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Excelで資料を見やすく!テキストボックスの行間を詰める・広げる簡単な方法

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Excelで資料を作成する時、テキストボックス内の行間や文字間隔を調整したいときがあります。

こうした調整は見やすい資料に欠かせません。

このままだと見にくいから、行間を広げたい…

そこで役立つのが、行間や文字間隔を詰める・広げるための設定方法です。

微調整ができなくてお困りの方はぜひご覧ください。

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記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • 業界歴15年のWeb解析士
  • 携わったSNSは約100件
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
目 次

Excelで資料を見やすく!テキストボックスの行間を詰める・広げる方法

Excelのテキストボックスを使ってレポートや文書を作成する際、文章の見栄えを良くするために行間を変更したい場合があります。

たとえば↓のような場合、テキストボックス内の行間を詰めることができれば、さらに読みやすくなりそうです。

エクセルテキストボックスの行間を詰める

まず行間を詰めるテキストボックス上で右クリックして、その中から『段落』を選択して下さい。

エクセルテキストボックスの行間を詰める

段落設定画面が表示されます。

『インデントと行間隔』タブの中の『間隔』グループから、『行間』のプルダウンを選択して下さい。

今回は『1行』を選択してみました。

エクセルテキストボックスの行間を詰める

すると、行間が狭くなって下のような感じになります。

ここで注意点があります。

エクセルでは、テキストボックス内に収まりきらない文字はこのようにはみ出してしまいます。

エクセルテキストボックスの行間を詰める

これを調整するために、テキストボックスの大きさを広げて、見た目を調整しましょう!

エクセルテキストボックスの行間を詰める

行間の微調整(詰める・広げる)

上記ではExcelのテキストボックス内で行間を詰める方法をお伝えしました。

しかし、1行・1.5行・2行の3パターンだけなので不自由さを感じるかもしれません(下図参照)。

実はさらに細かく調整する方法があるんです。

微調整したい場合は、『行間』の項目を『倍数』に指定して下さい。

エクセルテキストボックスの行間を詰める

これにより『間隔』項目の数値を手入力で指定できるようになります。今回は、0.5としてみました。

間隔を0.5にすると、下のようになります。

エクセルテキストボックスの行間を詰める

行間が0.5だとさすがに詰めすぎですね…。

必要に応じて読みやすい間隔に調整してみてください。

Excel テキストボックスの文字間隔の設定

Excelのテキストボックスの文字間隔が狭すぎると文章が読みづらくなり、あまりに広げると見た目が乱れます。

そこでここからは文字間隔の設定方法を説明します。

例として、間隔を広げる方法をお伝えします。詰めるのも同じ手順です。

  • テキストボックスを選択
  1. 『ホーム』>『フォントグループ』の右下をクリック
  1. フォントダイアログボックスの『文字幅と間隔』を選択
  1. 『間隔』項目のプルダウンから選択
  1. 幅のpt数を入力

以上で文字間隔を調整することができます。

今回は効果を分かりやすくするため、文字間隔を5ptに広げてみました。

文字間隔の調整は読みやすさ向上のために有用ですが、広すぎたり狭すぎたりすると読みづらくなるので注意が必要です。

以上が、Excelにおけるテキストボックス内の文字間隔の設定方法です。

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補足:文字のカーニングとは

カーニングとは、特定の文字列の間隔を自動で調整して見やすくしてくれる機能のことです

ただし、結論から言うとカーニングは気にしなくてOKです。

とはいえ、気になる方もいると思うので説明しておきます。

たとえば、大文字のTと小文字のyが隣り合っている文字列があるとします(Tylerなど)。

カーニングなしの通常の文字間隔の場合、下のようになります。

これに対して、カーニングを適用するとこうなります。

よ~く見ると、カーニングありの場合、Tとyの間隔が他の文字間隔より若干、狭くなっています。

ほんとによく見ないと気付かないくらいです。

ではなぜ、カーニングして文字間隔を少し詰めるのか、それは、Tとyの間の隙間が空きすぎているように見えてしまうからです。

具体的に言うと、大文字Tは下にスペースが開いています。

その隣に小文字yが配置されると、Tとyに隙間が空きすぎて見栄えが悪くなってしまう…それを縮めて見やすくするのがカーニングです。

ほとんど見分けがつかない…

まあ、そう思いますよね。

かなり微妙な文字調整なので、出版関係以外の方はカーニングは気にしなくてOKです。

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まとめ)Excel内のテキストボックスの行間を詰める・広げる

以上、Excel内のテキストボックスの行間や文字間隔を詰める・広げる方法をお伝えしました。

行間の調整方法と文字間隔の調整方法をそれぞれおさらいします。

行間の調整方法です

  1. テキストボックス上で右クリック
  2. 段落』を選択
エクセルテキストボックスの行間を詰める
  1. 『インデントと行間隔』タブの中の『間隔』グループから、『行間』のプルダウンを選択
エクセルテキストボックスの行間を詰める

文字間隔の調整方法です

  • テキストボックスを選択
  1. 『ホーム』>『フォントグループ』の右下をクリック
  1. フォントダイアログボックスの『文字幅と間隔』を選択
  1. 『間隔』項目のプルダウンから選択
  1. 幅のpt数を入力

必要に応じて調整して、見やすい資料を作成してください。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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