応募先企業への志望動機や自己PRって作るの大変ですよね。
本音を言えば、『お給料がいいから』『働きやすそうだったから』などですが、さすがにそれをストレートには伝えられません。
無理矢理にでもそれらしいことを書かないといけないけれど、頭をひねってもうまい文章が出てこない・・・そんな経験ありませんか?
でも、そんな時に、強力にサポートしてくれるツールがあるとしたら・・・。
実は、そんな夢のような無料サービスがあるんです!
本来は、志望動機や自己PRを作成するためのものではありませんが、十分に活用できます。ちなみに、この方法はまだ誰も思いついていないはず。おそらくですが・・・。
とはいえ、クリック一つで全て解決!とはいきません。ある程度はご自身で考える必要があります。
しかし、これを利用するとスムーズに志望理由をひねり出せるはずです!
この志望動機や自己PRの作り方は、まだ誰も思いついていない(はず)!

長い前置きは置いておいて、単刀直入にご紹介します。
それは『 共起語検索 』というサービスです。
そもそも、共起語はブログの記事などを作成する際に、読者の理解度を向上させるためのものです。私自身、ブログ運営のために利用していました。
しかしある時、こんなことを思いつきました。

共起語ツール、志望動機に使えるかも!
これをきっかけに、志望動機や自己PRの作成に利用し始めました。
使い方については後ほどご説明しますので、まずは共起語とは何ぞやというところから説明します。
共起語とは?
そもそも『共起語』とはなんでしょうか?
この意味を正しく理解できなければ、ツールの威力が半減してしまいます。
大辞林では、次のように説明されていますので参考としてください。
きょう き 【共起】
複数の言語現象が同一の発話・文・文脈などの言語的環境において生起すること。「しとしと」は「雨が降る」とは共起するが、「雪が降る」とは共起しないといえる。アメリカの言語学者ハリス(Z. S. Harris 1909~1992)の用語。参考:『大辞林(第三版)』三省堂
いまいちイメージしにくいですが、要は、ある言葉を説明する時に用いられる言葉です。
例えば、あなたが誰かに『サッカー』というスポーツを説明するシーンを想像してみて下さい。
その時、『ゴール』『11人』『フォワード』『ディフェンス』などといった文言を使いながら、サッカーというスポーツについて説明することになるでしょう。つまり、これらの文言は『サッカー』の共起語になります。
しかし、『ラケット』『バット』『カレー』『猫』などはサッカーの説明に用いられることはないので、これらの言葉はサッカーの共起語ではありません。
つまり、特定の文言をうまく説明するために使用される、関連性の高い言葉のことを共起語といいます。
共起語をいかに利用するか
では、そろそろ本題に入ります。
この共起語を利用するメリットは、文章に深みが出るという点です。
例えば、あるIT企業の求人に応募することを想定します。そして、『企業理念』という言葉をテーマとして志望理由を書く場合を例にしてみます。
よくあるのは『私は貴社の企業理念に共感し・・・』などといった文章が考えられます。
でもこれって深みがなく薄っぺらい印象です。
こんなとき、先ほどの『 共起語検索 』というサービスを利用するとどうなるでしょうか。『企業理念』または『理念』などの言葉で共起語を検索してみると、次のような結果となりました。
文章がちょっと長くなったけど・・・
共起語を多めに拾ってみたので文章が長くなってしまいましたが、だいぶ具体的な内容になったのではないでしょうか。
上記の内容は私が2~3分で考えたものなので、推敲の余地はまだ残っているかもしれませんが、もしかしたら、志望動機よりも自己PRを作成する方がより大きな威力を発揮するかもしれません!
その業界の専門知識をお持ちの方であれば、より具体的かつ豊かな表現を思い付くこともできるはずです。
プラスアルファの深みを出すために大いに活用してみてはいかがでしょうか?
志望動機や自己PRの作り方。『共起語検索』はこう使え!
さて、色々と共起語の意味や実際の使い方などを説明しましたので、実際に『共起語検索』サービスの操作方法をご説明します!
上記のリンクからサイトに移動するとは次のような画面が表示されます。

とてもシンプルな画面ですね!
そして使い方も簡単。検索窓にキーワードを入力して検索ボタンを押すだけ。
たったこれだけの操作で共起語を教えてくれる素晴らしいサービスなのです!
まとめ

これが私が今までに志望動機や自己PRを作成する際に使ってきた方法です。
これですべてが解決するというわけではありませんが、応募書類の作成にかかる労力をかなり軽減してくれるものだと思います。
また、並み居る強力なライバルに差をつけることもできるのではないでしょうか。
ちなみに、私自身、少しの期間ではありますが、採用活動に携わったこともあります。
数多くの応募書類をチェックして感じたことは、しっかりした志望動機を書けている人はかなり少ないということです。封筒の宛名を間違えたり、修正テープを使う人もいるくらいですから(笑)。
志望動機などを作る際、他の応募者のレベルがとてつもなく高いような錯覚を覚えますが、実はそんなことはありません。
みんな結構、適当なので安心して下さい。
自信をもって、果敢に攻めていきましょう!
なお、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策などの記事はこちらです。あわせてご覧ください。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
コメント