Windowsのメモ帳が保存できないときの確認ポイント

Windowsのメモ帳はちょっとした文章作成に重宝しますが、『名前を付けて保存』ができないというお悩みの声をたまに耳にします。

これはシステムのバグでもなんでもなく、ユーザーのちょっとした設定ミスが原因です。

そこで本記事では、Windowsのメモ帳が保存できないときの確認ポイントをお伝えしていきます。

Windowsのメモ帳が保存できないときの確認ポイント

先ほどお伝えした『ユーザーのちょっとした設定ミス』というのは保存するときのファイル名のことなんです。

おそらく、こんな感じで『名前を付けて保存』しようとしていませんか？

上の二つはともに名前を付けて保存することはできません。

これらに共通するのはファイル名に*が入っている点です。

つまり、*がファイル名に含まれていると保存できないんです。

*の意味

*とは、ワイルドカードと呼ばれており、任意の文字列を意味する特殊文字です。

ワイルドカードは*以外にも?があります。

*	0文字以上の任意の文字列を意味する
?	1文字の任意の文字列を意味する

ファイル名に*や?が入ってしまうとWindowsのシステム的に混乱が起こってしまうため、あえてこれらの文字を使うことを禁止しています（超ザックリな説明です）

そしてこれら以外にもファイル名として使用できない文字があります。

Windowsでファイル名に使用できない文字たち

Windowsでは、ファイル名に使用できない文字たちは*や?以外にも存在します。

⁄	スラッシュ
:	コロン
“	ダブルクォーテーション
>	不等号
<	不等号
|	縦棒（パイプラインとも呼ぶ）

これらの文字がファイル名に使用されるとやはり、Windowsのシステム的に混乱が起こってしまいます。

ご注意ください。