Windowsフォトで誰でもモザイク職人！ぼかし加工の裏ワザ的方法

画像編集をしているとモザイク（ぼかし）を入れたいケースがよくあります。

こうした処理に画像編集ソフトは必要ありません。

フォトやペイントといったWindows標準機能でも十分可能です。

そこで本記事では、Windowsフォトを使ったモザイク（ぼかし）加工について説明します。

なお、ペイントによるモザイク（ぼかし）加工についてはこちらの記事をどうぞ

関連記事写真や画像のモザイクのかけかた｜写真加工はWindowsパソコンなら簡単！

Windowsフォトで誰でもモザイク職人！ぼかし加工の裏ワザ的方法

Windowsフォトのモザイクは背景をぼかすための機能なので、デフォルトでは背景にもぼかしがかかっているんです。

そのため、任意の箇所にモザイクを入れた後、さらに背景のぼかしを除去する必要があります。

今回使用するサンプル画像は です。グレーの服を着た女性の顔（赤枠）にモザイク加工していきます。

今回のサンプル画像の場合、女性の顔にモザイクを入れた後、後ろの壁などにかかっているぼかしを外さなければいけません。

画像のファイル形式はJPGでもPNGでも構いません。フォトで開ければOKです。

それではさっそくやっていきましょう！

モザイク加工のポイントは『マスクの削除』

画像をWIndowsフォトで開いたら、画面左上の編集をクリック

編集画面の背景タブ（下図の赤枠）を選択

右パネルに背景編集メニューが表示されるので、下図のようにぼかしをクリック、背景ブラシツールをオン、マスクの追加をオンにする。

AIが背景を自動で認識し、 のようにぼかしがかかります（虹色の斜線グラデーション部分）。これが表示されれば、いったんOK。ここから細かく調整していきます。

グラデーションに対してモザイク処理がかかります。

そのままマウス操作で女性の顔（赤枠の部分）をなぞってください。 のようになればOKです。

なお、ブラシの柔らかさでぼかしの強度を調整できます。

しかしこのままでは背景にもモザイクがかかっている状態です。そこで背景をモザイク処理から除外していきます。

マスクの削除をクリックしてONにしてください。

マウス操作で背景をなぞると、その部分のモザイク処理が外れていきます。

最終的に のようになればOKです。ここまで来ればあとは保存オプションの選択だけです。

保存オプションからコピーとして保存を選択。

保存した画像を見てみると、見事にモザイクがかかっています。お疲れ様でした！

まとめ）Windowsフォトのモザイク加工 | ぼかしのは一工夫が必要

以上、Windowsフォトのモザイクをかけるための方法をお伝えしました。

おそらく、当初のイメージとは少し違っていたかもしれません。

ポイントは、マスクの削除をオンにして背景のぼかしを除去する点です。

このポイントさえ押さえておけば、色々な応用が利きます。

上記では1箇所だけぼかしましたが、複数個所のモザイクも可能です。

ぜひ挑戦してみてください。

それではまた、次の記事でお会いしましょう！