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Lみたいな記号『┗』の出し方|PC・スマホで今すぐ使える罫線素片(階層記号)の入力方法

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といった、アルファベットのLみたいな記号の意味や出し方、気になったことがある人は意外に多いのではないでしょうか。

これらの記号は『罫線素片(けいせんそへん)』と呼ばれており、文章やデザインの中で「階層記号」として使われることが多く、構造をわかりやすく整理する役割があります。

罫線素片・・・初めて知った!

実際、などの罫線素片を使ったメールを見たことがある人も多いと思います。

私も初めて資料作りを頼まれたとき、「Lみたいな記号だけど、これって何?」と検索しまくった経験があります。

これらの記号をうまく使えば情報の整理力がぐっと上がり、見る人に「わかりやすい!」と感じてもらえるようになります。

本記事では、この『Lみたいな記号』の種類や入力方法や活用シーンを様々な角度からご紹介します。

こなれ感を出すにはもってこいなので、文章作成や資料作りにお役立てください!

記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • 業界歴15年のWeb解析士
  • 携わったSNSは約100件
  • Google Analytics認定資格
目 次

Lみたいな記号:罫線素片(けいせんそへん)

冒頭でお伝えしたとおり、「Lみたいな記号」のは「罫線素片(けいせんそへん)」と呼ばれています(階層記号と呼ばれることもあります)。

この罫線素片は、様々な場面で活用できます。

文章の整理:

箇条書きや段落の区切り、図表のタイトルや説明文の整理などに使用されます。

図表の作成:

フローチャート、組織図など、様々な図表作成に利用されます。

プレゼンテーション:

資料の構成を分かりやすくするために使用されます。

たとえば、目次やフォルダ構造、ディレクトリ構成などで使われることが多く、単なる装飾ではなく構造を視覚的に整理するための重要な記号です。

スポーツ

┗ 球技
 ┗ サッカー
 ┗ 野球
┣ 水泳
┣ 格闘技
 ┗ 柔道
 ┗ ボクシング

┣ src
┃ ┣ components
┃ ┗ utils
┗ public

このように、はアルファベットのLに似ていることから、『Lみたいな記号』と呼ばれることもあり、インデントや番号なしでも階層を直感的に理解できるのが特徴です。

  • 資料や議事録の目次構造:内容を整理してわかりやすく見せる
  • プログラムのディレクトリ構造:フォルダの階層を視覚的に説明
  • チャット・メモアプリでの箇条書き:視覚的な階層表現に便利

実際、私も開発プロジェクトのフォルダ構成を説明するときにをよく使っていました。

単純なや番号よりも構造がはっきり伝わります。

などの記号の種類

罫線素片には、などの基本的なものから、より複雑な形状のものまで様々です。

これらの記号は、文章の構造や図表の種類によって使い分けられます。

記号名称使われ方の例
左下角(ひだりしたかく)階層の末端を示す
たてみぎ中間階層を示す
左上角(ひだりうえかく)上端の装飾や囲み罫線
右上角(みぎうえかく)右側の罫線や囲み装飾

これらはすべて「罫線素片」と呼ばれる文字群に属しており、文章中で図や構造を簡易的に表すために使われます。

見た目はシンプルですが、階層を直感的に伝える力を持っています。

私の体験談:「どうやってこの記号を使えるんだ?」と思った瞬間

初めてこの記号を見たのは、部署内の共有フォルダ構成を説明するテキストでした。

「└」「├」が並んでいて、「これって何の意味?」と疑問に感じたのがきっかけです。

調べてみると、見た目以上に情報整理に役立つ構造を見せる記号だと知り、それ以来、自分のノート、メールでもよく使うようになりました。

罫線素片:Lみたいな記号の入力方法

罫線素片の入力方法は色々とありますが、最も手軽な方法はやはり、変換です。

実際に『罫線』と入力すると変換候補が色々とでてきます。

しかし、これだと目的のものを探すのに時間がかかってしまいます。

そんなときは各罫線素片の名称をPCに辞書登録しておくと便利なので、次項で説明します。

【PC版】Lみたいな記号の出し方(辞書登録)

