取説の作成などで必須のスクリーンショット。
結構めんどくさいですよね。Webページ全体の撮影なら、なおさらです。

下に長い画面のスクリーンショット、めんどくさすぎ…
しかし、Google Chromeの標準機能を使えば、全画面キャプチャ(フルスクリーンショット)で全体撮影がかんたんにできます。
もちろん一部だけの撮影もOK!
全画面キャプチャの撮影でお困りの方はぜひご覧ください。
本記事ではそれらの使い方を説明します。
Chromeブラウザのその他の使い方は
の記事がおすすめです。約30本の基本ワザ・便利ワザを紹介しています。Chromeブラウザのその他の使い方は
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- 大手通信企業の元SE
- 業界歴15年のWeb解析士
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- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Google Chromeで全画面キャプチャ(フルスクリーンショット)で全体撮影|一部の撮影もOK!

今回ご紹介するGoogle Chromeの標準機能とは『デベロッパーツール』です。
このデベロッパーツールは本来、Webサイト開発などに利用されることが多いので一般ユーザーには馴染みの薄いものですが、誰でも利用可能です。
ブラウザに標準で搭載されているので、ダウンロードやインストールの必要はありません。
Chromeユーザーなら誰でもすぐに使うことができます。
デベロッパーツールの使い方
それではやっていきましょう!
まず、スクリーンショットを撮影したいWebサイトにChromeでアクセスして、サイト上の何もない箇所を右クリックしてください。
右クリックメニューの中から検証
を選択すると、デベロッパーツールを開きます。

デベロッパーツールが起動するので、右上にある︙
を押しましょう。

コマンドを実行
を選択します。

様々なメニューが表示されるので、下の方にあるフルサイズのスクリーンショットをキャプチャ
を押しましょう。

以上の操作で自動的に上から下までの全画面キャプチャ(フルスクリーンショット)が撮影されます。
撮影されたキャプチャはダウンロードフォルダに格納されているので、Windows
+E
でエクスプローラーを開き、左メニューのダウンロードを開くと見つかるはずです。

なお、この保存先を変更したい場合は下の記事をご覧ください。
関連記事Chromeでダウンロードの保存先を指定したい!|毎回指定もできる
ただし、この方法には一つだけ注意点があります。
デベロッパーツールで全画面キャプチャを撮影する際の注意点
たとえば、サイドバーがあるサイトをデベロッパーツールで撮影する場合、サイドバーはメインコンテンツの下に配置されます。
そのため、サイドバーも含めたキャプチャを撮影するには、次で紹介する無料の拡張機能を使った方が便利です。
超便利なChromeの無料拡張機能『FireShot』
全画面キャプチャを撮影するのに便利なChrome拡張機能は、『FireShot 』です。
現在、ChromeとFirefoxブラウザの拡張機能として提供されていて、無料で利用が可能です。
撮影した画像ファイルは、jpgかpdfのファイル形式で保存できます。
より高度な機能を利用できるPro版も販売されていますが、無料版でも十分な機能を備えています。
インストール方法
まず、Chromeウェブストアに移動しましょう。
画面右上に検索窓がありますので、ここに『FireShot』と入力してEnterキーを押してください。

検索結果の中から『FireShot』を選んでChromeに追加
ボタンを押しましょう。

こんな感じのポップアップが表示されるので、拡張機能を追加
ボタンを押せばOKです。

これで『Fire Shot』のインストールが完了しました。
ブラウザ上にブックマーク!
『Fire Shot』のインストールが完了したら、次回以降すぐに利用できるようにブラウザ上にブックマークしておきましょう。
まず、ブラウザ右上あるパズルのピースのようなアイコンをクリックして下さい。

そして、『FireShot』の横にある押しピンマークをクリック!

上記の手順が完了すると、『FireShot』のアイコンが常に表示されるようになります。

ではいよいよ、具体的な操作方法に移っていきましょう。
操作方法
まず、先ほどのブックマークアイコンをクリックして、ページ全体をキャプチャ
を選択します。

すると、画面の外にはみ出ている領域も含めて、ページ全体のスクリーンショットが作成されます。
画面が自動的にスクロールされていくのを見るのは楽しいですよ!
スクショの撮影が完了すると次のような画面が表示されます。

画像として保存
かPDFとして保存
のどちらかを選択して保存してください。
撮影されたキャプチャはダウンロードフォルダに格納されています。
Windows
+E
でエクスプローラーを開いて、左メニューのダウンロードを開くと見つかるはずです。

以上が『FireShot』を使用した全画面キャプチャを撮影する方法です。
お疲れさまでした!
注意事項
『FireShot』でスクリーンショットを撮影しようとすると、こんな表示が出ることがあります。

上のアラートは、そのページでのスクリーンショットを撮影できないという意味です。
この場合は残念ながら諦めましょう。
Chromeブラウザのことがよくわかる本

Chromeブラウザのオススメ本は次の2冊です。
Google関連サービス全般の解説本ですが、どちらも基本的な操作方法のツボが分かります。
当ブログの記事とあわせて参考にすれば困ることはありません。
▼ 手元に1冊あれば、いつでもすぐに調べられます。
、Chromeブラウザの基本ワザを豊富な画像付きで紹介しています。
Google Chromeの関連記事
Google Chromeには基本的な使い方がたくさん!
当ブログには、そうした中から特に便利なものを厳選して掲載しています。

いざ!というときに役立ちます
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基本・便利ワザを約30本! ※クリックで開きます
- Google Chromeのバージョン確認と最新バージョンへのアップデート
- Chromeを既定のブラウザにする方法
- デスクトップ上にショートカットを作成
- ダウンロードの保存先を指定
- Chromeでの全画面表示
- Google Chromeで恐竜ゲーム
- Chromeのホーム画面(起動ページ)設定
- Google Chromeのタブを整理整頓
- Chromeでタブグループを保存
- Google Chromeでニュースを非表示
- Google Chromeのテーマ・背景変更と元のデザインに戻す方法
- 閉じたタブの復元
- Google ChromeでQRコードの生成
- Google Chromeのダウンロード履歴
- Google Chromeを初期化!設定をリセット
- Google Chromeでカメラやマイクの使用を許可
- Google Chromeのシークレットモード(プライベートモード)
- 閲覧履歴・ダウンロード履歴・クッキー・キャッシュの削除
- Google Chromeの検索履歴を削除
- Google Chromeのお気に入り(ブックマーク)|エクスポートとインポート
- Chromeの通知オフ
- 全画面キャプチャ(フルスクリーンショット)で全体撮影
- タブ移動・戻る・検索etc.の全ショートカットキー
- Google Chromeでダークモードの設定・解除
- Chromeの拡張機能でスクリーンショット
- Google ChromeブラウザでPDFファイルを開く設定
- Google Chromeのキャッシュクリア
- Google Chromeの消えたリーディングリスト
- シークレットモードで常に起動する方法
まとめ)Google Chromeで全画面キャプチャ(フルスクリーンショット)

以上、Google Chromeで全画面キャプチャ(フルスクリーンショット)する方法をお伝えしました。
もし、画面をスクロールさせながら撮影して、後でそれらをつなぎ合わせているなら、『FireShot 』を試してみましょう。

自動でキレイにキャプチャを撮影してくれます。
作業効率が上がること間違いなし!
こうした便利ツールはどんどん利用していきましょう。
コメントはお気軽にどうぞ!