- Excelでルビを表示するには？
- Excelのテキストのふりがなはどうやって変えますか？
- エクセルでルビを編集する方法は？
Excelでルビを振りたいけど手入力は大変だし、そもそもどうやればいいのかわからない…
漢字の上に小さくルビを振るのってどうやればいいの？
実はExcelでのルビの振り方には、ふりがな編集機能と関数の2通りがあります。
ふりがなの編集に悩んでいる方にとって、本記事の内容はピッタリな内容です！
※ わかりやすい解説動画を本記事の下部に掲載
なお、その他のExcel 基本・便利ワザについては、《 Excelの使い方講座｜基本操作を覚えて脱・初心者！》をご覧ください。
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Excelのルビの振り方 | ふりがな編集機能と便利な関数
Excelでのルビの振り方には次の2つがあります。
Excelに慣れていない方は「ふりがな機能」を使うとよいでしょう。設定画面に従って操作していくので、視覚的に分かりやすい特徴があります。
PHONETIC関数はExcelに慣れた人向けの使い方ですが、大量のデータにふりがなを付与することが可能です。
それではさっそく見ていきましょう！
Excelのふりがな機能の使い方
サンプルとして、下の氏名にふりがなを付けていきます。『やとき ました』と読みます。
氏名が入力されているB2セルを選択した状態で、ふりがなボタンを押すだけです。
これで氏名が入力されているセル内にルビが付きました！
基本的に、Excelのふりがな編集機能を使ったルビの振り方はこれで完了です。
しかし場合によっては、ルビの内容に修正が必要なこともあります。
次項ではその修正方法を説明します。
エクセルのルビを編集する方法（ふりがなの修正・変更）
たとえば、『河野』という苗字には次の3種類の読み方があります。
- こおの
- こうの
- かわの
上記のふりがな機能により『こおの』と表示されたものの、実は『かわの』さんだった場合、ルビを編集して修正する必要がありますね。
そんなときは下のように、ふりがなボタンを押します。その中からふりがなの編集を選択してください。
下のようにふりがな編集モードになるので、これで修正していきましょう。
入力が終わったら、Enterキーを押すと内容が反映されます。
エクセルのルビがひらがなにならない
『ルビがひらがなにならない』
『ルビを全角カタカナ/半角カタカナにしたい』
そんな場合は、ふりがなの設定から調整しましょう。
あとは、希望の表示内容にあわせてチェックを付ければOKです。
プレビューを見ながら変更するかどうかを決められます。
さて、ここまでは基本的な使い方をお伝えしてきましたが、実際の業務はもっと色々ありますよね。
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Excelのふりがなが表示されないときと解決策
実は、Excelのふりがなが表示されないケースがあります。
たとえば、下図の青枠内の文字列にはルビが表示されていません。
こうなるのは、Excelのふりがな機能の仕様が理由です。
具体的には、ふりがな機能は、セルに直接入力した文字列やエクセル内でコピーした文字列（上図の赤枠と緑枠）にのみ適用されるからです。
わかりやすく言うと、別の場所（テキストファイルやウェブサイトなど）からコピペしてきた文字列（上図の青枠）にはふりがなが表示されない仕様になっています。
とはいえ、これでは不格好なので全部の氏名にふりがなを付けたいですね。
こういうときは、1)直接文字列を入力するか、2)ふりがなの付いていない文字列を別セルにコピペしてそれをさらに元のセルにコピーするのが確実な解決策です。
Excelなのにアナログな気がしないでもないですが、現状のルビの振り方ではこれが最も確実です。
ExcelのふりがなにはPHONETIC関数 | 隣のセルに表示させる
さて今度は、PHONETIC関数によるExcelのルビの振り方を見ていきましょう。
例として、下図のセルB3「矢時 真下」のふりがなをC3に表示させてみます。
- 数式タブの中から『関数の挿入』を選択
- 『PHONETIC』と入力して検索
- 参照欄の右にある上矢印をクリック
- ふりがなを表示させるセル（この例ではC3）をクリック
上記の手順により、下の画像のように、C3セルに『=PHONETIC(B3)』と自動的に入力されます。また、『関数の引数』という上の小窓にも自動的にB3と表示されます。
この状態になったらEnterキーを押してください。
そうすると下の画面が表示されるので、そのままOKボタンを押します。
これで、ふりがなを隣のセルに表示できました！
上記のようにExcelの指示に従っていけばPHONETIC関数を利用できるのですが、実はちょと遠回りな方法です。
関数に慣れてきたら、下の数式をC3に入力してみてください。これでも同じ結果を得ることができます。
=PHONETIC(B3)
これをオートフィルで関数をコピーすれば大量のデータにもふりがなを付けられます。
関連記事 ≫Excelのオートフィルの方法3選
関数を使うので最初は難しそうに見えるかもしれません。
しかし、実際にやってみると、関数を使ったルビの振り方も意外に簡単だったのではないでしょうか？
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まとめ）Excelのルビの振り方 | ふりがな編集機能とPHONETIC関数
以上、『Excelのルビの振り方』と題して、ふりがな編集機能とPHONETIC関数の使い方をお伝えしました。
- 氏名が入力されているセルを選択
- ふりがなボタンをクリック
Excelのふりがな編集機能とPHONETIC関数、ぜひ使ってみてください！
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