形は次のようなイメージです。

それではやっていきます。

まず、塗りつぶしたいセル範囲を選択します。

そしてホームタブの条件付き書式ボタンを押します。

新しいルールを選択してください。

数式を選択して、書式設定するセルを決定を選択してから、次の数式を満たす場合に値を書式設定=$A1<>0と入力して書式を押します。

塗りつぶし色が黄色になるように設定してください。

次のような状態になっていれば設定完了です。OKボタンを押しましょう。

そうすると、条件付き書式設定により、B2セルとB3セルが次のように塗りつぶされます。

設定画面にそって操作できるので、関数に苦手意識がある方にはこのやり方のほうがおすすめです。

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まとめ)Excel ノットイコール(等しくない)の記号はどう書くの?

以上、Excelでのノットイコール(等しくない)の表記方法についてお伝えしました。

ノットイコールなど比較演算子には、全部で6種類あります。

使い方に迷ったときはこの表をご覧ください。

比較演算子意味使用例
=等しい=0 (0に等しい)
<>等しくない<>0 (0でない)
<より小さい<0 (0より小さい)
<=以下<=0 (0以下)
>より大きい>0 (0より大きい)
>=以上>=0 (0以上)

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それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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