- スプレッドシートをPDFに変換する方法は?
- スプレッドシートからPDFを書き出す方法は?
Googleスプレッドシートで作成した会議資料を配布するときなど、をPDF化したいシーンってよくあります。
プレゼン資料の共有や印刷がグッと楽になりますよ。
メニューからPDF形式を選択するだけなので手順は簡単なのですが、印刷設定画面での操作になるので、戸惑いを覚える人も多いかもしれません。
そこで本記事では、誰でも迷わず実践できる方法を詳しく解説します。
※ わかりやすい解説動画を本記事の下部に掲載

- 大手通信企業の元SE
- 業界歴15年のWeb解析士
- 携わったSNSは約100件
- Google Analytics認定資格
これで印刷ズレなし!スプレッドシートをPDF化して保存する方法

さて、スプレッドシートをPDF化する前に知っておきたいことは、ファイルをPDF化したときのメリットです。
実は、↓のような誤解をしている方が意外に多くいます。

キレイに印刷されるからじゃないの?
社会人1年目だったときの私もこんな風に考えていました。
PDF化する最大のメリットは、どの環境でもレイアウトが崩れない点にあります。
具体的には、パソコン、スマホ、Mac、WindowsなどのデバイスやOSを問わず、ファイルを開いたときにレイアウト崩れが起きません。
そのため、メール添付やクラウド共有などに◎といえるでしょう。
前置きが長くなりましたが、以下ではスプレッドシートをPDF化する手順をお伝えします。
スプレッドシートをPDF化する手順
今回サンプルとして用いるのは下図のようなファイルです。
全2ページの資料です。

これをPDF化するにはまず、ファイル
をクリックします。

ダウンロード
>PDF
を選択

PDF化したプレビューを確認できます。

最後にエクスポート
ボタンを押せば完了です。

PDF化したファイルはPCのダウンロードフォルダに格納されています。
ファイルを開いて内容を確認してください。

範囲指定してスプレッドシートをPDF化
スプレッドシートでは範囲指定してPDF化することも可能です。

手順は次のとおりです。
まず、PDF化したい部分だけを選択状態にしてください。

そして、ファイル
>ダウンロード
>PDF
を選択して、右サイドパネルのエクスポートのプルダウンから選択中のセル
を選びます。

あとは右上のエクスポート
を押せば完了です。
ダウンロードされたPDFファイルを開いて確認してみてください。
選択範囲だけがPDF化されているはずです。
スプレッドシートをPDF化して1枚に収める
たとえば、全2ページからなるファイルをPDF化して1枚に収めることも可能です。
ファイル
>ダウンロード
>PDF
から右サイドパネルを表示させます。
そして、スケール欄のプルダウンメニューを押しましょう。

ページに合わせる
を選んでください。

プレビューにはファイルを1枚にした状態が表示されます。

あとは右上のエクスポート
を押せば完了です。
ダウンロードされたPDFファイルを開いて確認してください。
スプレッドシートをPDF化できない原因

スプレッドシートをPDF化できない場合、主に次のような原因が考えられます。
- ■ 印刷範囲が正しく設定されていない
-
ファイル>印刷から「印刷範囲」を「現在のシート」や「選択したセル範囲」に変更
- ■ シートが非表示または保護されている
-
保護シートは一部印刷できないことがあるため、保護を一時的に解除
- ■ Googleアカウントや共有設定の問題
-
ファイルの共有設定を「閲覧者がダウンロード可」にする。
上記を参考に、設定を確認してみてください。
まとめ)スプレッドシートをPDF化して保存する方法
以上、スプレッドシートをPDF化して保存する方法をお伝えしました。
おさらいすると、ファイル
>ダウンロード
>PDF
を選択すればOKです。

状況に応じて、PDF化して1枚に収めたり選択範囲だけをPDF化してみてください。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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