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誰でも無料の公衆フリーWi-Fi、一度は利用したことがありますよね。
しかし、このフリーWi-Fi、情報漏洩の危険性が高いということをご存知ですか？
VPN（Virtual Private Network）は、こうした公衆フリーWi-Fiでのインターネットを安全に使用できるようにするツールです。
とくに、駅・空港・市役所・図書館などのフリーWi-Fiを無防備のまま使っていると、大事な情報をスルッと抜き取られる可能性がありますよ。
内容が専門的すぎて、VPNの意味がよく分からないんだよね…
でも、通信のことは難しそうだし、ましてやVPNの何がどう役立つのか分かりませんよね。
そこで本記事では、VPNの概要を図解で説明します。
かみ砕いてお伝えしますので、被害に遭うまえにしっかりと対策しましょう！
- 大手通信企業の元SE
- 業界歴15年のWeb解析士
- 携わったSNSは約100件
- Googleアナリティクス個人認定資格（GAIQ）
なぜ、VPNを使うべきのか？
VPNの目的を一言であらわすと、通信の安全性確保です。
というのは、安全対策なしで公衆フリーWi-Fからインターネットにアクセスすると、個人情報や機密データが漏洩する危険があるからです。
よくある手口としてはのような事例があります。
たとえば、悪意のある第三者が、無料の公衆Wi-Fiに偽装したアクセスポイントを作ったとしましょう。
『お、無料のWi-Fiスポットがあるじゃん！』と勘違いしてアクセスしてきたユーザーが、クレジットカートやマイナンバーなどの個人情報を盗み取られるといったケースです。
一方、VPNは暗号化ネットワークを仮想的に構築するので、関係者のみがネットワークにアクセスでき、情報漏えいのリスクを抑えられます。
もちろん、セキュリティリスクをゼロにはできません。
しかし、情報漏洩の危険性を大幅に抑えられるため、【NordVPN】
や【SurfShark】
といったVPNサービスは、リモートワークやコワーキングスペースなどでの使用に最適です。
VPNの主な仕組み
スマホやPCでデータを送受信する際、そのデータはインターネットに張り巡らされた道路を使って目的地に向かったり（送信）、自分の元にやって来たりします（受信）。
でも、この道路には情報を抜き取ろうとする者が待ち受けていることも…。
例えば、道路を流れるデータの中身を盗もうとしたり、やり取りの相手先をこっそり見ようとしたりする輩です。
そこで活躍するのがVPNです！
VPNを使うと、目的地直通の秘密通路を使ってデータをやり取りします（トンネル化）。
その際、データを無意味な文字列に変換して（暗号化）、外部からデータの中身が見えないよう処理します（カプセル化）。
VPNは主に、「カプセル化」「トンネル化」「暗号化」という3つの要素を組み合わせた仕組みで安全な通信を実現しています。
それでは各内容をもう少し詳しく見ていきましょう。
VPNのトンネル化：安全な秘密地下トンネル
インターネットを「公道」に例えて説明します。
VPNによるトンネル化は、公道とは別に整備した「秘密地下トンネル」と似ています。
この秘密地下トンネルは、目的地とあなたのデバイス（スマホやPCなど）の間をつなぐように開通されます。
データは秘密トンネルの中を通るため、100%安全というわけではありませんが、悪意のある第三者から覗き見られるおそれがグンッと低下します。
VPNの暗号化：情報を守る魔法のカギ
暗号化は、データの内容を一定のルールに則って無意味な文字列に変換します。まさに暗号にしているわけです。
暗号を復元のための情報を持っているのは、使用しているVPNサーバーだけです。
このように暗号化されたデータをカプセル化するので、万が一、他人に盗み見られたとしても解読は非常に困難です。
VPNのカプセル化：データをさらに別のデータで包みこむ
「カプセル化」とは、データをさらに別のデータで包みこんで安全性を高めることです。
インターネット上のデータは「パケット」という単位に分割・送受信されます。
VPNの「カプセル化」では、暗号化されたパケットにさらに別のパケットを付け加えます。具体的には、ヘッダーというデータを元のパケットに新たに付与します。
例えるなら、荷物を箱の中に入れて中身を見えなくするイメージです。過剰包装みたいなものかもしれません（笑）。