まず、辞書登録するにはそれぞれの呼び方を入力する必要があります。

下表を参考にして、辞書登録したい罫線素片の名前をメモしておきましょう。

罫線素片読み方
たて
たてみぎ
たてひだり
みぎうえ
みぎした
ひだりうえ
ひだりした
まんなか
よこ
よこうえ
よこした
┌┬─┐└┴─┘ほそわく
┏┳━┓┗┻━┛ふとわく

メモできたら登録作業に入りましょう。

まずIMEアイコンを右クリックします。

MEアイコンは画面右下にあるまたはAの印です。IMEの説明は↓の記事をご覧ください。

関連記事Microsoft IMEを削除(無効)する方法

右クリックメニューの中から単語の追加を選択してください。

単語の登録ダイアログボックスが表示されるので、単語よみを入力して登録ボタンを押しましょう。

なお、よみに入力する内容はどんなものでも構いませんが、上記の表のとおりにしました。

ユーザーコメントや品詞の欄への入力や選択は不要です。

上記の設定により、Wordやブラウザなどへ『たてみぎ』と入力すると、が変換候補として表示されるようになりました。

なお、罫線素片以外にも読み方の分からない記号はあります。の記事をどうぞ。

関連記事縦三点リーダー(⋮)やハンバーガーメニュー(≡)の打ち方

実践TIP:メール、議事録、ブログ目次での活用例

Lみたいな記号は、単なる装飾ではなく構造を伝える視覚的ツールとして活躍します。

たとえば、次のように使うと整理された印象になります。

┌ 会議議題
├ 進行スケジュール
├ 各担当のタスク
└ 次回の予定

また、ブログや社内Wikiで階層的な目次を作る際にも便利です。

見出し構造をテキストだけで伝えることができ、読者の理解を助けます。

【スマホ版】Lみたいな記号の出し方

スマホで罫線素片を出すのは簡単です。

まず入力画面でけいせんと入力してください。このとき、確定ボタンはまだ押さないでください。そして、変換候補一覧ボタン『』をタップしましょう。

そうすると、下図のように罫線素片を含んだ変換候補一覧が表示されるので、お好きなものを選んでください。

Lみたいな記号(階層記号)を活用するコツと失敗例

Lみたいな記号(階層記号)である罫線素片は、目次や構造を整理する上でとても便利ですが、使い方を誤ると逆に見づらい・伝わりにくい文書になってしまうこともあります。

この章では、効果的な使い方のコツと、初心者が陥りがちな失敗例を具体的に紹介します。
少しの工夫で、見やすく整理された文章や資料に変えることができます。

活用のコツ:目次・階層構造を視覚化するために使う

Lみたいな記号を使う最大の目的は、階層構造を視覚的に示すことです。

特に目次やディレクトリ構造では、情報の「親子関係」を示すことで、全体像がひと目で把握できるようになります。

箇条書き・階層構造を一目で見せる

例えば次のように使うと、階層関係が非常にわかりやすくなります。

┣ プロジェクト概要
┃ ┣ 設計資料
┃ ┣ 成果物一覧
┃ ┗ 今後のタスク
┗ 参考資料

シンプルなテキストでも、これだけで「どれが上位で、どれが下位なのか」が直感的に伝わります。

これは、箇条書きの「・」や番号だけでは表現しづらいツリー構造の可視化です。

ディレクトリ・フォルダ構造をテキストで表す際の定番

エンジニアやデザイナーの間では、Lみたいな記号を使ってフォルダ構造を説明する文化があります。

たとえばGitHubのREADMEや技術ブログなどで、次のような記述をよく見かけます。

my-app/
┣ src/
┃ ┣ components/
┃ ┗ utils/
┗ public/

このように、視覚的に整理された構造は、読む人の理解スピードを大幅に上げてくれます。

よくある失敗例とその対策

せっかく階層記号を使っても、ちょっとしたミスで逆効果になることがあります。

ここでは代表的な失敗例と、その回避策を紹介します。

読みづらくなる:文字間隔・フォントが合っていない

