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エクセルで図の背景を透明

エクセルで図や画像の背景を透明に!元SEが便利な裏技も紹介!

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こんな人に向けて書きました
  • エクセルで図や画像の背景を透明にしたい
  • 背景を透明にした画像ファイルを、エクセルから出力したい

知る人ぞ知るエクセルの隠れた機能、それは図や画像の背景の透明化です。

知っておくとかなり便利な方法なので、ぜひマスターしてみてください。

ちなみに…

今まで利用してきた画像編集ツールのなかで、一番使いやすかったのはCanva Proです。

有料プランになりますが、直感的な操作で背景画像を透明化できるので、費用対効果を考えると十分にアリです。

詳細は↓の記事からどうぞ。

記事作成:ヤットキ
  • 大手通信企業の元SE
  • Web業界歴10年のWeb解析士
  • Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
目 次

エクセルで図の背景を透明にする方法

エクセルで図や画像の背景を透明にする方法は2つあります(クリックで該当箇所にジャンプ)。

2つの機能を使い分ける基準は、輪郭の複雑さです。

たとえば、こんな風に判断してください。

  • 人物や風景のような複雑な輪郭→『背景の削除』
  • 直線などで構成される図形→『透明色を指定』

それでは、説明していきます。

複雑な背景を透明化:『背景の削除』機能を使う

複雑な形状の背景を透明化する場合は、『背景の削除』を使用しましょう。

今回はサンプルとして下のような画像の背景を透明にしてみました。

完成イメージはこんな感じです。

透明化前
透明化後

『背景の削除』の手順

それでは、実際の手順をご説明します。

STEP
エクセルを起動して画像を開く

エクセルを起動したら、挿入タブの『画』>『画像』を選択します。

STEP
画像をクリック

エクセル上で画像を開いたら、その画像を一回クリックして選択状態にしましょう。

すると、画像の上下左右に白い丸が表示されます。

STEP
背景の削除を選択

『書式』タブの中にある『背景の削除』を選択します。

STEP
背景の削除範囲を広げる

透明化の範囲を画面全体に広げると下のようになります。紫の部分が透明化される部分です。

STEP
透明にする部分や透明にしたくない部分を追加

STEP4の状態から、透明化の範囲をさらに追加していきます。『削除する領域としてマーク』ボタンを押してください。ーマークが表示されます。

また、透明にしたくない場所を指定するには、『保持する領域としてマーク』ボタンを押します。

STEP
変更を保持

STEP5で『削除する領域としてマーク』や『保持する領域としてマーク』を繰り返した後、『変更を保持』を押して反映しましょう。

STEP
完成!

以上で作業は完成です。細かい部分まで背景を透明にすることができました!

以上が『背景の削除』の手順です。

お疲れさまでした!

単純な背景を透明化:『透明色を指定』機能を使う方法

単純な形状の背景を透明化する場合は、『透明化を指定』を使用します。

今回はサンプルとして下のような画像の背景を透明にしてみました。

完成イメージはこんな感じです。

透明化前
透明化後

『透明色を指定』の手順

それでは、実際の手順をご説明します。

STEP
『透明色を指定』を選択

背景を透明にしたい画像を選択して、書式タブを開き、『色』>『透明色を指定』を選択します。

STEP
透明にしたい箇所をクリック

画像のなかの透明にしたい箇所をクリックします。

下の例では図形の真ん中をクリックしてますが、白い箇所ならどこでも構いません。

STEP
完成!

これで背景の透明化が完成です!

裏技:エクセルで図の背景を透明 → 画像として保存

さて、これまではエクセルで図や画像の背景を透明にする方法をお伝えしてきました。

せっかく作った画像なので、画像として保存することができれば、他の機会に流用できて便利ですね。

その裏技的方法をこっそりお伝えします!

例として、背景を透明にしたこの画像を保存してみます(PNG形式となります)。

画像を保存する手順

では説明していきます。

STEP
名前を付けて保存

透明化した画像を開いた状態で『ファイル』>『名前をつけて保存』を選択します。

STEP
ファイルの種類を選択

名前を付けて保存する際、『ファイルの種類』の中から『Webページ(*.htm,*html))』を選択します。ここが肝です!

STEP
発行ボタンを押す

STEP2で『Webページ(*.htm,*html))』を選択したら、保存先の場所を指定してから発行ボタンを押します。

するとこんなウィンドウが出ますので、ここでも『発行ボタン』を押します。

STEP
.filesフォルダを確認

保存先を見ると、『(保存した名前).files』というフォルダが作成されます。

STEP
完成!

STEP4のフォルダの中に2つ透明画像が保存されています。2つの違いはサイズです(.xmlファイルが捨てても構いません)。

お好みのサイズのファイルを使用するか、どちらかのファイルをリサイズしてください。

以上が裏技を駆使して画像の保存方法です。

うまく活用して作業のお役に立ててください!

番外編:『作成した図形の透過』機能

ここからは番外編です。

エクセルで作成した図形を透明にしたいときの方法です(背景ではなく、図形そのものを透明化します)。

ここでは、黄色の図を半透明にしてみました。完成イメージは以下のようになります。

透明化前
透明化後

それでは、実際の手順をご説明します。

STEP
図形を作成

エクセルで図形を作成します。

STEP
半透明にしたい図形を選択

この例では黄色を半透明にします。まず、黄色の図形を選択してください。

STEP
塗りつぶしの色を選択

書式タブの中の『図形の塗りつぶし』>『塗りつぶしの色(M)…』を押しましょう。

STEP
透過性の数値を指定

STEP3で『塗りつぶしの色(M)…』を選択すると、以下のような小窓が表示されます。

ここで透過性の数値を指定してください(0%:不透明、100%:透明)。

STEP
完成!

これで図形を透過させることができました。

まとめ)エクセルで図や画像の背景を透明にする方法

エクセルで図の背景や色を透明にすることができれば、表現力のあるプレゼン資料を作成することができます。

最初は少し手間に感じますが、慣れれば3分程でできますのでぜひマスターしてみてください!

とはいえ、ちょっと面倒だな感じる方には、Cnava Proがおすすめです。エクセルよりもかずっと簡単に透明化することができます。

税込月1,000円(年額払いの場合)ですが、60万枚以上のテンプレや7500万枚のイラスト・写真素材が使い放題なので、想像以上に満足度の高いサービスです。

詳細は↓の記事からどうぞ!

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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