Excelで日付と曜日を入力する際、多くの人は曜日を手入力していると思います。
しかし手入力ではタイプミスをしたりフィルターが使えなくなったりするなど、デメリットが多くあります。
でも、手入力以外の方法がよくわからなくて…
そこで本記事では、Excelにおける曜日の表示形式について説明します。
この方法なら、日付を入力するだけで自動的かつ指定した形式で曜日が表示されます。
いいことづくめなので覚えておいて損はありませんよ!
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Excel 曜日の表示形式|よくわかる設定方法
先ほどもお伝えしたように、Excelでは曜日の表示形式を指定することができます。
例えばこんな感じで表示することが可能ですが、これ以外にも様々な形式を指定できます。
それではさっそく、方法をみていきましょう。
まずはセルの書式設定から
下準備として、まずはセルの書式設定から表示形式を指定します。
セルを右クリックしてセルの書式設定
を選択してください。
そして、表示形式
タブ>ユーザー定義
を選択して種類
項目の入力欄に表示形式を入力します。
実際には、こんな感じで入力してください。なお、デフォルトではG/標準
と入力されていますが、これを消して↓の赤枠内のようにします。
しかし、どんな表示形式を入力すればいいのでしょうか?
結論を言うと、「日付の表示形式」と「曜日の表示形式」を組み合わせた以下の表示形式のなかから、お好みのものを入力してください。
日付+曜日の表示形式 | セルに表示される形式(ex.2023年12月31日) |
---|---|
yyyy/m/d(aaa) | 2023/12/31(日) |
yyyy/m/d(aaaa) | 2023/12/31(日曜日) |
yyyy/m/d(ddd) | 2023/12/31(Sun) |
yyyy/m/d(dddd) | 2023/12/31(Sunday) |
yy/m/d(aaa) | 23/12/31(日) |
yy/m/d(aaaa) | 23/12/31(日曜日) |
yy/m/d(ddd) | 2023/12/31(Sun) |
yy/m/d(dddd) | 2023/12/31(Sunday) |
m/d(aaa) | 12/31(日) |
m/d(aaaa) | 12/31(日曜日) |
m/d(ddd) | 23/12/31(Sun) |
m/d(dddd) | 12/31(Sunday) |
yyyy”年”m”月”d”日”(aaa) | 2023年12月31日(日) |
yyyy”年”m”月”d”日”(aaaa) | 2023年12月31日(日曜日) |
yyyy”年”m”月”d”日”(ddd) | 2023年12月31日(Sun) |
yyyy”年”m”月”d”日”(dddd) | 2023年12月31日(Sunday) |
m”月”d”日”(aaa) | 12月31日(日) |
m”月”d”日”(aaaa) | 12月31日(日曜日) |
m”月”d”日”(ddd) | 12月31日(Sun) |
m”月”d”日”(dddd) | 12月31日(Sunday) |
ここで上の表示形式を詳しく見てみましょう。
上の形式は、「日付の表示形式」と「曜日の表示形式」を組み合わせたものです(日付の表示形式はこの他にもありますが、実用的でないものは省いています)。
本来は↓のように、「日付の表示形式」と「曜日の表示形式」を別々に指定できます。
日付の表示形式 | 実際の表示 |
---|---|
yyyy/m/d | 2023/12/31 |
yy/m/d | 23/12/31 |
m/d | 12/31 |
yyyy”年”m”月”d”日” | 2023年12月31日 |
m”月”d”日” | 12月31日 |
曜日の表示形式 | 実際の表示 |
---|---|
(aaa) | (月) |
(aaaa) | (月曜日) |
(ddd) | (Mon) |
(dddd) | (Monday) |
ためしに、セルの書式設定からyyyy/m/d
や(aaaa)
などを指定してみてください。
それぞれの動き方が分かって理解が深まりますよ。
Officeソフトの学習は、一人でパソコンに向かってもなかなか継続できないものです。
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関数で曜日の表示指定
上記の方法はセルの書式設定から表示形式を指定しましたが、実は関数を使用することもできます。
使用するのは、TEXT関数です。
この場合、日付と曜日は別々に設定することになります。TEXT関数の書式は以下のとおりです。
=TEXT(日付の入力セル,"(aaa)")
なお、曜日の表示形式には様々なものがあります。
曜日の表示形式 | 実際の表示 |
---|---|
(aaa) | (月) |
(aaaa) | (月曜日) |
(ddd) | (Mon) |
(dddd) | (Monday) |
そして次のようにTEXT関数を入力してください。
セルの書式設定 or TEXT関数のどちらかにするかは、その時の状況によるので一概には言えません。
しかし、個人的にはセルの書式設定で行う方が好みです。
Excelの基本・便利ワザが40本!
まとめ)Excel 曜日の表示形式|指定した表示形式で曜日を自動入力!
以上、Excelでの曜日の表示形式についてお伝えしてきました。
日付に連動して自動入力されるので、ぜひマスターしてください!
それではかんたんにおさらいします。
セルを右クリックしてセルの書式設定
を選択してください。
そして、表示形式
タブ>ユーザー定義
を選択して種類
項目の入力欄に表示形式を入力します。
日付+曜日の表示形式 | セルに表示される形式(ex.2023年12月31日) |
---|---|
yyyy/m/d(aaa) | 2023/12/31(日) |
yyyy/m/d(aaaa) | 2023/12/31(日曜日) |
yyyy/m/d(ddd) | 2023/12/31(Sun) |
yyyy/m/d(dddd) | 2023/12/31(Sunday) |
yy/m/d(aaa) | 23/12/31(日) |
yy/m/d(aaaa) | 23/12/31(日曜日) |
yy/m/d(ddd) | 2023/12/31(Sun) |
yy/m/d(dddd) | 2023/12/31(Sunday) |
m/d(aaa) | 12/31(日) |
m/d(aaaa) | 12/31(日曜日) |
m/d(ddd) | 23/12/31(Sun) |
m/d(dddd) | 12/31(Sunday) |
yyyy”年”m”月”d”日”(aaa) | 2023年12月31日(日) |
yyyy”年”m”月”d”日”(aaaa) | 2023年12月31日(日曜日) |
yyyy”年”m”月”d”日”(ddd) | 2023年12月31日(Sun) |
yyyy”年”m”月”d”日”(dddd) | 2023年12月31日(Sunday) |
m”月”d”日”(aaa) | 12月31日(日) |
m”月”d”日”(aaaa) | 12月31日(日曜日) |
m”月”d”日”(ddd) | 12月31日(Sun) |
m”月”d”日”(dddd) | 12月31日(Sunday) |
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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