就活生に捧ぐ。キャリア形成のススメ!!

私と親友の就活の違い

私は学生時代、化学系を専攻していました。

就職活動がスタートした私は、専攻分野を活かすために化粧品会社、食品会社、化学会社、製薬会社といった企業にエントリーを繰り返し、大手と言われる会社の説明会に毎週のように参加していました。

しかし運悪く、その頃は戦後最大と言われる就職氷河期の真っただ中。しばらくは内定が出ませんでした。

そこで私は、異業種である情報通信業界にも目を向けることにしたのです。

なぜ方向転換したかというと、当時はインターネット黎明期でWindows95が大きな話題となっており、この業界であれば比較的大手企業からの内定が出やすいと考えたからです。

(安易な考えですね、ハイ・・・)

そして、筆記試験や何回かの面接を経て、運よく某大手メーカーから内定をもらうことができ、迷うことなくそこに入社を決めました。

しかし、同じ研究室に所属していた親友二人は初志貫徹し、専攻分野を活かせる中小企業の研究職に入社していきました。

私の新社会人時代

社員寮に入った私は、朝7時半に寮を出て、タクシーで午前2時頃に帰宅する毎日です。

そこから夕食を簡単に済ませてから、洗濯して風呂に入ると時刻は3時。

それでも乗り切れたのは、給料もそれなりによかっただけでなく、上司も含めて人間関係が良好だったからでしょう。

しかし、無意識のうちに疲労とストレスが体に蓄積されていたようです。

自分でも気付かないうちに小さな円形脱毛症ができていました。

紆余曲折を経て私はその会社を約5年で退職し、複数の異なる職種をフラフラと経験した結果、今はインターネト業界で働いています。

結局、一周して元に戻ってきたという感じでしょうか。

この一貫性のないキャリアのおかげで、これまで随分と苦労してきました。
40歳を過ぎても半年以上ものあいだ無職だったこともあり、その間は知り合いの会社でアルバイトさせてもらいながら生計を立てていた時期もあります。

そのころの親友二人はというと、私と同じく2~3回ほど転職したそうですが、いずれの仕事もそれまでのキャリアを活かせるものだったそうです。

一人は日本最大手と言われる製薬会社、もう一人は医大の講師として頑張っています。

40代無職が就活学生さんに伝えたいこと

さて、本題はここからです。

親友たちは今、それぞれ国内最大手製薬会社の研究職と医大の講師として活躍しています。

もちろん、職業に貴賎はありませんが、社会的な地位が高いのは間違いありません。少なくとも私には、彼らの仕事は非常にクリエイティブで魅力的に見えます。

彼らはなぜこんな順調な人生を歩むことができたのでしょうか?

その答えはたった一つです。

職種の一貫性

 

それは、職種に一貫性があるかどうかということです。

つまりキャリアの経験値を積んできたかどうかということに尽きます。

私はなし。親友はあり。

会社選びをするときに、学生時代の専攻とは異なる職種を選択することはさほど大きな問題ではありません。

それよりも重要なのは職種、つまりキャリアに一貫性を持たせることです。

言われてみれば至極当然のことですが、結局のところ、30代半ばに差し掛かってきたあたりから仕事に大きく影響してくるのは、キャリアの経験値だけなのです。

人も羨む人生を親友たちが歩んでいるのは、その一貫性があったからだと私は思います。

彼らが当初からそれを明確に意識していたのかどうかは分かりませんが、結果的に一貫したキャリアを積んできたからこそ今に至っているのです。

結 論

同じキャリアならば、それまでの経験を活かして段階を踏んだステップアップを実現できると思います。
転職とは本来、そのために行うものではないでしょうか。

しかし、私の場合はこれまで何度かキャリアチェンジをしてきました。

一見するとカッコよく見えますが、その実情は、会社を変わるたびに経験値はゼロにリセットされることを意味します。どのキャリアも中途半端に終わってしまいました。

いわば、逃げの転職を繰り返してきたために随分と苦労しました。

結局、私は新卒で入社した情報通信業界が一番肌に合っていると考え、インターネット業界に舞い戻りました。

頭ではわかっていたものの、それが身に沁みて分かるようになるまで15年以上もかかってしまいました。

中年サラリーマンからの提案

これをご覧になっている転職活動中のみなさん、そして就職活動中の学生の皆さん、これからの人生設計をしっかり考えましょう!

人生設計と言っても、何十年も先のことでなくてもいいのです。

とりあえずは5年先まででよいのです。

自分が進むべき職種(キャリア)を決めましょう!職種に一貫性があれば異なる業界であってもよいのです。

今はそれを考える時間がタップリとあるので、人生設計をしっかりとたてるべきです。

一見、壮大で面倒くさい作業のように思えますが、実はこれが大いに役立ちます。

具体的には、履歴書の志望理由やエントリーシートを作文するときにその威力を発揮します

自分の将来を深く考えた分だけ文章に深みが増し、他のライバルより説得的な志望理由になるはずです。

そう考えると、ちょっとはやってみる価値がありそうでじゃないですか?

しかし、なかにはまだ、自分のキャリアを決めかねている人もいるかもしれません。

そんな時は候補を数点挙げて、説明会に参加してみるのもアリです。こういうときは遠慮せずどんどん参加してみるべきです。

どうせ無料なのですから。

そして、自分一人で考えるのではなく、信頼できる大人(できれば大きな挫折経験を持つ人)にアドバイスを求めることを強くおすすめします。

それは身内でなくても、民間企業に勤務経験のある大学の先生でもよいです(教授ではなくとも、准教授、講師、助教でもOK)。

こうした情報を本/テレビ/ネットだけから収集しようとする人もいますが、それはあまり得策ではありません。

なぜなら、本/テレビ/ネットは活字や映像を通じた一方通行の情報なので、いまいちピンと来ないからです。

予備知識をインプットするためのツールとしてはとても優秀ですが、それだけでは自分のなかで十分に消化できない可能性が高いのです。

その一方、実際に人に会って面と向かって相談するのはとても効果的です。

目の前にいる人と双方向で対話すると、活字や映像から知識を吸収するよりも、そのアドバイスが自分の中に入ってきます。

だからこそ、自分が信頼している人から生の声を聞いてみましょう。

相談を持ち掛けられて嫌な顔をする人はいないはずです。
それどころか、頼りにされることが嬉しくて、親身になって話をしてくれるはず。

もちろん、そのアドバイスとおりに行動する必要はありません。
その話を聞いたうえで、取捨選択すればいいのです。

判断基準は?

では、なにを選択して、どれを捨てればよいのか?
この判断基準が一番知りたいところでしょう。

私の経験からすればズバリ、『ワクワク感』です。

そのキャリアを積んだ自分を想像してみてください。漠然としたイメージで構いません。

そのキャリアを活用して仕事することにワクワクするような高揚感を覚えれば、そのキャリアを選択肢の一つにすべきです。

努力が実れば、そこからは猪突猛進あるのみです。

ここまでくれば、その先何があってもブレない人生を送れることでしょう。

私はこれをしてこなかったがために、散々苦労してきました。

あなたはどうか私のようにならないよう、だまされたと思ってぜひ、実行してみて下さい。

将来にとって必ずプラスになりますよ!

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