本記事では、Excel 名前ボックスの使い方についてお伝えします。
- 名前ボックスの使い方を知りたい
- 名前ボックスの編集や削除の方法がわからない
Excelでは、名前ボックスという機能を利用してセルに名前を付けられます(1つのセルや複数のセルに名前を付けることが可能)。
どんな場面で役立つのかイメージしにくいかもしれませんが例えば、プルダウンメニューや関数の引数に使ったりすることができます。
どんな時に役立つのかイメージがわかない…
本記事ではまず、名前ボックスのつくり方を説明します。便利な使い方は次の記事でお伝えします。
関連記事Excel 名前ボックスの使い方(2/2)|関数とプルダウンリストへの利用
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Excel 名前ボックスの使い方|作成・編集・削除
名前ボックスとは、「名前をつけたセル範囲」のことを言います。
例えば下のような状態のことです。
下図でいうと、B2~B8につけた名前のことを名前ボックス(または名前の定義)といいます。
このように、Excelではセル範囲に名前を付けることができます(1つだけのセルでも可)。
セル範囲に名前を付けるとドロップダウンリストの設定などにとても便利なのですが、本記事ではまず、この名前ボックスのつくり方をお伝えします。
名前ボックスのつくり方
サンプルとして使用するのは、↓のような表です。
A~C組の生徒の名字が記載されており、ここに名前ボックスを設定していきます。
まずは、名前ボックスを付けたいセル範囲を選択します。
その後、下図の赤枠内にセル範囲を示す名前を入力してください。なお、今回はA組生徒
としてみました。
入力が完了したらEnter
を押してください。これで名前ボックスの設定は完了です。
セル範囲が設定されると、名前ボックスとしてA組生徒
がプルダウンに表示されます。
そして、このプルダウンからA組生徒
を選択すると、名前ボックスに対応するセル範囲がアクティブになります。
無事、名前ボックスは作れたでしょうか?
実は他にも作り方があるので次項で紹介します。
Excelの基本・便利ワザが40本!
その他の名前ボックスのつくり方
名前ボックスは上記以外の方法でも作成可能です。
数式
タブ>定義された名前
グループ>名前の管理
をクリックしても作成できます。
新規作成
をクリックします。
名前を入力した後、範囲としてシート名かブック名を選択します。
そして、画面右下にある上向き矢印を押下しましょう。
すると、エクセルの画面が表示されるので、マウス操作によってセル範囲を指定してください。
自動的に範囲が入力されます。
上記の操作が完了したら、下向き矢印を押しましょう。
これで設定完了です。閉じるボタンを押してください。
慣れてきたら、この操作の方が簡単に感じるかもしれません。
お好みでどうぞ!
名前の命名ルール
実は、名前ボックスの名前の付け方にはルールがあります。
次の2点に注意して命名してくださいね。
文字
または_(アンダーバー)
からはじめること- 他のセル番地(A1やB2など)と同じ名前にしてはいけない
このルールに違反してしまうとエラーが出るので、名前を付け直しましょう。
さて、名前やセル範囲を変える必要が出てくることもあります。
次の章ではそんな場合の変更方法を説明します。
名前ボックスの名前やセル範囲の変更方法
けっこうかんたんですよ!
名前ボックスの名前やセル範囲を変更するにはまず、数式
タブ>定義された名前
グループ>名前の管理
をクリックしてください。
名前の編集ウィンドウが表示されます。
変更したい名前ボックスを選択して編集
ボタンを押しましょう。
下図のとおり、名前を変えたい場合は、名前欄からすぐに変更可能です。
名前ボックスのセル範囲を変更したい場合は、右下にある上向き矢印をクリックしてください。
エクセルの画面が表示されるので、変更後のセル範囲をマウス操作で指定してください。
すると、自動的に範囲が入力されます。
上記の操作が完了したら、下向き矢印を押しましょう。
これで変更完了です。閉じるボタンを押してください。
どうでしょうか、名前ボックスの変更はできたでしょうか?
Officeソフトの学習は、一人でパソコンに向かってもなかなか継続できないものです。
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まとめ)Excel 名前ボックスの使い方|作成・編集・削除
以上、『Excel 名前ボックスの使い方』と題して、名前ボックスの作成・編集・削除についてお伝えしました。
簡単に手順をおさらいします。
まずは、名前ボックスを付けたいセル範囲を選択します。
その後、下図の赤枠内にセル範囲を示す名前を入力してください。なお、今回はA組生徒
としてみました。
入力が完了したらEnter
を押してください。これで名前ボックスの設定は完了です。
名前ボックスの便利な使い方については、↓の記事をご覧ください。
関連記事Excel 名前ボックスの使い方(2/2)|関数とプルダウンリストへの利用
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
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