最も多い失敗は、「文字がずれてしまう」ことです。

罫線素片は等幅フォントで表示される前提のため、MS ゴシックや Consolas 以外では位置がずれる・崩れることがあります

【対策】

  • フォントを等幅系に統一する
  • コードブロック(“`)で囲んで表示する
  • スクリーンショットで貼り付ける(資料用の場合)

過剰装飾:記号ばかりで逆に視線が散る

Lみたいな記号を使いすぎると、逆に見づらくなってしまうこともあります。

特に行ごとに罫線を入れたり、複数の記号を組み合わせすぎると、主情報よりも記号が目立つ結果になります。

【対策】

  • 1階層〜3階層程度に抑える
  • 同じ種類の罫線で統一する
  • 強調したい部分だけに限定して使う

表示崩れ:環境(スマホ・ブラウザ)で罫線素片が化ける

スマホの機種や一部ブラウザでは、罫線文字が文字化けすることがあります。

特にAndroidやiOSの一部旧バージョンでは「□」と表示される場合も。

【対策】

  • Unicodeに対応したフォント(Noto Sans Monoなど)を使う
  • 必要に応じてHTMLや画像で代替表示する
  • 一般公開用の記事では「表現目的」を説明する注釈を添える

実体験:私が “資料の目次に└を使ったら…” と感じたこと

以前、社内プレゼン資料の目次にLみたいな記号を使ったことがあります。

最初は「見やすくなった!」と思ったのですが、印刷するとフォントがずれてしまい、かえって不格好に…。

結局、等幅フォントで修正し、最終的には好評を得ました。

見た目の整理だけでなく、表示環境まで意識することの大切さを実感した経験です。

階層記号を使わずに済ませる場合の代替案(例:番号付きリスト、インデント)

罫線素片が使えない環境では、次のような代替方法も有効です。

  • 番号付きリスト(例:1.1 / 1.2 / 1.3)で階層を表す
  • インデント(段下げ)で親子関係を示す
  • 矢印(→)や記号(›)で階層を表す

これらを組み合わせることで、環境依存のない構造表現が可能になります。

Lみたいな記号以外にもたくさん!日本語入力の特殊記号

日本語入力でよく使用される特殊記号には罫線素片以外にも数多くあります。

【日本語特有の文末記号や補助記号】

。、?!句読点
[ ]角括弧
波ダッシュ
三点リーダー

これら以外にもIMEパッドと呼ばれるパレットから直接特殊文字を選択できます。

まずIMEアイコンを右クリックします。

IMEパッドをクリック

IMEパッドの文字一覧が表示されます。

各文字をクリックすると入力できます。

見たことない文字がたくさんありますね。

罫線素片、よく使うランキング!

さてここで、『Lみたいな記号』の中でも、私がよく使うものをランキング形式でご紹介します。

第1位:└、├、┌、┐
項目の階層構造を表す際に最もよく使われる定番の記号です。目次や図表で頻繁に見かけることでしょう。

第2位:
シンプルな横線ですが、区切り線として汎用性があります高いです。文章の段落分けや表の区切りなど、様々な場面で活躍します。

第3位:
項目を並べる際に、各項目の前に付ける記号です。箇条書きやリストを作成する際に便利です。

第4位:∟
直角を示す記号として、図面や設計図などでよく使用されます。

第5位:◆、■、●
項目のマークとして、視覚的に分かりやすくするために使われます。プレゼンテーション資料などで効果的です。

これらの記号は、組み合わせて使うことで、より複雑な構造や表現が可能になります。

こなれ感のある文書作成にお役立てください。

FAQ:「罫線素片:Lみたいな記号」に関するよくある質問

ここまでは具体的な方法を一通りお伝えしてきましたが、その他にも細かい疑問や迷いやすいポイントがいくつかあります。

そこで以下では、よくある質問をFAQ形式でまとめました。

Lみたいな記号ってスマホでも使える?