VPNでは、これら「トンネル化」「暗号化」「カプセル化」などの技術を組み合わせて、最初のイメージ図のような通信を行っています。
上記の内容を頭に入れて、NordVPNやSurfShark
といった代表的なVPNサービスの公式サイトを見てみると、その特徴がよくわかると思います。
VPNを使うメリット・デメリット
VPNは公衆フリーWi-Fiを安全に利用するツールですが、もちろん完全ではありません。
そこで、メリット・デメリットを挙げてみました。
- ■ 公衆Wi-Fiなどでの安全なインターネット利用
-
トンネル化、暗号化、カプセル化などの暗号技術によってインターネットの安全性が高まります。クレジットカードの情報やパスワードを入力するときも、VPNがあれば情報漏洩のおそれが減ります。
- ■ 海外のウェブサイトやサービスへのアクセス
-
国によっては閲覧・利用できないウェブサービスがあります。しかし、VPNを使えばそのウェブサイトにもアクセスできます。これは、別の国からのアクセスに見せかけられるからです。
- ■ 安全なネットワークを安価に構築
-
インターネットから隔離された専用線を物理的に結ぶには、高額な費用が必要です。しかし、ネットワークを仮想的に構築するVPNはそれより安価に整備できます。
もちろんデメリットもあります。
- ■ 導入費用が必要
-
VPNサービスがすべて安全とは言えません。実績と信頼のあるVPNサービスには千数百円程度の月額利用料が必要になります（年額払いならもっと安い場合も）。
- ■ 通信速度の低下
-
VPNではトンネル化、暗号化、カプセル化などの処理を行い。そのため、通常よりも通信速度が低下します。
こうしたメリット・デメリットを踏まえて、最適なVPNサービスを選んでください。
下に挙げたVPNなら、実績や機能性にまず間違いはありません。
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VPNの選び方
VPNなら何でもよいというわけではありません。
実績と信頼のあるVPNサービスを選ぶ必要があります。
『無料で使えれば…』と言いたいところですが、あまりいい選択とは言えません。
情報漏洩の不安を常に抱えるくらいなら、千数百円程度の月額利用料（年払いならさらに安い場合も）だったとしても、【NordVPN】
や【SurfShark】
など実績と信頼のあるVPNサービスを選ぶ価値は十分にあります。
強固にセキュリティをかけるなら、月額利用料は必要経費と考えるべきでしょう。
とはいっても、こうしたVPNには、お得な割引サービスがあります。
最大70%オフや30日間返金保証、一ヶ月の無料トライアルなどもあるので、これらを利用して使用感を確かめるのがスマートではないでしょうか。
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また、『VPNソフトは設定が難しそうで不安…』という方には、ウイルス対策ソフトでお馴染みのノートン360もおススメです。
実はノートンにはVPN機能も付いています！
私はコワーキングスペースで作業するときにはノートンのVPNを使っています。
難しい設定は不要で、ボタン一つで有効になるので簡単ですよ。
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まとめ）VPNとは？公衆回線でのインターネットには実績のあるVPNサービスを！
以上、『VPNサービスとは？』と題して、その仕組みとメリット・デメリットをお伝えしました。
公衆回線経由でのインターネットアクセスは危険をはらんでいますが、VPNを使うと使わないとでは、その安全性には雲泥の差があります。
それだけでなく、万が一の事態が起きたとしても、『これだけの対策をしていた』と主張できれば、何らかの救済措置も可能です。
安心・安全に使うなら、実績と信頼のあるVPNサービスを選びましょう。
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ウイルス対策ソフトでお馴染みのノートン360もおススメです。VPNがまったくの初めてでも迷わず使えます。
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