スマホでも入力可能です。GboardなどのIMEで「けいせん」と入力出てこない場合は「特殊文字」や「罫線」カテゴリを開いてください。一度入力すれば、コピー&ペーストで簡単に再利用できます。

Web表示(HTML・Markdown)ではどう扱えばいい?

WebページやMarkdownでも、Lみたいな記号はそのまま使えます。ただし、文字化け防止と整列のための工夫が必要です。

【HTMLで使う場合】

  • <pre>タグまたは<code>タグで囲むと整列が保たれる
  • フォントを等幅(monospace)に指定するとズレない

【Markdownで使う場合】

階層構造をそのまま再現できます。

└ Parent
├ Child 1
└ Child 2

フォントによって記号がずれて見えるんだけど?

フォントが等幅でないために起こる現象です。プロポーショナルフォント(MS 明朝、游ゴシックなど)は文字幅が揃っていないため、罫線がズレやすくなります。

階層記号をコピペすると文字化けするのはなぜ?

原因は、コピー先の文字コード(エンコーディング)が異なるためです。
罫線素片(Box Drawing Characters)はUnicode(U+2500〜U+257F)に属しているため、古いシステムや一部のWebツールでは認識されません

コピペ前に「UTF-8」形式の文書に変換したり、MarkdownやHTMLで表現する場合は、&#9500; のようなHTMLコードで書くと文字化けを回避できます。

ChatGPTやAIツールで階層記号を作成しても大丈夫?

問題ありません。むしろChatGPTなどのAIツールでは、ツリー構造の出力に階層記号がよく使われています。ただし、環境によっては出力時に自動的にフォントが変わり、ズレることがあります。

印刷したらLみたいな記号がずれてしまうのはなぜ?

印刷時にLみたいな記号がずれてしまう主な原因は、画面と印刷のフォント設定が異なることにあります。WordやPDFでは、閲覧時と印刷時でフォントが自動的に置き換えられる場合があります。

解決策】

  • 文書フォントを「MS ゴシック」「Courier New」などの等幅フォントに固定する
  • 印刷設定で「フォントの埋め込みを有効にする」
  • PDF化する前に「印刷プレビュー」で位置を確認する

これにより、画面と印刷結果の差を防ぐことができます。

Lみたいな記号の代わりに使える他の記号はある?

罫線素片が使えない環境(スマホや古いシステムなど)では、以下の代替記号が便利です。

代替記号用途・特徴
→(矢印)フロー構造・手順説明に適している
›(山括弧)スマートな見た目で階層を表現できる
│(縦線)縦方向の階層関係を簡単に示せる
-(ハイフン)シンプルな代替表現、メール文書にも適用可

まとめ)Lみたいな記号(階層記号、罫線素片)を正しく使って文章・資料を分かりやすく

この記事では、「Lみたいな記号」である罫線素片の種類や使い方について説明しました。

ただの装飾ではなく、情報を整理し、構造を見せるための実用的なツールです。
目次やディレクトリ構成、議事録、ブログ記事など、テキストだけでは階層が伝わりにくい場面で大きな力を発揮します。

とくに「└」「├」などの罫線素片を上手に使うことで、文章に視覚的な秩序と整理感を与えられます。

反対に、フォントや環境を考慮せず使うと、ズレや文字化けの原因にもなるため、等幅フォントの使用・控えめなデザインを意識することが重要です。

まとめると…

  • 「Lみたいな記号」は罫線素片と呼ばれ、文章の構造を整理するのに役立ちます。
  • 代表的な記号には、└、├、┌、┐、─、│などがあります。
  • 辞書登録などですぐ使えるようにすれば効果的・効率的に文書を作成できます。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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